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【石垣市議会議員・石垣亨

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三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト
@miraisyakai
野党共闘をしたから保守票や浮動票が逃げたのだとか、消費税減税を掲げたことが野党にマイナスだったとか、今は様々な主張が飛び交っていますが、それらはことごとく根拠を欠いています。
午前0:41 · 2021年11月5日

三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト
@miraisyakai
接戦区が増えたことは得票率の検証からも明らかです。その接戦区の多くを野党が競り負けた(僅差で勝ったところよりも僅差で負けたところの方が多い)こともまた事実です。
午前0:42 · 2021年11月5日

三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト
@miraisyakai
前回、多くの小選挙区で擁立していた幸福実現党が、今回の選挙では擁立していません。沖縄3区と4区、宮城1区、東京1区と10区、長野3区などといった微妙な場所をはじめ、様々な選挙区で幸福の票が自民に乗った可能性が否定できません。重箱の隅みたいな点ですがそういうようなところも見ていきます。
午前0:43 · 2021年11月5日·

2017年衆院選 幸福実現党 公認候補 小選挙区 35 名・ 比例ブロック 41 名
https://info.hr-party.jp/files/2017/09/29215644/68e7wt1d.pdf

2021年衆院選 幸福実現党
釈党首を筆頭に小選挙区16名・比例ブロック28名の合計44名を立候補させる予定であったが、2020年8月に全員の立候補を取り下げた。
https://info.hr-party.jp/press-release/2020/11135/


2021年衆院選 開票結果 沖縄
https://www.jiji.com/jc/2021syu?l=senkyoku_47

沖縄第3区
名護市、沖縄市、うるま市、国頭郡、伊是名村、伊平屋村
沖縄第4区
石垣市、糸満市、豊見城市、宮古島市、南城市、与那原町、   
南風原町、八重瀬町、 宮古郡、八重山郡




石垣市議会2021年9月一般質問  石垣 亨
2021年9月16日 令和 3 年 第 8 回 石垣市議会 (定例会)
https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/material/files/group/33/2021-9-10ipannsitumonn.pdf

●自由民主党石垣市支部  
代表者:石垣亨  
会計責任者:我喜屋隆次
所在地:石垣市字宮良245

●石垣市議会
石垣 亨(いしがき とおる) 副議長
所属委員会等
総務財政委員会
平得大俣地域への陸上自衛隊駐屯地配備に関する特別委員会
新石垣市立八重山博物館建設調査特別委員会
プロフィール
昭和38年生まれ
住所・字宮良
当選回数・4回
会派・無会派
所属政党・無所属
https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/material/files/group/33/2021-9-22kousinn.pdf


🟠石垣市議会 石垣亨氏 マスク着用「効果なし」 ワクチン強要にも異論
八重山日報 9/15(水) 9:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/364b287e5a895cc2e762e223b4e8e3efd7db13e9
 14日の石垣市議会一般質問で石垣亨氏は、マスク着用に新型コロナウイルス感染予防に効果がないと主張し、ワクチンの効果も疑問視。「自分のことは自分で、地域のことは地域で決めるべきだ」と述べ、マスク着用やワクチン接種を強要しないよう訴えた。
 「『思いやり』や『同調圧力』がじゃまをして、マスク警察のような人まで出ている」と、マスク着用を求める風潮に異議を唱えた石垣氏。
 マスク着用の効果に関し「5ミリの蚊の侵入を防ぐのに網目15センチほどの雨戸を立てているのと同じ状況だ。このようなもので本当にウイルスを防ぐことができると考えているのか」と指摘した。「マスクは効果がないどころか有害」と述べ、酸素の欠乏で脳細胞が破壊されるとして「科学的根拠を見出せないことは、強く勧めることも強要することもできない」と述べた。
 ワクチンに関しても「有効性の科学的根拠を示す文書はない。ロシアンルーレットのように当たり外れがある」「ワクチン接種を進めたい支配層が国民全員にマスクを強要している。ノーマスク、ノーワクチンの国もある」と持論を展開した。
 新型コロナの感染症法上の位置づけを、入院勧告ができる「2類相当」から、季節性インフルエンザ並みの「5類相当」に引き下げるよう要望。「意見書の提出を準備している。インフルエンザと同類のリスクしかないとはっきりさせている国もいっぱいある」と市の考えをただした。
 天久朝仁市民保健部長は「現状において5類に引き下げることは、まだ時期尚早ではないかという認識だ」と慎重な姿勢を示した。


🟠産経新聞と八重山日報が提携 記事を相互交換
文化通信社 2013年6月19日
https://web.archive.org/web/20201223055805/https://www.bunkanews.jp/article/113989/
 産経新聞社は6月1日、沖縄県石垣市などを発行エリアとする地域紙・八重山日報社(石垣市石垣159、宮良薫社長)と提携し、記事の相互交換を始めた。 産経は八重山地方に記者を常駐させておらず、今回の提携で、尖閣諸島問題や教科書採択問題など、地元のニュースや話題につい…続き、(会員限定)
https://ja.wikipedia.org/wiki/八重山日報


🟠【選挙ウォッチャー】 石垣市議選2018・分析レポート。
チダイズム 2018年10月4日 15:13
https://note.com/chidaism/n/n8caedac2a6d5
今回、さまざまな自治体の選挙を巡ってまいりましたが、9月9日に行われる沖縄県知事選の中で最もカオスな自治体は、間違いなく「石垣市」だと思います。本当は取材する予定がなかったのですが、横川圭希さんと一緒にやっている「confess」のプロジェクトにたくさんのご支援をいただき、どうにか飛行機代を捻出することができたため、石垣市議選を追いかけることができました。冷戦が終わり、北海道を中心に配備されていた日本の自衛隊を南西諸島に配備し直す計画が進んでいるため、日本屈指のリゾート地である石垣島が「自衛隊の街」に変わり、観光産業にマイナスの影響を及ぼす可能性が出ています。それもまた「島の方々の選択」ということになりますが、とても切ないものがあります。
今年の石垣市議選は定数22に対し、30人が立候補する選挙となりましたので、9月9日に行われる統一地方選の中では「激戦」ということになります。前回も29人が立候補しており、なかなかの激戦が繰り広げられていたのですが、この島で繰り広げられている「ネトウヨ化」や「カルト化」の流れは、非常に心配です。このあたりの話をじっくりとお伝えしてまいります。
■ 大きな争点の一つである「ミサイル基地配備」は止められない
石垣島の繁華街のすぐそばに、自衛隊のミサイル基地を配備することになりました。配備されるミサイルは可動式となっているため、いざとなった時には美しい海やマングローブが残る島の北部に持って行くことも可能で、有事の際には島全体がターゲットになりかねませんが、自衛隊は配備されても、本当に戦闘になったらどうするのかというガチのシナリオまでは進んでいません。あくまで進んでいるのは「建前」の部分だけです。ミサイルを配備するための土地は既に埋め立て工事済で、今から止めたところで広大な土地が残るだけという環境になっています。自衛隊を配備する本当の狙いは「中国からの脅威」と言っているのはネトウヨで、実際のところは、自衛隊を利用して島の活性化を図るためです。現職の我喜屋隆次さんの話によれば、迎え入れる自衛隊員の数は約600名程度。その家族や子どもを含めても1000人弱ではないかということでした。自衛隊員は当然ながら無職ではないため、迎え入れる人たちの就職先の心配をする必要はありません。また、公務員としての安定した収入を得ているため、それなりにお金を使うであろうことも見込めるため、経済効果は大きいと見られています。つまり、自衛隊を歓迎する最大の理由は「街の経済効果」ということになります。
しかし、自衛隊を迎え入れることの経済効果は、実際には限定的です。迎え入れる前と迎え入れた後では島で流通するお金が多くなることは間違いありませんが、それでも右肩上がりで上昇していくわけではなく、たった一度の大きな上昇に過ぎません。永続的に島で流通するお金を増やし続けるという観点で考えるのであれば、もっともっと観光経済を伸ばしていかなければならないので、本来であれば観光整備にどれだけ投資できるかを考えるべきなのです。
しかし、この島では珍しいことに「自衛隊配備推進」と書かれた旗を掲げる人たちもいます。日の丸をバックにしてしまうセンスなので、国旗に対する敬意に欠けている部分が非常にネトウヨですが、自衛隊を積極的に迎え入れるべきだと言う人もいるのです。これが経済的な観点から言っているのだとすれば理解できなくもないのですが、思想的な観点から言っているのだとすると、それはもう「ネトウヨ」です。どのような理屈でこのような旗を掲げているのかが分かりませんが、この島の人たちは自衛隊を積極的に迎え入れたい人たちもたくさんいるし、ミサイルの配備を歓迎する人たちも多いです。どうしてこのようなことが起こるのか。それはやはり「八重山日報」の存在が非常に大きいと思うのです。


🟠市有地で現地調査を開始 陸上自衛隊配備計画
八重山毎日新聞 2017年04月15日
https://web.archive.org/web/20210121114529/https://www.y-mainichi.co.jp/news/31480/

 石垣島への陸上自衛隊配備計画をめぐり、防衛省沖縄防衛局は14日、平得大俣東の市有地で現地調査を開始した。石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会のメンバーが情報公開請求で市から入手した資料によると、現地調査対象の市有地は15筆。市契約管財課によると、面積は計約23.1㌶。同局は取材に対し、午前6時半ごろから1時間程度、職員16人が地形や既設工作物の有無、土地の利用状況などを確認したと説明した。今後、民有地を含めた調査を通して、配備に適地とする場所を確定していくものとみられる。
 連絡会が入手した資料によると、防衛局は3月24日付で、許可日から来年3月31日までの期間、市有地15筆の立ち入り調査を市に申請。市によると、今月5日付で許可するとともに、立ち入る場合はその都度、日時と場所、調査人数を明記した計画書の提出を求めた。
 防衛局は12日付で職員17人が14日に調査するとの計画書を市に提出。13日夕から14日朝にかけ、4公民館の代表に、14日の午前中に調査すると電話連絡したが、時間帯については説明していなかった。
 連絡会のメンバーと住民ら40人余は現地調査に抗議するため、同日午前8時半から午前10時半まで市有地に進入する農道の4カ所で待機したが、すでに現地調査は終わっていたことになる。
 防衛局は配備計画案の作成に必要な確認事項として▽土地関係(地形、インフラ)▽法例、条例(建設手続きに関する個別法例、条例のリスト)▽環境、文化財|などを挙げている。
 連絡会が入手した市のメモ資料によると、2月27日に市役所で行われた市と防衛省の話し合いでは、市有地を取得する場合の手続きや上下水道などについてやりとりがあった。市は、市有地の賃借相談などに支障があるとして「早めに候補地の範囲をはっきりさせてほしい」と要望した。


🟠「お花畑に住む平和ボケの皆さん」 石垣市議が発言 市民団体反発
沖縄タイムス 2017年9月26日
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/147914
「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」共同代表らは25日、石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備に反対する署名活動を巡り、与党市議の石垣亨氏(54)が市議会9月定例会で「お花畑に住む平和ボケの皆さん」などと活動を批判したことへの抗議声明を発表した。石垣氏は取材に「問題はない」としている。
石垣氏は20日の一般質問の中で署名活動に疑問を呈し「『ミサイルが頭上を飛びJアラートが鳴っても、憲法9条があるから平和が保たれたというお花畑に住む平和ボケの皆さんの考えは理解できない。今では少数ではないか』との専らの意見」と発言していた。
抗議声明は「軍事基地があると標的になる」などの反対派の訴えを、別の与党市議が「真っ赤なうそ」と否定したことも批判。「言論の場で侮辱や悪罵は許されない」と指摘している。
石垣氏は「現実を直視してほしくて本屋にあふれるフレーズを借りた。特定の誰かのプライバシーを侵害したり、何かを制限する意図はない。逆に、議員の議場での発言を縛ろうとするのは問題」などと反論した。
金城哲浩共同代表は「署名の重みをないがしろにする発言」と批判。「多くの市民がミサイル基地を造らせない、石垣の平和を守りたいとの思いで署名した。議員の資質が疑われ、議会の品位を落とすもの。本当に許せない」と憤った。


🟠「わがまちの憲法」は「国家の否定」ですか
朝日新聞  2019年12月25日
https://ameblo.jp/nihonkaigi-yachiyo/entry-12563326680.html
(抜粋)
”地方分権の夢とともに2000年代から全国約400の自治体でつくられた「自治基本条例」に逆風が吹いている。「わがまちの憲法」とも呼ばれるが、「国家の否定につながる」などと保守系が問題視。今月には沖縄県の石垣市議会で条例の廃止が提案された。研究者らによると、全国で初めての動きとみられる。
石垣市で「廃止案」
「不要なもの。ある特定の思想信条に染まった方が市政運営にアクセスする」。16日、石垣市議会に条例の廃止案を提出した自民所属の石垣亨市議は、こう言った。
 採決では、自民と中立会派1人の計10人が賛成したが、野党会派を中心に計11人が反対に回り、1票差で否決された。”

※石垣島と幸福の科学〜石垣島陸自基地建設
〜Togo Inomata/Oogesa Taro@oogesatarou
石垣市自治基本条例廃止案、賛成10反対11
与党から2名の反対議員が出たことにより、
否決されました。
カメラが思わず傍聴席に寄るのが熱いです。
しかしながら今回の件で明るみになった石垣島を取り巻く日本の闇(在特会、幸福の科学、半グレ、日本会議)
の動向は、今後も注視が必要です。
午後4:28 · 2019年12月16日〜
動画あり。https://twitter.com/oogesatarou/status/1206476050344992768?s=20

〜ちだい(選挙ウォッチャー)@chidaisan
石垣島が幸福の科学によって汚染され、ネトウヨカルト化が進んでいることが知られてきたようです。幸福の科学の話をする時、#石垣島 というハッシュタグがつけられるようになってきた。「たった数日で石垣島の何がわかるんだ!」と言われたけど、たった数日でネトウヨカルト化に気づいた僕。〜

〜ちだい(選挙ウォッチャー)@chidaisan
そうですね。幸福実現党が最もわかりやすい例です。石垣市では、幸福の科学の土地が基地に変わり、幸福実現党の議員がキャスティングボートを握っている現実があります。これらは宗教から派生する政治的思想からの行動だと考えています。広げて解釈すれば寺の住職まで辿り着いてしまうという話です。〜

〜chocolat.@chocolat_psyder
ちょまって。絶賛炎上中の石垣市中山市長が幸福の科学の信者?みたいな話は置いといて、幸福の科学って今コロナ禍においてマスクはいらないみたいな主張してんの???マジですか???法力で撃退???はあ????〜
https://www.youtube.com/watch?v=mStY8Dp5fWY

〜やんばるぐらし - #沖縄3区 #わたしも投票します@yanbarugurashi
住民投票潰しの石垣市「自治基本条例」廃止問題、カルトとレイシストと自民党が一直線に繋がっててやばい。
・中心にいるのが幸福実現党の友寄永三市議
・幸福実現党はかねてより自治基本条例を敵視
・在特会の活動家・村田春樹の市議会招致を試みる
・村田の著作と自民リーフレットの題名が一致
午前0:57 · 2019年12月16日〜

※辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票について 
県民投票への不参加を決めた5市・宜野湾市、沖縄市、うるま市、宮古島市、石垣市

〜地獄から帰ってきたウラオモテヤマネコ@uraomotewildcat
ちょっとわかりづらいので整理をさせてください
反対は
仲間均、砂川利勝、石垣亨、我喜屋隆次、砥板芳行、東内原ともこ、米盛初恵、友寄永三、長山家康、石垣達也、石川勇作
以上11名の市議
うち石垣達也氏が公明
砂川氏が無所属
残り9名が自民系ですが、友寄氏は幸福実現党の推薦を受けてます
午後11:53 · 2019年1月15日〜



🟠「花畑に住む平和ボケ」 石垣市議が発言 陸自配備巡り
女性自身 記事投稿日:2017/09/26
https://jisin.jp/region/1598137/
【石垣】石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備を巡り、市議会9月定例会で与党の石垣亨市議が配備反対の市民を「お花畑に住む平和ボケ」と表現したことが分かり、反対市民が反発している。25日、約1万4千筆の配備反対署名を中山義隆市長に提出した「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は同会事務所で会見を開き、「署名した市民を侮辱している」と発言を批判した。石垣市議は取材に「侮辱する意図は全くない」とした。
石垣市議は20日の9月定例会一般質問で、配備反対の市民を「お花畑に住む平和ボケ」と表現。中山市長に「ミサイルが頭上を飛びJアラートが鳴り響いても、『話し合いで解決しよう』『9条があるから大丈夫』と、現実を直視しないお花畑の住民が理解するのを待つのか」として、配備受け入れの最終判断を迫った。
署名についても「知り合いの娘さんは夏祭りに来ただけなのに『署名お願いします』と言われ、断るのが面倒くさいので書いた」などの事例を聞いたとして、疑問を呈した。
会見で、陸自配備予定地に近い川原地区の具志堅正公民館長は「戦争体験者も、気持ちを込めて署名した。議員でも言ってはいけない言葉だ」と批判。仕方なく署名したとの事例の報告に、連絡会事務局の藤井幸子さんは「たとえ事実であったとしても、ごく一部を取り上げて信ぴょう性に欠けるとするのは本質を外している」とした。
連絡会は25日付で、石垣市議に抗議文を発送した。
石垣市議は「(配備反対の住民には)危機感が全くなく、現実を直視してほしいとの思いから発言した」とした。事例を報告したことには「生の声を紹介した。署名数がそのまま住民の意思(を反映している)というのは無理があると思う」と述べた。

🟠地元住民の間に漂う「腑に落ちない」感覚。石垣島陸自配備の奇々怪々<菅野完>
ハーバービジネスオンライン 2019.02.24
東京に寒波が押し寄せた。羽田空港の人いきれが激しかったのは、乗客たちが着膨れをしているせいでもある。ロビーの電光掲示板に表示された外気温は1度。天気予報はその日の夜から東京に雪が降ることを伝えていた。  那覇へと向かうジャンボも、石垣島に向かうため那覇で乗り換えた小型機も、この時期沖縄各地でキャンプを張る各プロ野球球団目当てのファンや、離島を目指す観光客、そして、背広姿のビジネスマンなどなどでごった返していた。  乗客たちが石垣にやってきた理由は様々だが、タラップを降りて最初に口にする言葉はみな同じだ。―― 暑い。誰もが開口一番そう叫んで、東京で着込んだ上着を脱ぎ捨てている。ここは南国。緯度はハワイと変わらない。空港の電光掲示板は外気温が24度であることを示していた。  石垣島が沖縄県に属していること、石垣島が南国であること、石垣島の属する八重山諸島が台湾や中国に近いことは、小学生でも知っている。しかし、どれほど東京と離れているか、いや、同じ沖縄県でもどれほど沖縄本島と離れているかを体感として理解している人は少ないだろう。 「東京都庁から石垣市役所まで1952㎞」「那覇の沖縄県庁から石垣市役所まで411㎞」と定量的に表現してもなかなか体では理解し難い。ためしに九州を北海道と見立てて、薩摩半島・大隅半島の下から本州の地図を描いてみよう。種子島のあたりに下北半島を置いてみるのだ。そうすると、那覇市はちょうど富山県あたりに位置することになる。石垣はなんと岡山県と広島県の県境あたりだ。ここまで離れたところに、石垣島は位置している。
地元住民が感じた「ボタンの掛け違え」  
この南の島に自衛隊を配備する計画が初めて持ち上がったのは、民主党政権時代のこと。民主党政権が策定した「平成23年度以降に係る防衛計画の大綱」(22大綱)や「中期防衛力整備計画(平成23年度~平成27年度)」(23中期防)で初めて明確に「南西方面(注:奄美以南与那国島まで)の防衛力強化」が謳われた。  民主党から政権を奪還した安倍政権は、新政権発足後ただちにこれらの防衛計画を放棄。新たに「平成26年度以降に係る防衛計画の大綱について」(25大綱)および「中期防衛力整備計画(平成26年度~平成30年度)」(26中期防)を策定した。海自でも空自でもなく陸上自衛隊による南西方面の防衛力強化への具体的言及があったのはこれが初めてのことだった。  26中期防の「Ⅱ基幹部隊の見直し等」の「陸上自衛隊については」の節には、「沿岸監視部隊や初動を担任する警備部隊の新編等により、南西地域の島嶼部の部隊の態勢を強化する」とある。これが石垣島に陸上自衛隊の基地を配備しようとする政府側の根拠だ。  しかしこの、「石垣島への陸上自衛隊の配備計画」が、いま、大揺れに揺れている。  沖縄県内での軍事基地をめぐる対立といえば、イデオロギーと党派性に根ざした左右対立と総括されがちだが、石垣島の陸自配備をめぐる対立はそうではない。奇妙なことに、賛成派も反対派も、「話がよくわからない」と口を揃える。 「ボタンの掛け違えがずっとあるんです」  こう語るのは、陸自受け入れの住民投票を訴えるグループのリーダー格の男性だ。彼は「我々は陸自受け入れそのものに賛成でも反対でもない。あくまでも中立」と前置きした上で、こう語る。 「確かに過去の市長選挙や市議会議員選挙で、陸自の受け入れは争点になった。そして陸自受け入れ推進派が選挙に勝った。でも、『いつから』とか『どこに』とかいう説明も議論も一切なかったのです。このままいけば、将来、いろんな禍根が生まれると思う」  彼の言う通り、過去数回の市長選挙や市議会議員選挙の際の地元紙の報道を調べてみても、「陸上自衛隊受け入れ」を訴える候補者談話は見つかっても「島内のどこか」「いつ受け入れるのか」について誰かが議論した痕跡は一切ない。過去の報道を掘ってみてもかろうじて見つかったのは、平成27年11月に若宮健嗣防衛副大臣(当時)が石垣を訪問し中山義隆市長に陸上自衛隊の受け入れを要請し、その際、石垣市中心部の山林にある市有地を候補地として挙げたという報道だけだ。 「国から石垣市に対して説明や要請はあったのでしょう。しかしその内容が地元住民に共有されたことはなかったんです。なのにいまになって急にあの場所に基地を作るという。3月からは造成工事を始めるという。これが私たちのいう『ボタンの掛け違え』です」(前出男性) 「ボタンの掛け違え」を感じる人々がいる中、陸自による基地工事は着々と準備が進められている。だが、問題点はそれだけではない。
土地買収や世論誘導に見え隠れする宗教団体
 陸自が基地工事を進めるのは、石垣島の地理的中心部の平得地区。この辺りは一面の山林だ。前出のように防衛省は周辺の「市有地」に目をつけたということになる。確かに土地の所有者が石垣市であれば地権者と揉めることは少ないだろう。だが実際には、地権者は石垣市だけではない。  住民投票が市議会に諮られ実施が否決されたのは2月1日のこと。しかしその前日の1月31日、なぜか防衛省は石垣市との用地交渉さえ終えていないにもかかわらず、基地予定地東端の民有地を真っ先に買収しているのだ(登記簿写真参照)。所有者名義を見ると、有限会社ジュ・マール楽園となっている。 防衛省が買収した土地の登記簿「ジュ・マール社の社長は石垣市議の友寄永三氏です。友寄氏は自民党の会派に属していますが、選挙では新興宗教・幸福の科学の政治団体である幸福実現党の推薦を受けたと噂される人物です。」(市政関係者)。  なるほど、友寄氏のFacebookページを見ると「米軍は宇宙人と組んでいる」など奇妙な発言が目立つ。彼が幸福の科学関係者であるとの話が出るのも頷ける。となると、防衛省は、基地予定地最大の地権者である石垣市との交渉を終える前に、なぜか、石垣市議会議員を務める幸福の科学関係者だと言われる人物が所有する土地だけを先に買収したことになる。
友寄氏のFacebook 画像
 幸福の科学関係者が陸自基地配備で前のめりになる姿は他でも観察された。  2月7日、防衛省は地元住民説明会を開催した。しかし、大半の住民は賛成・反対の立場を問わずボイコット。防衛省は120席近い椅子を用意したが、集まったのはわずか13名にすぎない。
地元住民説明会の様子 画像
 「会場の左側に座ってるの、あれみんな幸福の科学の信者ですよ」と地元紙記者が耳打ちしてくれた。つまり13名の参加者のうち大半が幸福の科学信者だというのだ。そのうちの一人が、質疑応答の時間になり挙手の上、防衛省担当者にこう投げかけた。 「いま、工期について説明を受けたが、前倒しにしてでも、どんどん前に進めてもらいたい」  地元紙関係者がこう解説する。 「いま発言したのは、基地予定地近くで、Yという工房を営むT氏。バリバリの幸福の科学信者です」  大型工事の住民説明会で「前倒しにしてでも、工事を早くやってもらいたい」との発言が出るのは異例ではある。また、幸福の科学関係者の発言であることも考慮すべきではあろう。しかし、この発言が住民説明会での発言であるのも事実ではある。そして大半の住民が説明会をボイコットしたため、目ぼしい住民側発言がなかったのも事実ではある。翌日の地元紙が住民説明会を報道する際、足並みをそろえて「住民側からは、工期の前倒しを望む声もあがった」との一文を添えていたのも無理はなかろう。だがこれは傍目から見れば、結果として、幸福の科学による世論誘導になっているとしか言いようがない。  このように、石垣島の陸上自衛隊基地配備には、土地買収や世論誘導に、幸福の科学の姿が見え隠れし続けているのだ。  陸自は本年3月の着工を期しているという。しかし、陸自受け入れ賛成派でさえも「具体的な説明はなかった」という中での着工は、将来に禍根を残すことになるだろう。すでに地元の一部では、特定の関係者ばかりが利得を得ている現状について怨嗟の声さえ上がっているのも事実だ。  離島防衛は確かに重要ではある。しかし、自衛隊が守るべき地元住民の間に怨嗟と禍根を残す防衛力強化に、どれほどの意義があるというのか。防衛省の自省が求められる。


🟠市有地を無断開発 ゴルフ場運営の石垣島の市議
沖縄タイムス 2019年5月10日 08:31有料
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/417965
 沖縄県石垣市の友寄永三市議が代表を務めるゴルフ場の運営会社「ジュマール楽園」が、同市平得大俣のゴルフ場に隣接する市有地の一部を無断で伐採・開発し長年運営していたことが分かった。「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」の質問に対し、市が4月24日付で回答した。
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