「9月になっても辞職しなければ撃って殺す」明石市長殺害予告メールが届く
「山上容疑者を参考に銃を作った」 明石市長に殺害予告メール 2022/07/27
兵庫・明石市長に殺害予告メール 安倍元首相銃撃参考に「銃自作」
毎日新聞 2022/07/27 11:47
兵庫県明石市の泉房穂市長(58)は27日、「8月末までに市長を辞職しなければ殺す」との殺害を予告するメールが送られてきたと発表した。泉市長は安倍晋三元首相の銃撃事件に触れて「批判とは質が違い、一線を越えている。率直に言って怖い。私ははっきり物を言うタイプだが、相手を刺激する発言は控えたい」と述べた。県警は脅迫容疑で捜査している。
メールは26日午前5時20分ごろ、県内の他の自治体宛てに送信されたもので、県警を通じて明石市に連絡があった。安倍元首相の銃撃事件と関連づけて「山上徹也(容疑者)を参考にして自作銃を作った。こいつで頭や胸を撃って殺す」との記述もあったという。
泉市長は東京大卒業後、NHK勤務や衆院議員、弁護士を経て2011年に初当選した。19年、部下への暴言問題で辞職したが、出直し選で大勝して現在3期目。21年12月に自身のツイッターのアカウントを開設。フォロワーは31万超で、市の施策や自身の思いなどを積極的に発信している。【大川泰弘、宮本翔平】