今年5月、松井一郎が、上脇教授に私文書偽造罪や虚偽記入罪で刑事告発されていたという。
上脇教授は、2012年10月に政治資金規正法違反容疑で大阪地方検察庁に告発している。
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また、上脇教授は、自身のブログで(2019年3月〜7月 全62話)「政治資金問題から見える維新の正体」と題し、維新を徹底追求している。
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51908717.html
IWJも上脇教授のこのブログを追い、その間、折々にインタビューも行なっていた。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452004
ーーーー
松井一郎の周辺の人的マトリックスの要点をザックリ。
松井一郎の父は、笹川財団の笹川良一のお抱え運転手だった。
中川廣次氏の父は、笹川財団の笹川良一の秘書だった。
三浦瑠麗の夫・三浦清志が代表に就いていた「和歌山観光開発」という会社で、代表取締役を三浦が辞任し、中川廣次氏が代表に就いた。
✔️東京地検特捜部が狙う贈収賄事件の主役は・・・Hunter 2021/7/7
https://news-hunter.org/?p=7690
”ある関係者が語る。
「テラの株価操縦疑惑でマークされているのが、テラと業務提携をしていたセネジェニックス・ジャパン(本社・東京都中央区)を実質的に支配しているT氏。JCサービスの株式を多数保有している*T氏は、以前から矢島会長と近い関係でした。大樹総研がコンサルの一環として、テラの新薬開発話絡みでT氏を厚生労働大臣だった加藤勝信・現官房長官に引き合わせという話もあります。T氏が、*元次官の贈収賄疑惑についても当局に語っているとの情報も聞こえてきています」”
*T氏
nem@yo_nem2022年5月1日
"今年2月に元役員が逮捕された『セネジェニックス・ジャパン』社の顧問だった瀧本憲治氏とも親交があり、この創業者は瀧本氏から融資を受けていたという話もあります。" https://twitter.com/weathermen12/status/1520407416256753666
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*経産省元事務次官
安藤久佳 経産省事務次官2019年6月〜2021年7月(退職)
https://ja.wikipedia.org/wiki/安藤久佳#cite_note-2
《関連過去記事》
✔️【三浦夫妻をめぐる人物相関眺望】
和歌山観光開発〜中川廣次、松井一郎、笹川良一、菅義偉…&カルト
2023年02月08日(水)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12788066762.html
✔️【スクープ】松井一郎・前大阪市長の資金管理団体に政治資金規正法違反疑惑
2023年05月09日(火)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12802234901.html
✔️Twitter 中川廣次・関連
https://twitter.com/search?q=中川廣次%E3%80%80松心会&src=typed_query&f=top
ーーーー
<維新とカネ>松井前代表を刑事告発
無断で誓約書に他人の署名・捺印
「遵法精神ゼロの悪質な犯罪。
説明責任果たせ」と専門家
9/4(月) 11:32配信 アジアプレス・ネットワーク
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a991332015b4d568bcc143dfd27a0b6a904826d
◆私文書偽造罪・同行使罪及び収支報告書虚偽記入罪で大阪地検に告発
今年4月の統一地方選挙を機に政界を引退した松井一郎氏(前大阪市長、日本維新の会前代表)が代表を務める政治団体「松心会」が、元会計責任者に許諾を得ず勝手に政治資金収支報告書(以下、収支報告書)の誓約書に署名・捺印をしていた問題で、松井一郎氏ら2人が私文書偽造罪や虚偽記入罪などで、5月に大阪地検に刑事告発されていたことが分かった。(フリージャーナリスト・鈴木祐太)
◆無断で会計責任者の署名・捺印続ける
刑事告発したのは、神戸学院大学法学部教授の上脇博之氏。
告発状によると、会計責任者Aさんは松井一郎氏の父親である良夫氏の代からの長年の支援者だった縁で「松心会」の会計責任者を引き受けていた。しかし、松井一郎氏が橋下徹氏らと「大阪維新の会」を立ち上げ自民党を離党したことを契機に支援をやめ、会計責任者を辞めた認識でいた。大阪維新の会の発足は2011年、つまり12年も前のことである。
しかしである。現在、インターネット上で公開されている「松心会」の収支報告書の表紙には、その会計責任者であるAさんの名前が記載されており、さらに記載内容に虚偽がないかを宣誓する「宣誓書」の欄には、Aさんの署名・捺印がされているのだ。
会計責任者Aさんは、この問題をスクープした週刊ポストの取材に対して「松心会の会計責任者はすでに辞めたはずだ」と答えた上で「ハンコは預けたままになっていたもので、署名は事務所が代筆したものでしょう。こちらは全く知りませんから」と回答している。
◆「政治資金規正法上の問題ない」とあきれた回答
この報道に対して松井事務所は「署名・捺印については、松心会の事務職員が20年も前から代筆して捺印してきました。その際にAさんに逐一確認せず続けていました。政治資金規正法上の問題はないと考えています」と週刊ポストに回答している。
私が松井一郎氏の事務所に公式サイトを通じて質問をしたところ、期限までに回答はなかった。
この問題を告発した上脇教授は次のように憤る。
「そもそも会計責任者は政治団体の政治資金の収入・支出について会計帳簿を作成して管理する責任者です。だからこそ、その会計帳簿に基づき会計責任者は収支報告書を作成する義務を果たせるわけです。にもかかわらず、松心会の松井一郎代表は、その会計責任者が事務所に出入りせず、会計帳簿を作成していないにもかかわらず、代わりの会計責任者を任命しないまま、事務所の職員と共謀して勝手に収支報告書を作成し署名・押印したことになります。
Aさんが嘘をついているとは思えませんし、松井事務所も勝手に署名・押印したことを認めていました。遵法精神に欠け極めて悪質な犯罪ですから、私はスクープ報道後の5月下旬に私文書偽造罪・同行使罪及び収支報告書虚偽記入罪で大阪地検に松井代表ともう一人(氏名不詳)を告発しました。」
◆維新の「身を切る改革」とは何なのか?
大阪府選挙管理委員会に訂正願いに関して情報公開したところ、5月16日付けで「松心会」の会計責任者の変更をしていたことが公開された資料から分かった。週刊ポストの報道後、大阪府選挙管理委員会に「松心会」から出された訂正願いは、会計責任者の変更のみだったということも判明した。これは、「松心会」が自民党を離党してからA氏の許可を得ずに捺印をしていたことについては修正する必要がないという認識をしているということを意味する。
前述の上脇教授は訂正が会計責任者のみだったことについて、次のように述べた。
「過去の収支報告書には事務担当者の記載はありません。収支報告書に記名・署名された会計責任者を訂正すると、松井代表と共謀した人物を“自白”することになるから訂正しなかったのでしょう。
『松心会』は別の政治団体『松井一郎後援会』と事務所の所在地が同じなので、その後援会の誰かが松井代表の共犯者だった可能性があります。しかし、松井代表はいまだに詳細な説明を行っておらず、説明責任を果たしていません。このような無責任な人物が府知事や市長だったのですから呆れます。維新の政治的体質なのでしょう。」
「身を切る改革」を掲げ躍進してきた維新の会において、常にその中心にいた松井一郎氏が、許諾を得ず勝手に署名・捺印を長年続けていたこと自体が驚きであり、その上「政治資金規正法上問題ない」と回答している。
維新の会が掲げてきた「身を切る改革」とは何だったのだろうか。
上脇教授は、2012年10月に政治資金規正法違反容疑で大阪地方検察庁に告発している。

また、上脇教授は、自身のブログで(2019年3月〜7月 全62話)「政治資金問題から見える維新の正体」と題し、維新を徹底追求している。
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51908717.html
IWJも上脇教授のこのブログを追い、その間、折々にインタビューも行なっていた。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452004
ーーーー
松井一郎の周辺の人的マトリックスの要点をザックリ。
松井一郎の父は、笹川財団の笹川良一のお抱え運転手だった。
中川廣次氏の父は、笹川財団の笹川良一の秘書だった。
三浦瑠麗の夫・三浦清志が代表に就いていた「和歌山観光開発」という会社で、代表取締役を三浦が辞任し、中川廣次氏が代表に就いた。
✔️東京地検特捜部が狙う贈収賄事件の主役は・・・Hunter 2021/7/7
https://news-hunter.org/?p=7690
”ある関係者が語る。
「テラの株価操縦疑惑でマークされているのが、テラと業務提携をしていたセネジェニックス・ジャパン(本社・東京都中央区)を実質的に支配しているT氏。JCサービスの株式を多数保有している*T氏は、以前から矢島会長と近い関係でした。大樹総研がコンサルの一環として、テラの新薬開発話絡みでT氏を厚生労働大臣だった加藤勝信・現官房長官に引き合わせという話もあります。T氏が、*元次官の贈収賄疑惑についても当局に語っているとの情報も聞こえてきています」”
*T氏
nem@yo_nem2022年5月1日
"今年2月に元役員が逮捕された『セネジェニックス・ジャパン』社の顧問だった瀧本憲治氏とも親交があり、この創業者は瀧本氏から融資を受けていたという話もあります。" https://twitter.com/weathermen12/status/1520407416256753666

*経産省元事務次官
安藤久佳 経産省事務次官2019年6月〜2021年7月(退職)
https://ja.wikipedia.org/wiki/安藤久佳#cite_note-2
《関連過去記事》
✔️【三浦夫妻をめぐる人物相関眺望】
和歌山観光開発〜中川廣次、松井一郎、笹川良一、菅義偉…&カルト
2023年02月08日(水)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12788066762.html
✔️【スクープ】松井一郎・前大阪市長の資金管理団体に政治資金規正法違反疑惑
2023年05月09日(火)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12802234901.html
✔️Twitter 中川廣次・関連
https://twitter.com/search?q=中川廣次%E3%80%80松心会&src=typed_query&f=top
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<維新とカネ>松井前代表を刑事告発
無断で誓約書に他人の署名・捺印
「遵法精神ゼロの悪質な犯罪。
説明責任果たせ」と専門家
9/4(月) 11:32配信 アジアプレス・ネットワーク
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a991332015b4d568bcc143dfd27a0b6a904826d
◆私文書偽造罪・同行使罪及び収支報告書虚偽記入罪で大阪地検に告発
今年4月の統一地方選挙を機に政界を引退した松井一郎氏(前大阪市長、日本維新の会前代表)が代表を務める政治団体「松心会」が、元会計責任者に許諾を得ず勝手に政治資金収支報告書(以下、収支報告書)の誓約書に署名・捺印をしていた問題で、松井一郎氏ら2人が私文書偽造罪や虚偽記入罪などで、5月に大阪地検に刑事告発されていたことが分かった。(フリージャーナリスト・鈴木祐太)
◆無断で会計責任者の署名・捺印続ける
刑事告発したのは、神戸学院大学法学部教授の上脇博之氏。
告発状によると、会計責任者Aさんは松井一郎氏の父親である良夫氏の代からの長年の支援者だった縁で「松心会」の会計責任者を引き受けていた。しかし、松井一郎氏が橋下徹氏らと「大阪維新の会」を立ち上げ自民党を離党したことを契機に支援をやめ、会計責任者を辞めた認識でいた。大阪維新の会の発足は2011年、つまり12年も前のことである。
しかしである。現在、インターネット上で公開されている「松心会」の収支報告書の表紙には、その会計責任者であるAさんの名前が記載されており、さらに記載内容に虚偽がないかを宣誓する「宣誓書」の欄には、Aさんの署名・捺印がされているのだ。
会計責任者Aさんは、この問題をスクープした週刊ポストの取材に対して「松心会の会計責任者はすでに辞めたはずだ」と答えた上で「ハンコは預けたままになっていたもので、署名は事務所が代筆したものでしょう。こちらは全く知りませんから」と回答している。
◆「政治資金規正法上の問題ない」とあきれた回答
この報道に対して松井事務所は「署名・捺印については、松心会の事務職員が20年も前から代筆して捺印してきました。その際にAさんに逐一確認せず続けていました。政治資金規正法上の問題はないと考えています」と週刊ポストに回答している。
私が松井一郎氏の事務所に公式サイトを通じて質問をしたところ、期限までに回答はなかった。
この問題を告発した上脇教授は次のように憤る。
「そもそも会計責任者は政治団体の政治資金の収入・支出について会計帳簿を作成して管理する責任者です。だからこそ、その会計帳簿に基づき会計責任者は収支報告書を作成する義務を果たせるわけです。にもかかわらず、松心会の松井一郎代表は、その会計責任者が事務所に出入りせず、会計帳簿を作成していないにもかかわらず、代わりの会計責任者を任命しないまま、事務所の職員と共謀して勝手に収支報告書を作成し署名・押印したことになります。
Aさんが嘘をついているとは思えませんし、松井事務所も勝手に署名・押印したことを認めていました。遵法精神に欠け極めて悪質な犯罪ですから、私はスクープ報道後の5月下旬に私文書偽造罪・同行使罪及び収支報告書虚偽記入罪で大阪地検に松井代表ともう一人(氏名不詳)を告発しました。」
◆維新の「身を切る改革」とは何なのか?
大阪府選挙管理委員会に訂正願いに関して情報公開したところ、5月16日付けで「松心会」の会計責任者の変更をしていたことが公開された資料から分かった。週刊ポストの報道後、大阪府選挙管理委員会に「松心会」から出された訂正願いは、会計責任者の変更のみだったということも判明した。これは、「松心会」が自民党を離党してからA氏の許可を得ずに捺印をしていたことについては修正する必要がないという認識をしているということを意味する。
前述の上脇教授は訂正が会計責任者のみだったことについて、次のように述べた。
「過去の収支報告書には事務担当者の記載はありません。収支報告書に記名・署名された会計責任者を訂正すると、松井代表と共謀した人物を“自白”することになるから訂正しなかったのでしょう。
『松心会』は別の政治団体『松井一郎後援会』と事務所の所在地が同じなので、その後援会の誰かが松井代表の共犯者だった可能性があります。しかし、松井代表はいまだに詳細な説明を行っておらず、説明責任を果たしていません。このような無責任な人物が府知事や市長だったのですから呆れます。維新の政治的体質なのでしょう。」
「身を切る改革」を掲げ躍進してきた維新の会において、常にその中心にいた松井一郎氏が、許諾を得ず勝手に署名・捺印を長年続けていたこと自体が驚きであり、その上「政治資金規正法上問題ない」と回答している。
維新の会が掲げてきた「身を切る改革」とは何だったのだろうか。