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911R様に心より感謝 〜車検&修理がこんなに安く済みま した/ 36万円→10万円

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台風一過、肌寒くなりました。もうすっかり秋の気配ですね。
今日は、「車の困り事」について、ある方に助けて頂いた
ミラクルな顛末について書こうと思います。

前記事 のhttp://ameblo.jp/et-eo/entry-12199147200.html
こちらにも書きましたが、
一週間ほど前、経年13年になるニュービートルの
助手席ドアがロックしたまま開かない状態になり、
同時に、車検の時期を迎えまして、
ディラーさんの出してきた見積もり、
目玉が飛び出るような超高額な「車検&修理代」に
頭を悩ませておりました。

ブログ上では、
是非メカに詳しい方のご意見を伺いたいと思い、
ディラーに提示された見積もり書をアップしてみました。

そして、拙ブログをいつもお読み頂いている
名車ポルシェ911Rの名を冠した
ハンドルネーム・911Rさんならば、
きっと良いアドバイスが頂けるにではないかと思い、
911Rさんに、直接、公開Helpしてしまった次第です。

すると、911Rさんは、私の唐突なお願いに、
素早く快くカッコよく応じて下いまして、
私は感激しつつご厚意に甘え、
信頼してご指南を仰ぐこととなり、
911Rさんは、一件落着まで師匠として面倒を見てくださったのです。

911R師が、並々ならぬメカのプロであることは、
以前より、旧ブログの中で、
お好みの旧車を手塩にかけて見事なものに作り上げる様子など拝見し、
存じ上げておりましたが、

結果から申しますと、
911R師のご指南の元、
当初、《30万越え》の見積もり金額を
《10万弱》に抑えることができたのです!!
ミラクルですよね!

けれども、今回の件では、
いわゆる"30数枚の諭吉"がヒラヒラと去るのを回避できた、
というだけではなく、
911R師には、それ以上に
大切なことを教わったように思います。

まず、911R師は、
必ずしもディラーが最高という訳ではなく、
むしろ、近場で良心的な顔の見える自動車修理工場の
技術屋の仕事の方が、優れているのだ、
という事を教えてくださいました。
これは、なんとなく、
良い主治医を見極めるという事に似ているようにも思います。

そして、911R師の豊富な知識や経験に裏付けられた
選択眼で選んで下さった修理工場さんを紹介して下さったのです。

また、
私と同じようにロックされたまま開かない
ニュービートルのドアの故障原因を
技術者が、徹底的に突き止め、
的確に故障部位を治していく様子をアップしたサイトを
幾種類か見せてくださいました。

原因は一つではありませんが、
こういうサイトを参考にすることで、
911R師のナビの元、
車の中のメカの様子を見ることなど初めての私でも、
主体的に自分の車の故障原因に関心を持つことができ、
原因の予測を立てることができることも教わりました。

本当に良い先生ですよね。
「ほら、車のドアの中はこんな風になっているんだよ」
「この人は、名医だよ。薬を沢山出したりせずに治したよ。」というように、
解り易く示して下さったのです。

これらを見て驚くのは、故障の原因が、
部品ではなく、断線や接触不良によるもので、
高額な部品交換なしで直してしまうケースがあったり、
また、ある高額な部品(アクチュエーターという名を覚えた)の
中にある小さなスイッチだけに原因があったりすることです。
技術者は、これをピンポイントで原因を見極め工夫して直してしまうのです。
手間は掛かりますが、無駄なく安価に修理完了です。

しかし、ディラーの修理というのは、
ゴッソリと部品全部を交換してしまいます。
これでは、高額になるのは当然ですね。
イメージとしては、問題のない部分もザックリと切り取る
外科医という感じでしょうか。

911R師の紹介して下さった修理工場さんは、
実際に伺ってみると、
アットホームな雰囲気の中、
皆、明るくキビキビと仕事をしておられ、
工賃も安く、ディラーが部品交換をあれもこれもと提示したものも、
悪くないところまで直す必要はないですよ、ということで、
車検の見積もりも、10万円内に収まりました。

そして、ドアの修理は、
開けて点検してみないと見積もりすることはできない、
とおっしゃいました。これも道理です。
ディラーの見積もったドア修理の内容は、
故障の可能性のある部品全部を
交換しようというものだということなのだと解ります。

このような経緯の間、
911R師は、なんと、ドア修理でもっとも問題になるであろう高額部品を
ネットで探して下さっていました。

その部品は、Door Lock Latch Actuatorというもので、
下のディラー見積もりでは、約《 3万5000円》でしたが、
eBayで中国から取り寄せて船便宅配料金フリー、新品、返品も効く、
それで《2,117円》という驚愕の安値 のものを見つけて下さったのです。
中国ではVWは最も乗られている大衆車で生産されているのだろうから、
純正と言っていいものだろうという事です。

つまり、部品を、修理工場さんに持ち込むということです。
そんな事は、私には思いもつきませんでした。

たぶん、工賃は多少高くなるけれど、
持ち込みも、受けてくれるはずだという911R師の言葉どうり、
修理工場さんは、持ち込みを了承してくれました。
私は、早速、eBay会員になり、この超安値部品をポチ!
買ってしまいました!

修理工場さんとは、
この部品のデリバリー時期が少し先なので、
ドアの中を開けて点検するのは後にして、
車検だけ済ませ、一旦、納車して頂くという話になりました。

ところが…
修理工場さんの技術者さんにその話が通っていなかったようで、
技術者さんは、ドアを開けて点検のため解体には入ったそうなのです。
すると、作業途中で、「ドアロックが普通に動き出した!」というのです。
しばらくチェックしても動いているので、
当面、このまま様子をみてみれば良いのではないかと。

しかも、開けて閉めるだけでも手間はかかっているのですが、
何も修理はしていないので、工賃は頂かないということでした。

911R師も、修理工場さんも、
故障原因を突き止めた訳ではないので、
再発する可能性は大だと言われました。
けれども、その時には、安く購入したDoor Lock Latch Actuatorが、
備えになってくれます。

いかがでしょう?
驚きですね!
早期から、911R師は、部品自体というより、
断線や接触不良の可能性を怪しまれ、
特に、パワーウインドーモーターが壊れているとは考え難いと
仰っていたのです。

きっと、アクチュエーター内のスイッチの老朽化による
接触不良なんじゃないかと思うんですけど〜
もしそうなら、《2,117円》のDoor Lock Latch Actuatorで、
解決ですよ。

というわけで、
救世主・911R師、渡邊孝一様のご指導のおかげで、
《36万5000円》が、
《9万9,010円》で、
車検が済み、ドアロックも普通に動いている状態です。
有難い〜!

911R師、渡邊孝一様には、
何から何まで本当にお世話になりました。
改めて、心より感謝申し上げます。



*************

VWディラーの見積もり

《車検》
車検 税金等諸費用  66,500
ディラー車検作業   60,804
追加部品交換    102,112
ーーーーーーーーーーーー
295,916円

《ドア修理》
ドアロック(主な部品ドアロック)    35,856
パワーウインドー (主な部品モーター) 57,240
その他 (ケーブル・リペアキッド) ***
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
134,848円

ディラーさんの見積もりは、トータルで、
《約 36万5000円》でした。

この高額さに驚いて、
担当営業さんと相談し、
車検は部品交換などは必要最低限に抑え、
ウインドーの開閉が遅いのは直さず、
ドアロックの開閉の修理だけにして、(ドアロック交換)トータルで、
《約 20万2000円》でどうかという事でした。

*ディラーの私の担当さんは、店長なのですが、
 ドアロックとパワーウインドーモーターの関係を理解していない事が、
 判明しました〜 汗




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