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【米マウイ島森林火災】犠牲者の捜索活動続く 数百人がなお所在不明

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What fueled the Hawaiian wildfires that killed dozens and leveled historic Lahaina town
PBS NewsHour 2023/08/11

Crews are still fighting fires on the Hawaiian island of Maui. At least 36 people are known dead and more than 270 buildings damaged or destroyed across a blackened landscape. It's the nation's deadliest fire disaster in five years. Amna Nawaz discussed the fires with KITV meteorologist Malika Dudley.








米マウイ島森林火災、犠牲者の捜索活動続く 数百人がなお所在不明
BBC 2023年8月13日
https://www.bbc.com/japanese/66490189
マウイ島の海岸近くでは多くの建物や車が被害を受けた
大規模な森林火災が米発生したハワイ州マウイ島で、犠牲者の捜索作業が続いている。当局は現地に専門家を派遣し、支援を行っている。
現地時間12日午後までに確認された死者数は89人に上っている。依然として数百人の所在が分からない状態で、犠牲者の数はさらに増えると懸念されている。
さらに多くの人が、火災から逃れて緊急シェルターにとどまっている。
マウイ島では、被害の大きかったラハイナ町を含むいくつかの地点で、現在も消火活動が続いている。
連邦緊急事態管理庁(FEMA)高官のジェレミー・グリーンバーグ氏はBBCの取材に対し、都市部の捜索・救助活動チームや、鎮火チームなど、専門的な支援を追加で送ったと述べた。
「優先順位がなにより一番高いのは、生存者の安全だ」と、グリーンバーグ氏は話した。
グリーンバーグ氏によると、1000人近くが連絡が取れていない状態にあるという。中には無事だが、さまざまな理由で連絡が取れないという人もいるかもしれない。
ラハイナ町では、遺体捜索のために訓練された探知犬が活動している。
また、地元の港周辺でも、遺体が発見されたと報じられている。火が迫ってきた際に多くの人が火災から逃れるため、海中に飛び込み、やがて救助されたものの、命を落とした人も多くいるもよう。
今週初めに火災が発生してから、2000棟以上の建物が破壊されたり損害を受けたりしたとみられている。その大半は、ラハイナ周辺の住宅だという。
ヘリコプター操縦士のリチャード・オルステンさんは、BBCの取材で、港にあった船のほとんどが焼けて沈んでしまったと語った。
「歴史的建造物や教会、修道院などが全てなくなってしまった」
「あらゆる店やレストランのあった繁華街も、歴史的なフロント・ストリートも、すべて焼け落ちてしまった」
ハワイ州のジョシュ・グリーン知事は、今回の山火事は「同州史上最大の自然災害だ」と話した。
FEMAと太平洋災害センター(PDC)によると、マウイ島の復興には約55億ドルがかかる見込み。
他方、当局が住民に適切なタイミングで警報を発したのか、早期警報システムに欠陥があったのか、疑問視する声が高まっている。
たとえばハワイ住民の95%に電力を供給しているハワイ・エレクトリックは、強風が危険な山火事につながるとの警告にも関わらず、計画停電を行わなかったと批判されている。
ハワイ州の司法長官は、当局の山火事への対応について「包括的に点検」すると発表した。
支援を届ける難しさ
緊急シェルターに避難した人々は救援物資を受け取っているほか、QRコードを読み込んで安否確認を行えるようになっている。
現地では地元のグループが、アメリカ赤十字などの支援を受けながら、家を失った人々に食料や水、シェルターなどを提供する手はずを整えている。
アメリカ赤十字の広報担当トッド・ジェイムズ氏は、現在は生存者への支援提供に集中しているが、ゆくゆくは被害評価や清掃作業を助ける緊急供給の調達の支援も行っていくと述べた。
救急航空会社ハワイ・ライフ・フライトの地域責任者、スキッピー・ベイリー氏は、マウイ島が他の島やアメリカ本土から受けている支援は「とてつもなく大きい」と述べた。
一方で、緊急治療が必要な人々を治療を受けられる場所まで運ぶには、さまざまな調整作業が必要なため、目の前の仕事は「気後れするほど大変」だと付け加えた。
こうした作業が複雑になっているのは、電話や電力網がいまだに寸断されている地域があるためだ。
マウイ島クフルイで印刷業を経営するフェリシア・ジョンソンさんは、草の根支援活動を立ち上げた1人。
家族がラハイナ周辺出身というジョンソンさんは、被災地に届けるため寄付された大量の救援物資を集めたものの、政府の検問所を通過できないため、現地に入れずにいる。
寄付で集めた救援物資を届けさせてくれるよう、当局とやりあうのが、気持ちの上でなによりつらいと、ジョンソンさんは言う。
「被災した人たちに食べ物を届けたいのに、そのために役人に必死に頼み込まなくてはならない。そのせいで本当に気持ちがくじけてしまう」とジョンソンさんは話す。
ジョンソンさんによると、ラハイナ町の港のほとんどが焼失したかひどく破損したため、船で被災地に物資届けるのは不可能なのだという。中には、物資を担いで泳いでラハイナに入った人もいるという。
支援物資の積み下ろしを手伝う若い男性たちは、政府の不手際とお役所仕事を批判した。
「チーフだらけで戦士が足りない」とブラダ・ヤングさん(25)は言う。
「みんなが責任者だけど、誰も動いていない」のだと、別の男性は批判した。
12日には、ラハイナへ向かう主要道路で一時的に通行が再開されたが、すぐに閉鎖となった。
住民票を持って逃げ出した数百人が、通行が許可されることを期待して渋滞の中で待っていた。しかし、車列は2キロ近くも続いた。道路が再び閉鎖されたというニュースもあり、引き返さざるを得なくなるかどうかはわからない。
一方、幅が車1台分しかないカハクロア通りは通行が再開されたが、住民らは通り抜けが危険すぎると話している。この道は通称「裏道」と呼ばれており、ヘアピンカーブなどが続くという。
火事で家を失ったというリズ・ジャーマンスキーさんは渋滞のため動かない車内で、「政府が人々の手助けを邪魔している」と怒りをあらわにした。
(英語記事 Search for victims intensifies after Maui fires)


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