一部の非科学的な脱マスク派に押された政府が、
「5類化」の前に、卒業式入学式にマスクを取らせようとしている。
厚労省専門家は、どちらとも取れるような曖昧な物言いで逃げている。
無責任政府やだらしないマスコミに物言う島根県知事が、吠えていないか?
定例記者会見をチェックしてみたら、やっぱり、きっちり批判し指摘していた。
「卒業式にマスク外す?
公立高校の卒業式は、国公立大学の二次試験の前だぞ!」と。
5類化によって、感染者も隔離しない。感染者数も死亡者数も見えなくなる。
暗闇の世界に入る。
かつてないほど不気味な状況には違いない。
そんな時に、不届きながら、丸山達也知事の”ボヤキ漫談”のような記者会見を実は密かに楽しみにしている。
ボケを嬲っていやらしい笑いを押し付けてくる、そこらの人気芸人様よりも、数段おもしろい。
丸山知事は、全国都道府県中コロナ対策の優秀県のなかの優秀県の知事だが、
全国都道府県の中でも政府への批判も含め最もストレートな発言が多い。
独特のオールバック、強面の風貌で、”すいません”と言いながら、かなり思い切ったことを言い放つ。
実直さと強かさ、不思議な愛嬌が入り混じったあの感じが、可笑しい。
まあ、諄いっちゃ諄いし、訥々とした話ぶりで口下手かと思うとどんどんテンションが上がっていくあの感じ。
明らかに自分の子供くらいの年齢の若手記者を前にして、メディアのていたらくを嘆き叱り飛ばす。
その叱咤激励には「頑張ってくれよ」という願いとある種の愛情が滲んでいて、緊張感は漂うが殺伐とはしない。
特にコロナ対策では、政府も専門家も、不作為と欺瞞だらけでげんなりだが、
丸山知事の話は、真っ当で、我が意を得たりと思うことが多い。
さすがは元お役人、文書を読み込み、政策の構造や進め方の不備を的確に指摘していて、文字起こししてみると、理路整然としつつ刺激的だ。
島根県知事 定例記者会見ー令和5年2月8日(水)
18:39〜コロナワクチンについて
「5類にしたら、コロナが無くなるって、
本末転倒な発想になってるんじゃないかという気がしますけど。」
「ワクチンをこれだけ頻度高く打って、いろんな対策を講じても尚、
1月中に、500人とかっていう人が亡くなっていったっていうことを
事実として受け止めてないんでしょうね。…まあ、危険な対応ではないかと。
我々からすると、身を守る道具をどんどん奪っていくような対応を
こんなにまとめてやって、大丈夫なんですか?
本当に決めている人たちは責任取れるんですか?
役人は責任取らないからね。専門家に了解を取ったからって言って、
移動になったりするけど。
(省略)誰も責任取らないよ。
誰が決めたかなんて分からないんだから。みんなで決めたんだ。」
「そもそもが5類化を5月8日にするって決めた時に、
ワクチンをどうするのか、公費医療をどうするのかとか、
そういう諸々の懸念事項に対して、
5類化っていうのは、基本的に感染拡大要素なんだから。
感染拡大要素っていうことは、一定割合で亡くなるんだから、
死亡増加要素なわけ。
それをするってことに対して、
そういう懸念が現実化しないようにこういう事を経過措置として
一定期間やりますとかってことが何も示されなかった。
段階的にやっていきますって書いてあるだけで、
後ズレでこんなことがポロポロ出てきて。
本当は5類化の時にセットで決めておかなきゃいけないことが、
5類化が決まって。後からこういう酷い内容が出てくるって、
なんか、ぼったくりバーみたいだ。」
「私は一国民として見ると、今回のワクチンの対応なんて、
えぇ!!そんなことするの⁈
厚生労働省の事務方の案なんでしょうけど…。うん。
本当にみんなが病院にかかれるかどうかも分からないんですよ。5類化で。
発熱外来をお金をつけてやってて、診療報酬も引き上げて、
いろんなお金を出しても尚、やってくれなかったところが相当ある中で、
発熱外来よりも広がるっていう、幻想の元に、5類化が進んでますけど、
マスメディアの皆さんも全然真面目に書かないから、
誰が保障しているのか、私は聞いてみたいけど。
なんで特別なお金を配ってできなかったところが、
特別なお金を配らなくてできるようになるのか。」
「過去最大の死者が出てるっていう客観的事実を
忘れている対応だと思いますけど、多分、忘れようとしてるんでしょうね。
5類化っていうのは、多分、経過措置なしに実施されそうなものって、
大きく二つあって、一つは隔離措置ですよね。
入院とか自宅待機をしてもらうってこと。それを失くす。
だから、感染者が日常生活の中におられるってことを前提とする社会にしていく。
これが一つ。
もう一つ経過措置がないのは、定点観測になりますから、
死者数は日々、集計しません。死者が増えても分からない。
死者が増えて分かるのは人口動態調査っていう厚労省の統計数値の
暫定版と確定版、かなんか2回に別れるのかな。
正確な確定版は一年後にしか出てこない。
ですから死者数が分からない段階に入っていく。
だからどれだけ感染が拡大しているかってこと、
どれだけ死者が出ているかってことが
分からない世界に入っていくっていうことは、
決まっているんだけど、どういう医療が受けられるのか?
どれぐらい公費被診を受けられるのか?
どれぐらいワクチン接種が受けられるのか?
ってことはまあ朧げながら出してますけど、全部後決めなわけですね。
「私からすると、そんな指摘もできないマスメディアが揃ってるってことですよ。
皆さん方の東京本社の皆さんはそんな指摘すらできないわけです。
要するにリスク要因だけ決めて、そのリスクをカバーする措置を決めずに
ものを決めてるっていう政府の対応を疑問視する姿勢がないからね全く。
だからマスメディアの皆さんも政府と同じ姿勢ですよね。東京の皆さんは。
だから死者が見えない世界に入っていくんですよ。
日本全体でどれくらいの死者が出ているかっていう、
そういう感染状況も分からない。定点観測の数字しか分からない。
直近1週間、直近1ヶ月の死者数も分からない。
そういう世界に入っていく。」
「感染力が落ちているわけではないし、
おそらく病原性が変わっているわけではないので、
ある意味暗闇の世界に入っていくっていう感じが正しいと思いますね。
暗闇。見えない。定点観測だから。
感染者数も正確に分からない。死者数が分からない。
普通は、暗闇の中をライトを点けずに車を走らせているという感じがするので、
スピードを落として運転しなきゃいけない。
そんななんだけど、60キロとか70キロで走ろうとしているっていう
怖さを感じて、私は、5類化っていうのは基本的には、
足元の感染状況も分かりにくくなるし、
感染してる方が基本的に行動ができるということになりますから、
日本社会、死者が増える方向に働くインパクトがあながら、
死者数も分からなくなるという意味で、
慎重に進めなきゃいけないことだと思っていて、
その慎重さがちょっと足りないじゃないか。
ワクチンの回数が秋冬で一回切るというのが本当なのであれば、
そんな怖いことするんですか?という感じですね。」
1:10:15 〜コロナ「卒業式でマスクを外す」件
「私は、5類化との兼ね合いで言うと、5類化に合わせて、
マスク着用について”着用しなくていいよ”っていう方向で、
行政として舵を切ることは、慎重であるべきだと思ってます。
なぜならば5類化自体がまだ中身も固まっていない。
ワクチン接種がこんなになるなんて皆んな知ってました?
知ってましたか?5類化になった時に。
こんなことになるなんて予想してました?
どんなことになるか分からないのに、
公費負担の継続って言ったって、もしかしたら50%、
自己負担の半分負担とかで、全額公費じゃないかもしれませんよ。
こんな状態だったら。何が出てくるか分かんないわけだから。」
「基本的に感染が拡大。拡大しかねないモード。
なぜならば行動制限がなくなる。
飲食の行動制限じゃないですよ。
感染した人が家にいてくださいねとか、動かないでくださいね、
という行動制限がなくなる。
感染拡大要素ってことは、感染の一定割合の方が亡くなるわけですから、
死者が増加するモード。
で、尚且つ、その状況がタイムリーに分からなくなる。
感染状況が分からないってことになる。
っていうことを考えると、5類化というのは、
”ああ、よかったよかった”という話というよりは、
上手くやらないと、死亡者がすごく増えちゃう。
知らないうちに救急が逼迫してて、
どこにも入院できないというふうになってたり、
誰もマスコミは報道してくれないけど、
自分が怪我したら、どこにも入れなかったとか。
胸が痛くなって心不全を起こしたらどこも受け入れてくれなかったって、
家族や自分が亡くなるかもしれないっていう、
そういうことなわけですよ。
マスコミが取材しに行こうとしたって、
今感染悪大しているかどうか分からないから、
今取材に行くタイミングかどうかも分からないんですよ。」
「そういう…慎重に進めなきゃいけないのが5類であって、
上手く進めなきゃいけないのが5類化であって、
それが上手く処理できた後に、
マスクの緩和をできるのかできないのか?
やっていいのかどうか?
ってことを段階を踏んでやらないといけないと思います。」
「よく世の中で言われる、自助、共助、公助ってあるでしょ。
5類化っていうのは、基本的に、公助を弱めるってことなんですよ。
行政の役割を減らすってことでしょ。
それは財政支出という意味でも、規制という意味でも。
行政の出番が減るっていうことなんです。
ですから、公助が縮小するんですよ。」
「で、マスクを付けるというのは、
自分の感染を防ぐという意味では、自助。
他の人にうつさないという意味では、共助ですよ。
公助を弱めるときに、自助、共助まで弱めるって、
一緒にやる?
やる必要ないんじゃないかと。
公助を弱めるっていうことが問題なくできるかどうかっていうことは、
これは一大事業だと思うんです。5類化っていうのは。
皆んな軽く考えてますけど。
これをちゃんと実現した上で、その状況を見て、5類化の状況を見てから、
共助とか自助みたいなところをどう緩めていくか?」
「今の状況だと、”冬の吹雪の中に、家から出ていけ!”
”出て行きますよ”
”もう2類じゃないですよ、5類ですよ”っていうのは、
家の中から外に出ていくようなもんなんです。
寒空に出ていくようなもんなんです。
そんな時に、コートまで脱いだり、ジャケット脱いだるするのを
一緒にやろうとしているようなもんなんだと私は思うんです。
一つ一つ、やればいいと思う。
どっちも重要なツールですよ。」
「マスクで相当、感染を防いできたのは間違いないでしょう。
マスクに効果がないという人がいるけど、
私はそういう人の言うことは、全然聞く必要ないと思う。
だって、コロナが出る前から、
手術室ではオペに関わる人は皆んなマスクしてますよね。
自分が患者に感染させない、自分が感染しない、って言うことで、
効果があるからやってるんでしょ。
医療のプロの人たちがやってることなんだから。効果がないわけがない。
それが100%感染を防げるわけではないってこと、それは事実でしょう。
でもこれは確率論だから。100か0かの話じゃないので。
20%でも30%でも減らせれば、
これは公衆衛生上は十分な効果があるでしょう。
だってマスクをしている人、私から次の人、次の人、次の人…と、
0.7掛けでリスクが減っていくんですよ。伝搬する経路を考えると。
0.7の10乗とかになるわけ。累乗だから。
私があなたに移す確率は0.7% 70%減って、
その次の人は、0.7× 0.7で0.49 で半分に減るんですよ。
十分な効果でしょう。
「マスクに効果がないとか意味がないとか言っている人の話ってのは、
もう採用すべきじゃないと思う。 聞くに値しないと思う。
もう、その瞬間に私はその人の言うことは聞かない。
聞く必要がなくなる。
これを誰かが報道してくれると、
”そんなこと言って、お前、マスクしてねぇじゃねーか”って、
叩かれるんだけど。まあ、距離取ってるからね。
マスクに効果があるから、医療従事者もやっているし、
そんなものに効果がないと言っている人の言うことなんか、
聞いちゃダメだと。 科学でやってるんだから。」
「だから、マスクに効果はあるし、
効果があるものを、止めるかどうかを決めようとしてるわけ。
で、私からすると、学校、卒業式の話もそうですけど。
あの…”自分は感染しても良い”というのは自由です。
”罹っても軽症なんだから感染しても良いんだ”と思う人がおられて、
それは自由だと思いますよ。
ただ、”風邪やインフルエンザと同じだとしても自分は罹りたくない”
と思う人だっているわけですよ。
”風邪やインフルエンザと同じだとしても”
…私は公衆衛生乗の影響は違うと思うけど。
ミクロではあまり変わらない、それが事実だとして、
”だから感染しても良い”と思う人がいるのは分かる。
でも、”感染したくない”と思う人だっている。
どっちに合わせるかですよ。
”自分は感染しても良いからマスクなんかしない”それは自由だけど。
自分が人に移すリスクがあるんですよ。
”自分が感染しても良い、だからマスクしない”と思うことは、
構わないけど…それは論理的だけど。
でも、”人に移しても構わない”と思うのも自由だけど、
それを周りの人が許容しなきゃいけないという義務はないでしょう。
だから、”自分が感染しても良いからマスク付けない”のは、
俺の自由だと言うのは、半分しか当たっていない。
要するに、「自助」の世界を、自分がどう設定するかは自分の自由だと。
それは分かる。
でも、「共助」の役割も担っているから。
”人に感染させない”という役割も担っているんだから、
それを「しない」って言う人を周りがどう評価するか?
自助をちゃんとしようとしている人からすると、
”移しても構わないと思っている人と同じ空間にいたくない”
って言うんだって、それも個人の選択でしょ。」
「だから個人の判断に任せたら、
卒業式、みんな出たいよね。
だけど卒業式は、国公立に二次試験の前に設定されてますよ。
そんなところで感染なんかしたくないでしょう、誰も。
風邪やインフルエンザと同じだと言ったところで
受験生は誰も鼻水垂らして熱出して
二次試験を受けたいなんて誰も思わないでしょうが。
(マスク着脱が)自由だとなったら、
着けてこない人がいるかもしれないところに、
出てきたくないと思う人だっているよ。ねぇ。
だって二次試験が控えてるのに、隣の人がマスクをしてないかもしれないのに、
出て行かなきゃいけないのか。
出席したくないという人が出てくるかもしれないですよ。
マスクを外したら喜ぶなんて思ってる人たちが言ってるんだろうけど、
マスクを外してもらったら不安だっていう人だっているんだから。
少なくても島根県の公立高校の卒業式は、3月1日とかですよ。
だから国公立大学の試験の前にある。」
「結論は、私は権限がないので、県教育委員会、市町村教育委員会が、
子どもさんのために何が一番いいかと、
一部の人じゃなくて、全体を見てですよ、
全体を見て一番いいやり方でやるべきだと。
正直言って、今の状況見てると、文部科学省の通知が変わったからと言って、
あんまり気にしなくていいと思う。
子供のをことを多面的に考えて、ちゃんと判断できるのが学校現場でしょうね」
「着けたくない人に着けてもらわないといけないけれど、
外してもらうとそういう問題が起きるので、
まあ、正直言って着けるくらい大したことないじゃないですか。
外したら病気になるかもしれないんだから、
病気になるかもしれない話と、着けたくないっていう願望と
どっちを重視するかといったら、
病気になりたくないって願望を重視するのが普通だと私は思うけど、
県教育委員会が判断すること。
私は、新聞報道で流れてくる議論が、
”子供にマスクを外させてあげるってことが子供さんのためだ”ってことが
表面ツラで議論されてるんだとすると、それは間違ってると思う」
「一方的な見方で、一方的な議論が進んでいる感じが、
文部科学省から発信される情報を見るとするので、
文部科学省でこんな見当をしているという話を聞くとね。
私は、とにかく参加する人の立場に立って考えてみなさいと。
そんな、自由ですよ、って言って、
マスクしてない人が一杯いたら、出たくない。
そんなところで感染して、受験に望むなんて真っ平ごめんだと。
私ならそうするね。出ないことも考えるよ、そんなもの。
ご自由にしてくださいなんて言われたらさ、
ご自由になっている場所に出なきゃいけないのか。
慎重な人は行かないと思いますよ。卒業式に。
そんな場所にしたいのかと。もうちょっと具体的に考えてみろと。
親の立場とか、子供の立場になって。
外してあげたら、親が喜ぶとか、子供が喜ぶって、
一部の人の感性でもの事決めてるんじゃないか。
だから、マスク外すって言っても、外す人はそんなにいないでしょ。」
「だって日本人は衛生観念が高いんだから。
欧米人より衛生観念が高いだけで、
なんで低い方に合わせなきゃいけないのかってこと。
衛生観念が高くて感染症を抑えてきてるというアドバンテージを
なんのために衛生観念の低い他国に合わせるのか。
なぜ国民性という意味でのアドバンテージを
わざわざ捨て去るのかってのが私は分からない。」
「文部科学省の通知がどんな通知が出ようが、
子供のことを第一に考えて皆が出れる卒業式にしてもらうということを
優先して考えてもらうのがいいんじゃないかなというふうに思います。
着けない人は着けなくても良いということになったら、
受験前の卒業生は出席を控える可能性がありますよ。
でも、出席を控えなくて感染したら、裁判になるかもしらんよ。
その時は、国家賠償訴訟で文科省を訴えてほしいよ。
人の一生に関わるんだよ。
マスクを外させてあげたら、
みんな喜ぶんじゃないかっていう単純な話じゃないていうことを踏まえて。
文部科学省さんがそんなことを聞いてくれるかどうか分かりませんけど、
そんなことを考えてくれないガイドラインになったら、
学校の先生と教育委員会が卒業生のためになるように、
何がベストかってことを踏まえて具体的な現場感覚で判断してもらうと。
だって、文部科学省に現場感覚なんかないんだから。
通知をいっぺん出したら終わりだ。彼らは。
なんの責任も取らないだろう。どうせ。そこで感染が広がったって。」
「吹雪の中でコートを脱ごうとしている」と知事
「5類」移行と卒業式のマスク未着用、同時に進める政府姿勢を批判
2/8(水) 20:02配信 山陰中央新報
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c59f028da538bb6b8605dbce83e617ca5c32a50
島根県の丸山達也知事が8日、新型コロナウイルス感染症の法的位置づけの「5類」への移行と、学校の卒業式や入学式でのマスク未着用の容認を同時に進めようとする政府の姿勢について「吹雪の中でコートを脱ごうとしている」と批判し、議論の慎重さを欠いているとの認識を示した。
丸山知事は会見で「マスクを着けるというのは自助であり、共助だ」と主張。感染症法上の位置づけが5月8日から引き下がり、感染者の外出制限などがなくなる点を踏まえつつ「ただでさえ公助を弱めるのに、自助や共助も弱める必要はない」と述べた。
その上で、国公立大の2次試験の前に卒業式を行う県立高校が多いとして「慎重な人は行かないと思うし、卒業式をそんな場にしたいのか」とけん制した。
政府が4月以降、次回のワクチン接種の時期が全世代で秋冬となるよう検討している点にも触れ、冬期に広がる季節性インフルエンザと通年で拡大するコロナの特性の違いを強調。「過去最大の死者が出ている事実を忘れようとしている対応だ」と突き放した。
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【新型コロナ】卒業式や入学式“マスクなし”も考慮 厚労省・専門家会議 2023/02/08
新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省の専門家会議は、卒業式や入学式のマスクについて、「感染の流行が落ち着いた地域では、着用しなくてもよいとすることも考慮されうる」などとする見解を示しました。
専門家会議は、新型コロナの感染者数はすべての都道府県で前の週を下回り、全国的な減少傾向が継続していると報告しました。
会議では、卒業式や入学式でのマスク着用についての専門家の見解として「学校でのマスク着用は感染リスクを減らす効果が報告されている」とする一方で、「一生に一度の行事である卒業式や入学式の式典では、マスクを外して参加したいという気持ちも理解できる」と指摘。「感染の流行が落ち着いた状況では、参列者がマスクを着用しなくてもよいこととすることも考慮されうる」との考えを示しました。
ただ、配慮すべきこととして、体調に不安がある人は参加を控えること、参列者同士の距離をあけること、十分な換気をすること、近くで会話しないことなどとしています。
会議では「個人の判断も重要だが、一定の集団での合意形成をすることも重要」として、生徒や教員、保護者などで話し合うことも大事だとの意見も出たということです。
(2023年2月8日放送)
厚労省専門家会合がマスクの有効性を報告
2/9(木) 8:43配信
テレビ朝日系(ANN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2290446b12ce26293dab8bd3b60bccfa9d63afb
新型コロナの「5類」引き下げに伴い、マスクの扱いについて議論が進むなか、厚生労働省の専門家会合でマスクの有効性に関する調査報告が示されました。
8日に厚労省で開かれた専門家会合では、専門家有志らによるマスク着用の有効性に関する調査報告が示されました。
そのなかで、アメリカでの研究ではマスクの着用者が10%増加すると、そうでない場合と比較しておよそ3.5倍流行を制御しやすくなると推定されたということです。
また、世界6大陸での着用状況などの分析では、公共の場でのマスク着用は1人の感染者が平均何人に感染させるかを示す実効再生産数をおおむね19%下げることに貢献したとの研究も示されました。
専門家会合の脇田座長は「マスク着脱について個人の判断に委ねるうえでもそれに役立つエビデンスを示していくことが専門家の役割」としています。
「5類化」の前に、卒業式入学式にマスクを取らせようとしている。
厚労省専門家は、どちらとも取れるような曖昧な物言いで逃げている。
無責任政府やだらしないマスコミに物言う島根県知事が、吠えていないか?
定例記者会見をチェックしてみたら、やっぱり、きっちり批判し指摘していた。
「卒業式にマスク外す?
公立高校の卒業式は、国公立大学の二次試験の前だぞ!」と。
5類化によって、感染者も隔離しない。感染者数も死亡者数も見えなくなる。
暗闇の世界に入る。
かつてないほど不気味な状況には違いない。
そんな時に、不届きながら、丸山達也知事の”ボヤキ漫談”のような記者会見を実は密かに楽しみにしている。
ボケを嬲っていやらしい笑いを押し付けてくる、そこらの人気芸人様よりも、数段おもしろい。
丸山知事は、全国都道府県中コロナ対策の優秀県のなかの優秀県の知事だが、
全国都道府県の中でも政府への批判も含め最もストレートな発言が多い。
独特のオールバック、強面の風貌で、”すいません”と言いながら、かなり思い切ったことを言い放つ。
実直さと強かさ、不思議な愛嬌が入り混じったあの感じが、可笑しい。
まあ、諄いっちゃ諄いし、訥々とした話ぶりで口下手かと思うとどんどんテンションが上がっていくあの感じ。
明らかに自分の子供くらいの年齢の若手記者を前にして、メディアのていたらくを嘆き叱り飛ばす。
その叱咤激励には「頑張ってくれよ」という願いとある種の愛情が滲んでいて、緊張感は漂うが殺伐とはしない。
特にコロナ対策では、政府も専門家も、不作為と欺瞞だらけでげんなりだが、
丸山知事の話は、真っ当で、我が意を得たりと思うことが多い。
さすがは元お役人、文書を読み込み、政策の構造や進め方の不備を的確に指摘していて、文字起こししてみると、理路整然としつつ刺激的だ。
島根県知事 定例記者会見ー令和5年2月8日(水)
18:39〜コロナワクチンについて
「5類にしたら、コロナが無くなるって、
本末転倒な発想になってるんじゃないかという気がしますけど。」
「ワクチンをこれだけ頻度高く打って、いろんな対策を講じても尚、
1月中に、500人とかっていう人が亡くなっていったっていうことを
事実として受け止めてないんでしょうね。…まあ、危険な対応ではないかと。
我々からすると、身を守る道具をどんどん奪っていくような対応を
こんなにまとめてやって、大丈夫なんですか?
本当に決めている人たちは責任取れるんですか?
役人は責任取らないからね。専門家に了解を取ったからって言って、
移動になったりするけど。
(省略)誰も責任取らないよ。
誰が決めたかなんて分からないんだから。みんなで決めたんだ。」
「そもそもが5類化を5月8日にするって決めた時に、
ワクチンをどうするのか、公費医療をどうするのかとか、
そういう諸々の懸念事項に対して、
5類化っていうのは、基本的に感染拡大要素なんだから。
感染拡大要素っていうことは、一定割合で亡くなるんだから、
死亡増加要素なわけ。
それをするってことに対して、
そういう懸念が現実化しないようにこういう事を経過措置として
一定期間やりますとかってことが何も示されなかった。
段階的にやっていきますって書いてあるだけで、
後ズレでこんなことがポロポロ出てきて。
本当は5類化の時にセットで決めておかなきゃいけないことが、
5類化が決まって。後からこういう酷い内容が出てくるって、
なんか、ぼったくりバーみたいだ。」
「私は一国民として見ると、今回のワクチンの対応なんて、
えぇ!!そんなことするの⁈
厚生労働省の事務方の案なんでしょうけど…。うん。
本当にみんなが病院にかかれるかどうかも分からないんですよ。5類化で。
発熱外来をお金をつけてやってて、診療報酬も引き上げて、
いろんなお金を出しても尚、やってくれなかったところが相当ある中で、
発熱外来よりも広がるっていう、幻想の元に、5類化が進んでますけど、
マスメディアの皆さんも全然真面目に書かないから、
誰が保障しているのか、私は聞いてみたいけど。
なんで特別なお金を配ってできなかったところが、
特別なお金を配らなくてできるようになるのか。」
「過去最大の死者が出てるっていう客観的事実を
忘れている対応だと思いますけど、多分、忘れようとしてるんでしょうね。
5類化っていうのは、多分、経過措置なしに実施されそうなものって、
大きく二つあって、一つは隔離措置ですよね。
入院とか自宅待機をしてもらうってこと。それを失くす。
だから、感染者が日常生活の中におられるってことを前提とする社会にしていく。
これが一つ。
もう一つ経過措置がないのは、定点観測になりますから、
死者数は日々、集計しません。死者が増えても分からない。
死者が増えて分かるのは人口動態調査っていう厚労省の統計数値の
暫定版と確定版、かなんか2回に別れるのかな。
正確な確定版は一年後にしか出てこない。
ですから死者数が分からない段階に入っていく。
だからどれだけ感染が拡大しているかってこと、
どれだけ死者が出ているかってことが
分からない世界に入っていくっていうことは、
決まっているんだけど、どういう医療が受けられるのか?
どれぐらい公費被診を受けられるのか?
どれぐらいワクチン接種が受けられるのか?
ってことはまあ朧げながら出してますけど、全部後決めなわけですね。
「私からすると、そんな指摘もできないマスメディアが揃ってるってことですよ。
皆さん方の東京本社の皆さんはそんな指摘すらできないわけです。
要するにリスク要因だけ決めて、そのリスクをカバーする措置を決めずに
ものを決めてるっていう政府の対応を疑問視する姿勢がないからね全く。
だからマスメディアの皆さんも政府と同じ姿勢ですよね。東京の皆さんは。
だから死者が見えない世界に入っていくんですよ。
日本全体でどれくらいの死者が出ているかっていう、
そういう感染状況も分からない。定点観測の数字しか分からない。
直近1週間、直近1ヶ月の死者数も分からない。
そういう世界に入っていく。」
「感染力が落ちているわけではないし、
おそらく病原性が変わっているわけではないので、
ある意味暗闇の世界に入っていくっていう感じが正しいと思いますね。
暗闇。見えない。定点観測だから。
感染者数も正確に分からない。死者数が分からない。
普通は、暗闇の中をライトを点けずに車を走らせているという感じがするので、
スピードを落として運転しなきゃいけない。
そんななんだけど、60キロとか70キロで走ろうとしているっていう
怖さを感じて、私は、5類化っていうのは基本的には、
足元の感染状況も分かりにくくなるし、
感染してる方が基本的に行動ができるということになりますから、
日本社会、死者が増える方向に働くインパクトがあながら、
死者数も分からなくなるという意味で、
慎重に進めなきゃいけないことだと思っていて、
その慎重さがちょっと足りないじゃないか。
ワクチンの回数が秋冬で一回切るというのが本当なのであれば、
そんな怖いことするんですか?という感じですね。」
1:10:15 〜コロナ「卒業式でマスクを外す」件
「私は、5類化との兼ね合いで言うと、5類化に合わせて、
マスク着用について”着用しなくていいよ”っていう方向で、
行政として舵を切ることは、慎重であるべきだと思ってます。
なぜならば5類化自体がまだ中身も固まっていない。
ワクチン接種がこんなになるなんて皆んな知ってました?
知ってましたか?5類化になった時に。
こんなことになるなんて予想してました?
どんなことになるか分からないのに、
公費負担の継続って言ったって、もしかしたら50%、
自己負担の半分負担とかで、全額公費じゃないかもしれませんよ。
こんな状態だったら。何が出てくるか分かんないわけだから。」
「基本的に感染が拡大。拡大しかねないモード。
なぜならば行動制限がなくなる。
飲食の行動制限じゃないですよ。
感染した人が家にいてくださいねとか、動かないでくださいね、
という行動制限がなくなる。
感染拡大要素ってことは、感染の一定割合の方が亡くなるわけですから、
死者が増加するモード。
で、尚且つ、その状況がタイムリーに分からなくなる。
感染状況が分からないってことになる。
っていうことを考えると、5類化というのは、
”ああ、よかったよかった”という話というよりは、
上手くやらないと、死亡者がすごく増えちゃう。
知らないうちに救急が逼迫してて、
どこにも入院できないというふうになってたり、
誰もマスコミは報道してくれないけど、
自分が怪我したら、どこにも入れなかったとか。
胸が痛くなって心不全を起こしたらどこも受け入れてくれなかったって、
家族や自分が亡くなるかもしれないっていう、
そういうことなわけですよ。
マスコミが取材しに行こうとしたって、
今感染悪大しているかどうか分からないから、
今取材に行くタイミングかどうかも分からないんですよ。」
「そういう…慎重に進めなきゃいけないのが5類であって、
上手く進めなきゃいけないのが5類化であって、
それが上手く処理できた後に、
マスクの緩和をできるのかできないのか?
やっていいのかどうか?
ってことを段階を踏んでやらないといけないと思います。」
「よく世の中で言われる、自助、共助、公助ってあるでしょ。
5類化っていうのは、基本的に、公助を弱めるってことなんですよ。
行政の役割を減らすってことでしょ。
それは財政支出という意味でも、規制という意味でも。
行政の出番が減るっていうことなんです。
ですから、公助が縮小するんですよ。」
「で、マスクを付けるというのは、
自分の感染を防ぐという意味では、自助。
他の人にうつさないという意味では、共助ですよ。
公助を弱めるときに、自助、共助まで弱めるって、
一緒にやる?
やる必要ないんじゃないかと。
公助を弱めるっていうことが問題なくできるかどうかっていうことは、
これは一大事業だと思うんです。5類化っていうのは。
皆んな軽く考えてますけど。
これをちゃんと実現した上で、その状況を見て、5類化の状況を見てから、
共助とか自助みたいなところをどう緩めていくか?」
「今の状況だと、”冬の吹雪の中に、家から出ていけ!”
”出て行きますよ”
”もう2類じゃないですよ、5類ですよ”っていうのは、
家の中から外に出ていくようなもんなんです。
寒空に出ていくようなもんなんです。
そんな時に、コートまで脱いだり、ジャケット脱いだるするのを
一緒にやろうとしているようなもんなんだと私は思うんです。
一つ一つ、やればいいと思う。
どっちも重要なツールですよ。」
「マスクで相当、感染を防いできたのは間違いないでしょう。
マスクに効果がないという人がいるけど、
私はそういう人の言うことは、全然聞く必要ないと思う。
だって、コロナが出る前から、
手術室ではオペに関わる人は皆んなマスクしてますよね。
自分が患者に感染させない、自分が感染しない、って言うことで、
効果があるからやってるんでしょ。
医療のプロの人たちがやってることなんだから。効果がないわけがない。
それが100%感染を防げるわけではないってこと、それは事実でしょう。
でもこれは確率論だから。100か0かの話じゃないので。
20%でも30%でも減らせれば、
これは公衆衛生上は十分な効果があるでしょう。
だってマスクをしている人、私から次の人、次の人、次の人…と、
0.7掛けでリスクが減っていくんですよ。伝搬する経路を考えると。
0.7の10乗とかになるわけ。累乗だから。
私があなたに移す確率は0.7% 70%減って、
その次の人は、0.7× 0.7で0.49 で半分に減るんですよ。
十分な効果でしょう。
「マスクに効果がないとか意味がないとか言っている人の話ってのは、
もう採用すべきじゃないと思う。 聞くに値しないと思う。
もう、その瞬間に私はその人の言うことは聞かない。
聞く必要がなくなる。
これを誰かが報道してくれると、
”そんなこと言って、お前、マスクしてねぇじゃねーか”って、
叩かれるんだけど。まあ、距離取ってるからね。
マスクに効果があるから、医療従事者もやっているし、
そんなものに効果がないと言っている人の言うことなんか、
聞いちゃダメだと。 科学でやってるんだから。」
「だから、マスクに効果はあるし、
効果があるものを、止めるかどうかを決めようとしてるわけ。
で、私からすると、学校、卒業式の話もそうですけど。
あの…”自分は感染しても良い”というのは自由です。
”罹っても軽症なんだから感染しても良いんだ”と思う人がおられて、
それは自由だと思いますよ。
ただ、”風邪やインフルエンザと同じだとしても自分は罹りたくない”
と思う人だっているわけですよ。
”風邪やインフルエンザと同じだとしても”
…私は公衆衛生乗の影響は違うと思うけど。
ミクロではあまり変わらない、それが事実だとして、
”だから感染しても良い”と思う人がいるのは分かる。
でも、”感染したくない”と思う人だっている。
どっちに合わせるかですよ。
”自分は感染しても良いからマスクなんかしない”それは自由だけど。
自分が人に移すリスクがあるんですよ。
”自分が感染しても良い、だからマスクしない”と思うことは、
構わないけど…それは論理的だけど。
でも、”人に移しても構わない”と思うのも自由だけど、
それを周りの人が許容しなきゃいけないという義務はないでしょう。
だから、”自分が感染しても良いからマスク付けない”のは、
俺の自由だと言うのは、半分しか当たっていない。
要するに、「自助」の世界を、自分がどう設定するかは自分の自由だと。
それは分かる。
でも、「共助」の役割も担っているから。
”人に感染させない”という役割も担っているんだから、
それを「しない」って言う人を周りがどう評価するか?
自助をちゃんとしようとしている人からすると、
”移しても構わないと思っている人と同じ空間にいたくない”
って言うんだって、それも個人の選択でしょ。」
「だから個人の判断に任せたら、
卒業式、みんな出たいよね。
だけど卒業式は、国公立に二次試験の前に設定されてますよ。
そんなところで感染なんかしたくないでしょう、誰も。
風邪やインフルエンザと同じだと言ったところで
受験生は誰も鼻水垂らして熱出して
二次試験を受けたいなんて誰も思わないでしょうが。
(マスク着脱が)自由だとなったら、
着けてこない人がいるかもしれないところに、
出てきたくないと思う人だっているよ。ねぇ。
だって二次試験が控えてるのに、隣の人がマスクをしてないかもしれないのに、
出て行かなきゃいけないのか。
出席したくないという人が出てくるかもしれないですよ。
マスクを外したら喜ぶなんて思ってる人たちが言ってるんだろうけど、
マスクを外してもらったら不安だっていう人だっているんだから。
少なくても島根県の公立高校の卒業式は、3月1日とかですよ。
だから国公立大学の試験の前にある。」
「結論は、私は権限がないので、県教育委員会、市町村教育委員会が、
子どもさんのために何が一番いいかと、
一部の人じゃなくて、全体を見てですよ、
全体を見て一番いいやり方でやるべきだと。
正直言って、今の状況見てると、文部科学省の通知が変わったからと言って、
あんまり気にしなくていいと思う。
子供のをことを多面的に考えて、ちゃんと判断できるのが学校現場でしょうね」
「着けたくない人に着けてもらわないといけないけれど、
外してもらうとそういう問題が起きるので、
まあ、正直言って着けるくらい大したことないじゃないですか。
外したら病気になるかもしれないんだから、
病気になるかもしれない話と、着けたくないっていう願望と
どっちを重視するかといったら、
病気になりたくないって願望を重視するのが普通だと私は思うけど、
県教育委員会が判断すること。
私は、新聞報道で流れてくる議論が、
”子供にマスクを外させてあげるってことが子供さんのためだ”ってことが
表面ツラで議論されてるんだとすると、それは間違ってると思う」
「一方的な見方で、一方的な議論が進んでいる感じが、
文部科学省から発信される情報を見るとするので、
文部科学省でこんな見当をしているという話を聞くとね。
私は、とにかく参加する人の立場に立って考えてみなさいと。
そんな、自由ですよ、って言って、
マスクしてない人が一杯いたら、出たくない。
そんなところで感染して、受験に望むなんて真っ平ごめんだと。
私ならそうするね。出ないことも考えるよ、そんなもの。
ご自由にしてくださいなんて言われたらさ、
ご自由になっている場所に出なきゃいけないのか。
慎重な人は行かないと思いますよ。卒業式に。
そんな場所にしたいのかと。もうちょっと具体的に考えてみろと。
親の立場とか、子供の立場になって。
外してあげたら、親が喜ぶとか、子供が喜ぶって、
一部の人の感性でもの事決めてるんじゃないか。
だから、マスク外すって言っても、外す人はそんなにいないでしょ。」
「だって日本人は衛生観念が高いんだから。
欧米人より衛生観念が高いだけで、
なんで低い方に合わせなきゃいけないのかってこと。
衛生観念が高くて感染症を抑えてきてるというアドバンテージを
なんのために衛生観念の低い他国に合わせるのか。
なぜ国民性という意味でのアドバンテージを
わざわざ捨て去るのかってのが私は分からない。」
「文部科学省の通知がどんな通知が出ようが、
子供のことを第一に考えて皆が出れる卒業式にしてもらうということを
優先して考えてもらうのがいいんじゃないかなというふうに思います。
着けない人は着けなくても良いということになったら、
受験前の卒業生は出席を控える可能性がありますよ。
でも、出席を控えなくて感染したら、裁判になるかもしらんよ。
その時は、国家賠償訴訟で文科省を訴えてほしいよ。
人の一生に関わるんだよ。
マスクを外させてあげたら、
みんな喜ぶんじゃないかっていう単純な話じゃないていうことを踏まえて。
文部科学省さんがそんなことを聞いてくれるかどうか分かりませんけど、
そんなことを考えてくれないガイドラインになったら、
学校の先生と教育委員会が卒業生のためになるように、
何がベストかってことを踏まえて具体的な現場感覚で判断してもらうと。
だって、文部科学省に現場感覚なんかないんだから。
通知をいっぺん出したら終わりだ。彼らは。
なんの責任も取らないだろう。どうせ。そこで感染が広がったって。」
「吹雪の中でコートを脱ごうとしている」と知事
「5類」移行と卒業式のマスク未着用、同時に進める政府姿勢を批判
2/8(水) 20:02配信 山陰中央新報
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c59f028da538bb6b8605dbce83e617ca5c32a50
島根県の丸山達也知事が8日、新型コロナウイルス感染症の法的位置づけの「5類」への移行と、学校の卒業式や入学式でのマスク未着用の容認を同時に進めようとする政府の姿勢について「吹雪の中でコートを脱ごうとしている」と批判し、議論の慎重さを欠いているとの認識を示した。
丸山知事は会見で「マスクを着けるというのは自助であり、共助だ」と主張。感染症法上の位置づけが5月8日から引き下がり、感染者の外出制限などがなくなる点を踏まえつつ「ただでさえ公助を弱めるのに、自助や共助も弱める必要はない」と述べた。
その上で、国公立大の2次試験の前に卒業式を行う県立高校が多いとして「慎重な人は行かないと思うし、卒業式をそんな場にしたいのか」とけん制した。
政府が4月以降、次回のワクチン接種の時期が全世代で秋冬となるよう検討している点にも触れ、冬期に広がる季節性インフルエンザと通年で拡大するコロナの特性の違いを強調。「過去最大の死者が出ている事実を忘れようとしている対応だ」と突き放した。


【新型コロナ】卒業式や入学式“マスクなし”も考慮 厚労省・専門家会議 2023/02/08
新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省の専門家会議は、卒業式や入学式のマスクについて、「感染の流行が落ち着いた地域では、着用しなくてもよいとすることも考慮されうる」などとする見解を示しました。
専門家会議は、新型コロナの感染者数はすべての都道府県で前の週を下回り、全国的な減少傾向が継続していると報告しました。
会議では、卒業式や入学式でのマスク着用についての専門家の見解として「学校でのマスク着用は感染リスクを減らす効果が報告されている」とする一方で、「一生に一度の行事である卒業式や入学式の式典では、マスクを外して参加したいという気持ちも理解できる」と指摘。「感染の流行が落ち着いた状況では、参列者がマスクを着用しなくてもよいこととすることも考慮されうる」との考えを示しました。
ただ、配慮すべきこととして、体調に不安がある人は参加を控えること、参列者同士の距離をあけること、十分な換気をすること、近くで会話しないことなどとしています。
会議では「個人の判断も重要だが、一定の集団での合意形成をすることも重要」として、生徒や教員、保護者などで話し合うことも大事だとの意見も出たということです。
(2023年2月8日放送)
厚労省専門家会合がマスクの有効性を報告
2/9(木) 8:43配信
テレビ朝日系(ANN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2290446b12ce26293dab8bd3b60bccfa9d63afb
新型コロナの「5類」引き下げに伴い、マスクの扱いについて議論が進むなか、厚生労働省の専門家会合でマスクの有効性に関する調査報告が示されました。
8日に厚労省で開かれた専門家会合では、専門家有志らによるマスク着用の有効性に関する調査報告が示されました。
そのなかで、アメリカでの研究ではマスクの着用者が10%増加すると、そうでない場合と比較しておよそ3.5倍流行を制御しやすくなると推定されたということです。
また、世界6大陸での着用状況などの分析では、公共の場でのマスク着用は1人の感染者が平均何人に感染させるかを示す実効再生産数をおおむね19%下げることに貢献したとの研究も示されました。
専門家会合の脇田座長は「マスク着脱について個人の判断に委ねるうえでもそれに役立つエビデンスを示していくことが専門家の役割」としています。