統一協会系に政府資金 セネガルの学校 955万円供与 2022.11.11
日本共産党 穀田恵二 衆院外務委員会
教団関係NGOに900万円供与
By 共同通信, Kyodo
https://jp.reuters.com/article/idJP2022111101001077
外務省が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係がある非政府組織(NGO)に対し、アフリカ・セネガルで女性の職業訓練学校を建設する費用として約955万円の政府開発援助(ODA)を供与していたことが11日、分かった。同様の事案がないか調査する。林芳正外相が11日の衆院外務委員会で共産党の穀田恵二氏の質問に答えた。
林氏は、ODAを供与した理由について「女性の社会進出に貢献すると考えた。教団の関連団体とは認識していなかった」と説明した。外務省によると、2015年に支援を決め、18年に供与した。
【共同通信】
穀田議員は、先月26日には、モザンビークに学校設立運営していたNGO「*世界平和女性連合」の派遣員を外務省が、外務大臣表彰していたことを指摘していた。
旧統一教会関連団体からモザンビークへ派遣の女性に「外務大臣表彰」
朝日新聞 2022年10月26日 19時07分
(抜粋)
”世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体からアフリカのモザンビークへ派遣され、現地に中学・高校を開校した日本人女性に対し、外務省が「外務大臣表彰」を授与していたことが26日、明らかになった。当時の外相は河野太郎消費者担当相。衆院外務委員会で共産党の穀田恵二氏が指摘し、外務省の担当者が認めた。
穀田氏は、2019年度外務大臣表彰を受けたモザンビーク太陽中学校・高校の理事長は、教団の関連団体「世界平和女性連合」の派遣員だと指摘した。”