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【朝鮮戦争終結の祈り】南北軍事境界線にマイケルジャクソンの魂が降り立つ

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Michael Joseph Jackson(1958年8月29日 - 2009年6月25日)の魂は、
今、朝鮮半島の板門店(パン・ムンジョム)にある南北軍事境界線に
降り立っていると思います。

何故なら、彼はこう約束したのですから。

And I promise that, on that day,
I will be in Seoul again with all of you to celebrate together
one of the greatest human triumphs of all time.

そして、本当に朝鮮戦争が終わる日、
彼の魂は、喜びの涙を流し大きく翼を広げて、
平和を待ち望んでいた全ての人々と共に、
歴史的な偉業を祝うでしょう。

彼が天国に召された2009年6月25日から、
ぴったり丁度、10年前の
1999年6月25日…

マイケルジャクソンは、
終わらない朝鮮戦争によって分断された朝鮮の人々が
再び自由に行き交い、一緒になれる日を願って
ソウルでコンサートを開きました。

『Michael Jackson & Friends』と銘打たれたコンサートは、
南北朝鮮の統一、朝鮮戦争終結、
平和のために闘い続けてきた金大中大統領との約束でした。

マイケルジャクソンが企画した『Michael Jackson & Friends』という
政治色の強いワールドツアーは様々な妨害工作を受けました。
Friendsとして参加する筈だった
多くの世界的なアーティストやセレブリティーは、
政治的活動に腰が引けて、参加を見合わせる事態に陥りました。

ツアーは、韓国のソウル(6/25)と
ドイツのミュンヘン(6/27)の2日間となり、
ミュンヘンのショーで観客の目前で大事故が発生しました。
舞台上にセットされた巨大な鉄橋、
沙川江に架かる橋「帰らざる橋」
"The Bridge Of No Return"をイメージした橋にマイケルを乗せたまま、
ファイヤーワークの異常な炸裂、
そして、爆音とともにステージ正面の下のコンクリートの床に
橋が垂直に落下するという大事故が発生。

FBIが要注意人物として、10余年もモニターしていたアーティストの
世界でも最も際どい政治問題を取り上げたショーで、
エレベーターやケーブルカーを吊り下げるようなケーブルが、
たまたまプツンと切れて、万の内ひとつの偶発事故が起きたというのです。
一歩間違えれば、彼は命を落としていたでしょう。
果たして、これは本当に事故だったのか?
金大中事件を起こしたような一群は、
このツアーが大規模な世界ツアーになることを
何としても押し留めたかったことだけは間違いありません。

この1999年のツアーから10年後、
『 This Is It 』というコンサートが計画されました。
2009年7月13日から2010年3月6日までに、
ロンドンのO2アリーナで全50公演の開催が予定され、
チケットは即日完売。
マイケルは、これをもって最期のライブコンサートにすると
発表していました。

コンサート初日の直前の6月25日、
マイケルが急死。
その死は、主治医による睡眠導入のために使用した
麻酔薬プロポフォールの不適切な使用による故殺であるとして、
過失致死罪で禁錮4年の有罪判決を受けました。

つまり、『 This Is It 』が彼の死によって中止され、
朝鮮戦争終結を訴えた『Michael Jackson & Friends』が
彼の最期のツアーとなっったのです。

2002年に作成されたとされる遺言書によって、
マイケルジャクソン財団遺言執行人となったジョン・ブランカは、
マイケルが生前死守していたソニー/ATV・ミュージック・パブリッシングの
世界最大の音楽版権の50%を約840億円で売却されました。

マイケルが、鎮痛剤等の薬物を使用するようになったのは、
彼がビートルの楽曲を含むATVの版権を購入した1984年、
ペプシのCM撮影中のファイヤーワークの事故による
重度の火傷の治療からでした。



"Michael Jackson & Friends -The Adventure of Humanity" Speech - June 25, 1999PDFPrintE-mail

(25:42〜)
I’m very happy to be back in Korea.
I would like to thank my Korean friends,
for their warm welcome and hospitality,
and to thank them for being here to raise funds and support
of suffering children here and all over the world.
I feel a deep sadness for the Korean people
who were torn from their families and loved ones and each other.
By a war that has not ended. By decisions – not their own.

韓国に再び戻って来れてとても嬉しいです。
韓国の友人のあたたかい歓迎とおもてなしに、 
そして、ここ韓国と世界中の苦しんでいる子ども達へのサポートと
基金が立ちあがったこの場所にお越しくださったことに感謝したいと思います。
私は、戦争で家族や愛する人たちから引き離された韓国の人々の
深い悲しみをお察しします。
まだ戦争は終わっていないのですー彼ら自身の判断ではないのに。

But I also feel grateful and respect for how Korea is now,
with the leadership of President Kim Dae Jung,
a great man who loves peace and respect,
human rights trying to overcome a painful past.
I am here today because of my affection for Korean people
[ I love you so much. I really love you.],
and because of a promise I’ve made to President Kim two years ago,
to lend my support to the reconcilliation efforts of the Korean people.

しかし、私は今の韓国の状況に大きな期待と尊敬の意も感じています。
平和を愛し、苦痛に満ちた過去を乗り越えようと尽力しながら人権を尊重する
偉大な人物、金大中大統領のリーダーシップと共にあるからです。
私は、韓国の人たちへの情愛から今日ここにいます。
皆さんとても愛しています。本当に愛している。
何故なら私は、韓国の人たちの和解への取り組みをサポートすることを
2年前に金大統領と約束したからです。

Through this concert,
I hope to raise the global awareness for the predicament of Koreans,
who are the only devided people in the world today.
I wish to soon see the coming together of Korea
as Germany has come together.
And I promise that, on that day,
I will be in Seoul again with all of you to celebrate together
one of the greatest human triumphs of all time.
I love you so much.

このコンサートを通して、
今日、世界で唯一の分断された人々である韓国の困難な境遇について
世界的な覚醒が起きることを私は望んでいます。
私は、ドイツが一緒になったように
韓国が一緒になるのを早く見たいと願っています。
そして、私は約束します。
その日が来たら、またソウルに戻って来て、
皆さんと共に、最高に素晴らしい人類の歴史的偉業を祝福することを!
皆さんを愛しています。







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