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ウラン処理工場 付近のコロニアル高校の卒業生ら118人脳腫瘍を発症

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ニュージャージー州のコロニア高校では、1975年から40年間で生徒や教職員ら118人が脳腫瘍を発症していたというニュース。

コロニア学校は、ミドルセックスサンプリング工場から、12マイル(約20km)以内に位置している。

ニュージャージー州ミドルセックスのマウンテンアベニューにあるミドルセックスサンプリング工場は、当初ピッチブレンデウラン鉱の備蓄に使われていた9.6エーカー(38,800m2)の敷地にある。

1943年から1955年まで、マンハッタン計画およびその後継機関である米国原子力委員会(AEC)の指導の下、原子爆弾開発のためのウラン鉱石、トリウム鉱石、ベリリウム鉱石の粉砕、乾燥、選別、計量、分析、保管、包装、出荷に使用されていた。


●Middlesex Sampling Plant
https://en.wikipedia.org/wiki/Middlesex_Sampling_Plant

●Colonia High School
https://en.wikipedia.org/wiki/Colonia_High_School



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エドワード・ゴーリーの絵本のコレクションから。


《関連記事》
2016年02月10日(水) エドワード・ゴーリーの絵本『華々しき鼻血』
~『美味しんぼ』の "フクシマの鼻血"

https://ameblo.jp/et-eo/entry-12127167959.html

日本では、ゴーリーファンの間でも、あまり語られることのない、
エドワード・ゴーリーと、"戦争"
エドワード・ゴーリーと、"大量破壊兵器"
エドワード・ゴーリーと、"日本" について、お話しようと思います。

ゴーリー曰はく、
「いやまったく、我々は育つ過程であんまりいろんなことを信じこまされるもので、
 そういうものが自分とは違うのに気づくまでには、えらく時間がかかりますよ。」

おそらく、ゴーリーおじさんにとっては、この絵は、大人になって知ってしまった現実の世界そのもので、世界は、少年の頃から信じ込まされていたよりずっと残酷だったのです。

エドワード・ゴーリーは、高校を卒業後、1943年、シカゴ美術館附属美術大学に一学期、シカゴ大学で日本語を学んでいました。

ゴーリーは、実は、大変な日本びいきで、あらゆる時代や文化で、もっとも親近感を抱くのが日本のものである、と述べています。

それは、単なるエキゾチックなものに対する憧れというような範疇を超えており、彼の日本通は、成瀬巳喜男や溝口健二の静的な映画を絶賛し、源氏物語を6-7回も通読したというほどでした。

しかし、1941年より、日本は、英米に宣戦布告し、太平洋戦争が始まっていました。
1944年、シカゴ大生だったゴーリーは、陸軍に引き抜かれ、3年間、ユタ州ダグウェイ実験場で非戦闘員兵役に就くことになります。
ゴーリー、18歳の時のことです。
おそらくは、敵国である日本語の語学能力をもつ人材、ある種の諜報要員として用いられたのでしょう。

彼は、ユタ州ソルトレイクシティにほど近いダグウェイ実験場で、工兵隊(the Corps of Engineers)として、毒ガスのテスト等に係る事務に従事させられました。
その任務は、モーニングレポート(ミッションの報告・指令) のファイリングなども含まれたと言います。(The Harvard Advocate)

ダグウェイ試験場とは、化学兵器および生物兵器、大量破壊兵器をテストするための場所でした。

1942年2月ルーズベルト大統領は、公有地約513㎞2を陸軍省に割り当て、
ダグウェイ実験場が創設されました。

ダグウェイ実験場では、1943年2月から3月にかけて、日本の木造長屋を正確に設計し、場内に12棟24戸を建設、路地の幅も日本と同様にし、下町の町並みを再現した「日本村」を作り上げました。
同年5月から9月にかけて、繰り返し焼夷弾を投下する実験を行い、落下軌道・発火範囲・燃え方・消火にかかる時間など詳細なデータを記録し、得られたデータは1945年3月の東京大空襲に生かされました。(同様にドイツ村も建設。)


『華々しき鼻血』柴田元幸訳(河出書房新社)
 原題:THE GLORIOUS NOSEBLEED 
Hardcover, 64 pages
Published August 15th 1974 by Peter Weed Books

ハンカチで鼻血を押さえ、白目を剥いて倒れている女。
その側で、まったく我関せず、あらぬ方を向いて
ぬくぬくと毛皮を着こみ、平然と立っている男たち
あたりには、黒々とした霧が立ち込めています―-―




『華々しき鼻血』裏表紙では・・

表表紙の3人の姿は消え去り、
暗く垂れこめた、黒い雲、黒い霧の
茫茫たる岩地の、女が倒れていたあたりを
とぼけた顔の一匹の犬が、匂いを嗅いでいる。



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Nearly 100 people at this NJ school got brain tumors — a survivor demands answers
New York Post By Andrew Court April 14, 2022
https://nypost.com/2022/04/14/why-nearly-100-people-at-nj-school-got-brain-tumors/





アメリカ 同じ高校の卒業生ら118人が脳腫瘍を発症 波紋広がる
5/6(金) 12:08配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
アメリカ東部、ニュージャージー州にある高校で、40年間に100人を超える卒業生らが脳腫瘍を発症していたことがわかりました。極めて稀な病気であるため波紋が広がっています。
ニュージャージー州のコロニア高校では、1975年から40年間で生徒や教職員ら118人が脳腫瘍を発症していました。
ウィシンスキさんの妻はこの高校の卒業生で、2007年、妊娠中に脳腫瘍が見つかり、出産後、闘病の末亡くなりました。同じく卒業生の妻の妹も3年後に脳腫瘍で死亡しました。
アメリカの統計では、脳腫瘍の発症者は10万人に1人から3人だということです。
妻を脳腫瘍で亡くしたジェイソン・ウィシンスキさん(51)
「何かがある、何かおかしい、調査する必要があります」
記者
「原因の一つとして可能性が指摘されているのが、この場所です」
高校がある郡には、原爆開発を進めた「マンハッタン計画」のウラン処理工場があったことから、汚染された土が学校建設に利用されたのではと関連を疑う指摘もあるということで、自治体は放射線レベルを計測、5月中に公表するということです。


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