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【1/13 広島知事会見】感染速度「2日で2倍」「2日で1.3倍」2パターンのシュミレーション

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広島県はデータ分析から
オミクロンの感染スピードは、
「2日で2倍」あるいは「2日で1.3倍」
2種類のパターンを想定して今後の見通しをシュミレーションしている。

また、
デルタの場合、実績の平均値で、
潜伏期間5日➕発症から病院に行き検査まで3日➕検査判定1日=9日
公表日の報告された感染は「約9日前」に発生している。

オミクロンの場合、まだ実績がないので分からないが、
オミクロンの潜伏期が短く、3日であるなら、
潜伏期間3日➕発症から病院に行き検査まで3日➕検査判定1日=7日
公表日の報告された感染は「約7日前」に発生していると考えられる。

広島県からの
重要なメッセージだ。



広島県知事記者会見 
まん延防止等重点措置区域の拡大について(令和4年1月13日)


感染の急拡大
新規報告数、1月1日:20人、1月12日:652人。
10日で約30倍。

感染の悪化は県の東部から西部の沿岸で見られたが、
北部も含め、県全域で感染者が拡大している。
全ての市町で、直近1週間10万人あたりの新規報告数が25人を超える。
「まん防」を 1/14~1/31 まで、県全域に拡大する。
※要請内容、補償の内容の詳細を説明。

症状が出たらすぐ医療機関へ
オミクロンの今の感染状況を見ると、
誰が感染してもおかしくない状況です。
体調が少しでも悪い時にはすぐに医療機関を受信してください。
これですね、ちょっと大事なところで、
TVによっては、専門家の皆さんが、 
”1日、2日...2日ぐらい症状が治らなかったら医療機関に行ってください”
と言われている方もあるんですが、
そうじゃなくて、”症状が出たらなるべく早く” ”すぐ”
医療機関にかかっていただきたいと思います。

検査体制強化
pcrセンター、臨時スポットの検査数が増えて、
現在、検体採取の予約日が数日先という状況になっているので、
検査体制も強化していく。
早急に調整したいと思っている。
最終的な対応については改めて発表させて頂く。

今後の見通しシュミレーション
○感染者のシュミレーション

これまでのシュミレーションは12/31~1/5(2日で2倍以上のペースで拡大)の実績を基にした。
(※一時、1/8 時点では感染スピードは「1日で2倍」だった)
それから1週間以上経っているので、あらためて直近状況を踏まえて、
1/6~1/13(2日で1.3倍のペースで拡大)の実績も併せて、再度シュミレーションを行った。

いずれのシュミレーションについても、過去の実測値から、平均して、
「推定感染日と公表日は9日ずれる」、
逆にいうと「公表日の報告された感染は約9日前に発生している
というふうになっているので、
実際の感染が発生した
蔓延防止重点措置の適用日の前日「1月8日」を推定感染日(実際の感染が発生した日)のピークと考えている。
つまり、適用日から減少が始まると考えた場合に前日がピークになるのであるが、
そうすると、9日後は、「1月17日」になるので、
公表日のピークは「1月17日」になると推定をしている。
これも今、言われている「オミクロンは潜伏期間が短い」、
ということは「発症までの期間が短い」ということなので、
「9日」よりも短くなる可能性もあるが、まだ実績がないので「9日」としている。

そういうことを前提にして、
1/6~1/13の実績で2日で1.3倍のペース」と考えると、
「1月17日」のピークの感染者数が1300人となる。


リスクシナリオとして、「2日で2倍のペース」と考えると、
「1月17日」のピークの感染者数が3152人となる。


オミクロンは、初めての経験なので、
沖縄のことも含め、まだ分からないので、このような範囲で感染拡大を推測している。

○病床使用率のシュミレーション
この感染者のシュミレーションをベースに、
病床使用率のシュミレーションを行った。
2日で2倍のペース〜感染者が約3000人のシナリオ」の場合、
ピークでは「病床使用率が90%」になり、医療は完全に逼迫する。
2日で1.3倍のペース〜感染者が1300人のシナリオ」の場合は、
ピークでは「病床使用率が約50%超」になる。


ただし、推定感染日のピークを「1月8日」と想定したが、
オミクロンは感染力が強いので、例えば「人流が減っても」、
必ずしも「感染が減る」というところまでいかないかもしれないということもあるので、
「ピークが後ろにずれる」可能性もある。
そうすると、「より感染数も増えてくる」
ということになってくる。

また、高齢者の感染が多くなった場合、
医療従事者が感染で出勤できない場合は、
病床のキャパシティーの方が下がってくる。
提供可能な病床が減ってくるということだ。
そういう場合は、より医療が逼迫してくる可能性がある。
そういうリスクも孕んでいる。

○自宅療養者のシュミレーション
患者の多くは自宅での療養をせざるを得ないと見込まれる。
沖縄県のデータから、広島県の今のところあるデータから見ても
オミクロン株で症状悪化の確率が少ないかもしれないということを踏まえ、
入院、宿泊療養も準備しつつ、
軽症、無症状の患者は自宅療養を基本とするということに見直ししていく。
2日で2倍のペース」の場合は、自宅療養者が約1万人
2日で1.3倍のペース」の場合は、自宅療養者は約6000人

になると見込んでいる。

○自宅療養者の医療提供体制
このようなことを踏まえ、自宅療養者(最大:10000人)への対応をしていく。
・1月14日午後から「オンライン診療センター」(オンライン画面を使う)を開設する。
 自宅療養者の診療相談、
 必要な薬剤の処方、(薬局から配送してもらう)
・「クリニック」で検査診断して自宅療養に対応して下さるところでも、
 電話や、オンラインで再診をしてもらうようにする。
・「フォローアップセンター」を作り、主にリスクの低い患者の
 自宅療養の健康観察、相談を行う。
・「保健所」は、主に重症化リスクのある自宅療養者の健康観察を行う。
 必要に応じて、オンライン診療センターに繋いで、
 訪問診療や訪問看護の手配をする。
 (※現状はまだ「軽症、無症状でもリスクのある人」は入院している状況であるが、
  シュミレーションのように感染拡大すれば医療崩壊することが想定されるので、 
  「軽症、無症状でもリスクのある人」も自宅療養で保健所が対応する。)

皆様へのお願い
感染が拡大して、自宅療養者が増えれば、県の資源にも限りがあるので、
十分な健康観察ができなくなる可能性もある。
感染が猛威をふるい、医療従事者自身や、医療従事者の家族が感染をし濃厚接触者になるということもあり、医療従事者が対応できなくなる可能性もある。
(政府も色々な手立てを講じている:医療従事者が濃厚接触者になった場合の条件付き待機日数など)
いずれにしても、医療機関にさらなる負荷がかかってきかねない状況である。
皆様自身の健康を守るために、また医療を守るために、協力をお願いし、
一人一人が今できる行動をとっていただ供養お願いします。

ーーーーー

(18:41より記者質問) 重要点pickup

25:28〜
中国新聞の岡田記者:
オミ株の潜伏期間は3日程度と言われているが、
今、沖縄の方も800人と発表されているが、
今感染している人達は、いつ頃の感染時期と考えているか?

知事:
2、3日前(1/10~11)の人であれば、お正月くらい。
デルタであれば、今感染している人達は、「9日前」の感染時期というのは、
あくまでも平均値である。
早く出てくる人もあれば、遅く出てくる人もいる。
それを延べると、報告日から「9日前」に感染したということ。

「9日」の意味は、
「潜伏期間:5日」
➕「発症して医療機関に行き検査:2〜3日」
➕「検査の判明:1日」
=「9日」

いま、オミクロンの「潜伏期間:3日」と言われているが、
本当に「3日」かどうかはまだ分からない。
仮にオミクロンが、
「潜伏期間:3日」なら、
「7日」になる。
つまり、オミクロンなら、
報告日から「7日前」に感染したということになる
かもしれない。



32:21〜
NHK 重田記者:
一般的に陽性率が高くなると、
陽性者を検査で拾い切れていないということが懸念されるが、
検査が足りていないのではないか?

知事:
それは検査が足りていないということ。
それはもちろん、検査がやり切れているとは思っていない。
なので毎日たくさん出てくる。
今のところ、「キャパの4分の3」くらいでフル回転して検査している。
pcrセンター(行政検査)に来ている方は、何日か待って頂く状況になっている。
その間も医療機関に行っていただいたり、できるだけの検査は進めている。
いま現時点で陽性の方全てを把握しているということは、あり得ない。
毎日、次々と出てくるので。

35:23〜
共同通信 間口記者:
医師会との協議の中で医師会の方から、
抗原検査、経口薬の体制を整えたいという要請があったが、
現場から抗原検査キットや経口薬が足りないという声があった。
その対応は?

知事:
今後、抗原検査をやる場合は、抗原検査キッド自体は潤沢にあるので、
不足することはないと思う。
極端に集中して、届けるまでに時間がかかることはあるかもしれないが、
基本的には、今のシュミレーションの感染者で一定の人数が
医療機関に行かれるだろうということをベースにした場合、
マクロでは抗原検査キッドは足りているはずである。
経口ウイルス薬については、国に適切に配分して頂く。
現に我々は感染拡大しているのでしっかりとお願いをしたいと思う。


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