菅官房長官ブリーフィングで、
いつも鉄面皮ガースーに食い下がっている
東京新聞・望月衣塑子記者が、
2/13「辺野古埋め立ての土砂投入」に関する質問をした事について。
ガースーはイソコ記者の質問を「取材でなく決め打ちだ」と言い、
「決め打ち」という言葉について、
「正確な事実に基づかない質問が
累次にわたって繰り返されていることを指す意味」で使ったと説明。
イソコ記者は、
埋め立て作業にかかわる名護市の
セメント製造会社「琉球セメント」について
「県の立ち入り検査を拒否している」と言ったが、
ガースーは、「検査は受け入れている」
イソコ記者の言うことは「事実と反している」と。
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質問制限 削られた記事「8行」
時代の正体 神奈川新聞 2019年02月21日 10:06
【時代の正体取材班=田崎 基】18日夜、わずかな異変が起きていた。
新聞各紙の締め切り時間がじわじわと迫る午後9時57分、
共同通信が、加盟各紙に配信した記事の一部を削除すると通知してきた。
「官邸要請、質問制限狙いか『知る権利狭める』抗議」と題する大型サイド。
官房長官記者会見での東京新聞記者による質問について、
首相官邸が「事実誤認」だと断定し質問制限とも取れる要請文を
内閣記者会に出したことについて、問題点を指摘する記事だった。
要請文が出された経緯や、その後に報道関連団体から出された抗議声明、
識者の見解などを紹介する記事の終盤に差し掛かる段落の
この記述が削除された。
《メディア側はどう受け止めたのか。
官邸記者クラブのある全国紙記者は
「望月さんが知る権利を行使すれば、
クラブ側の知る権利が阻害される。
官邸側が機嫌を損ね、取材に応じる機会が減っている」と困惑する》
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さあ、この恥ずかしいセリフは、
誰が言ったか?
あまり大っぴらに拡散してはいけないという事なので、
ヒントを。
ヒント①
産経、読売ではない。
ヒント②
加計学園の50周年記念の時に、
ヘリを飛ばして花束を落とした新聞社だ。
うわぁ〜!失望…
装いとは違い、スポンサーダボハゼ喰い。
一見リベラルと思われているどの新聞社にも
官邸の色付きの政府部の記者ネットは出来上がっている。
どの新聞社にも官邸のスパイだらけ。
社内の情報も官邸に抜けている。
官房長官のポストというのは、
強力な権力をもつ。
政治部の記者は、
与野党の各党のキーパーソン議員のところにいって
記者メモをあげる。これはオフレコメモ。
オフレコを含めて政治部に上げていく。
記者から上げられたメモを部長やその上は、官房長官に持って行く。
新聞記者は自分のボスにだけ上げていると思って上げても、
全部もっていかれる。
官邸は、官房機密費で
新聞社の上層部、局長、部長などを籠絡している。
こういう事をやってないと言っても、
元官房長官の 野中さんは、やっていた。
野中さんは、マスコミの動きだけではなく、
与野党とも各議員の動きも分かるから
どうしたらいいか全部分かる。
官房長官はCIAを持っているようなもの。
神奈川新聞・田崎基記者、新聞労連・南彰氏
IWJインタビュー19.2.26
神奈川新聞の田崎基 記者(経済部キャップ 「時代の正体」取材班)
・上記の「時代の正体」記事で共同通信で何が起こったのか、
共同通信の現場の記者の意地が垣間見えた背景を鋭く指摘した。
新聞労連中央執行委員長の南彰 (朝日新聞 元 政治部記者)
・新聞労連は「国民の『知る権利』を狭める」として
抗議する声明文を発表していた。