警察庁長官官房 審議官(警備局・オリンピック担当)斉藤実の
のらくら答弁
ヘイトスピーチに抗議する女性の首を絞めた男。
警察庁・警備局警備課の警察官
安倍政権は、もう完全に
ヒトラーやフセインや金やアサドのように
日本を強権政治を行う警察国家にしてしまったようだ。
警察は、いったいどっちへ向いて何をしようとしているのか、と、
警察庁が発行している『焦点』という広報誌をネットで拾って
読んでいたら、
原発事故の翌年2012年の↓の誌面の
書き出しの部分を読んで、
仰け反った。
恐れ入った。赤字の部分・・
警察庁では、反原発運動の集会やデモを行っているのは、
「過激派」と言う認識なのだ。
警察庁 焦点 第280号
平成24年3月 (←クリック)
はじめに
平成 23 年、警察は、東日本大震災の被災地において、
全国警察が一丸となり救出救助活動などの任務を遂行しました。
一方で、原発事故の発生や北朝鮮の金正日国防委員長の突然の死去など
国内外の様々な問題が、我が国の治安に大きな影響を与えました。
過激派は、福島第一原発事故の発生を捉え、集会・デモ等を積極的に行い、
反原発運動の盛り上がりを図るなど、大衆運動等を通じて
組織の維持・拡大を図りました。
また、
このページ↑をクリックして開いてもらうと解るが、
ここでサイバーセキュリティに関する特集を行っている。
ところが、この翌年、2013年6月に、
元NSAのエドワード・スノーデンが告発したように、
アメリカのNSAは、同盟国の日本、フランス、ドイツの
政府機関、要人、企業に対して盗聴など、
諜報活動を行っていたことが解った。
警察庁のセキュリティは、さっぱりだったということだし、
アメリカのスパイ行為に何の講義もしなかったのは日本政府だけだ。
アメリカの家畜の
程よく肥えた日の丸印の子豚は、
アメリカに食われて、アメリカの胃袋で溶けて、
もはや、自分がアメリカなのか、日本なのか、
解らなくなるほど、一体化していくのだろう。
安倍などは、爺様の代からだから、
アメリカの胃液で産湯に浸かった世襲売国奴だ。
すでに311のトモダチ作戦のときから、
米主日従で米軍と自衛隊は一体化している。
自衛隊はアメリカ式の軍事訓練を受け、
傭兵のようになるのだろうか。
今夜は、
アメリカの軍事行動の闇を追求し続け、
33歳の若さで死んだ(暗殺された)
マイケル・ヘイスティングスというジャーナリストについて、
書いてみたいと思う。
今もうこの世にいない一人のジャーナリストが
短い人生の中で伝えてくれた報道から、
世界が、日本が見えてくる。
One of Michael Hastings’s most remembered lines
“When writing for a mass audience, put a fact in every sentence.”
*********
アメリカ最後の捕虜と言われた
「バーグダール軍曹」(タリバン捕虜:2009/6-2014/5迄の5年間)について、
彼がアフガニスタン戦争でタリバンの捕虜になって3年目に入る頃、
「バーグダールは脱走兵にちがいない、
バーグダールの父親はムスリムシンパではないのか、
捕虜交換するほどの価値があるのか!」
というような論調の卑劣なバッシング記事が溢れる中で、
綿密な取材を行い勇敢にも良質で正当な記事を掲載したのが、
『ローリングストーン』誌に2012年6月7日号だった。
タイトルは、「アメリカ最後の戦争捕虜(America’s Last Prisoner of War)」
この記事の著者は、マイケル・ヘイスティングス。
"fearless journalist(大胆不敵なジャーナリスト)"と言われた
名うての取材記者だ。
マイケル・ヘイスティングスと言えば、
2010年6月その筆による特ダネ暴露記事で、
アフガン駐留軍司令官・スタンリー・マクリスタルを
退任に追い込んだ人物である。
2010年6月「The Runaway General(逃亡する将軍)」と題された
マクリスタル司令官およびその側近たちにインタビュー、
彼らの私的な会話の記事を掲載した。
6月22日にはインターネットでその記事が広く報じられた。
その内容の一部は、
~マクリスタル司令官が2009年1月に
国防総省でオバマ大統領と初めて同席した際のことを、
「(オバマは)居心地悪そうにびくびくしていた」と回顧。
またアフガンへの増派戦略に批判的だったバイデン副大統領について、
「バイデンって誰だ?」と馬鹿にするような発言。
このほか、ジョーンズ大統領補佐官やアフガン担当のホルブルック特使
を批判するコメントなど私的な会話が暴露された。~
2010年年6月23日オバマは、現地司令官を解任した。
戦争最中、戦争の行方を左右する重要な時期に、
この事態は、米国の戦史史上でも極めて異例だった。
しかし、2013年6月18日早朝、
マイケルは、深夜猛スピードでLAのヤシの木に激突し、
不慮の死を遂げる。
この優秀なジャーナリストに、
いったい何が起こったのか?
彼が、命を賭して
指摘したこととは?
彼が、世間に知らせようとしたのは、
どんなことだったのか?
◆誰がマイケル・ヘイスティングを
殺したか?
Exclusive: Who Killed Michael Hastings?
誰がマイケル・ヘイスティングを殺したか?
Thu, 10/24/2013 - by Carl Gibson
こちらの記事の概要と、
少し注釈を入れつつまとめてみた。
①車の遠隔操作・殺人
マイケルが運転するピカピカのメルセデスC250クーペは、
ハリウッドのハイランドアベニューとメルローズの交差点で、
突然加速し疾走した。
目撃者によると、車はどんどん加速して数回はね上がり、
制御が効かず、ヤシの木に激突して燃え上がり、
爆発し続けた。エンジンは車両の外に吹き飛んだ。
誰も燃える車に近づくことさえできなかった。
しかし、
マイケルは普段のセーフティードライビングは
「まるでグランマのようなノロノロ運転」と
家族や身近な者たちに言われるほどで、
スピード狂とは程遠い、ということだ。
また、事故当夜、彼は自分の車のコンピュータシステムが
ハッキングされているのを恐れ、
て隣人のボルボを貸してくれるよう頼んでいた。
きょうびの車には電子制御装置が用いられている。
無人機を遠隔操作するように、
何者かが、車のコンピュータシステムを乗っ取って操作し、
運転する本人にはブレーキやアクセルが制御できない状態で
死亡事故となる"暗殺"の可能性もあるということだ。
彼はそれを予感していたのだろう。
②秘密の民間人殺人オペレーション
マイケルのローリングストーン誌の極めて重要な記事は、
いわゆる"暴露情報"を遥かに超えていた。
彼が、スタンリー・マクリスタルについて、
アフガニスタンの最高司令官としてだけではなく、
怒りを込めて描いたものだ。
秘密のエリート集団・・・
"統合特殊作戦コマンド(JSOC)Joint Special Operations Command"の
マクリスタルの司令官としての役割について
彼は描いたのだ。
JSOCが行う"殺人オペレーション"は、政府は責任を負うことなく、
イラク、アフガニスタン、パキスタン、イエメン、ソマリア、
他の場所でも、アメリカの手によって
膨大な民間人死者を出す結果を生む。
そして、これは、いまだ未調査であり、処罰されてもいない。
*"統合特殊作戦部隊"(JSOC)の活動については、
2013年サンダンス映画祭でプレミア賞を受賞した「ダーティ・ウォーズ」で描かれた。
原作はジャーナリスト、ジェレミー・スケイヒル・著"Dirty Wars"
マイケルは、アメリカの軍事行動のダークサイドを
明らかにするニュースを報じ続けていた。
陸軍が、この不法な戦争に、より多くの戦費を確保するための
心理作戦として、アメリカ上院議員を戦闘地訪問させたことなどに
関する調査を含む。
マイケルの2012年の著書、
「The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story
of America's War in Afghanistan」
(*映画化もされる "War Machine" 現在撮影中・主演ブラッド・ピット)
この著書の中では、
マイケルはマクリスタル将軍の側近のひとりに、
脅されたことを書いた。
「もしもあんたが書いたものを我々が気に入らないとしたら、
我々はあんたを追いつめて殺す」とない側近は言った。
後に、側近はこのコメントについて謝罪した。
彼は、自分が"人殺しが仕事の人間"について報道した時は
常に脅されていたが、これに邪魔されることなく仕事をしたと
後に書いている。
③政府によるスパイ犯罪
マイケルは、2013年5月に明るみにでた、
「米司法当局が昨年2カ月間にわたり、AP通信社の記者らの電話の
通話記録をひそかに収集していた事件」を読み、
自分が監視の標的だったのを確信しており、
また、6月上旬に、NSAの国内スパイプログラムの詳細について、
エドワード・スノーデンの告発を通じて、さらに警戒していたこと。
「彼は怯えていた。街を離れたいと望んでいた」と隣人が証言した。
彼が死に際する時期に取り組んでいた仕事は、
オバマ大の"外国の無人機ドローンプログラム"立案の長、
ジョン・ブレナンCIA長官に集中していた。
それは特に、ブレナンの役割についてだ。
ブレナンは、ワシントンの不正を追求調査するジャーナリストと
その情報源を追跡する政権の見張り番をしていた。
2012年2月、ウィキリークスによって、
民間警備会社ストラットフォー(Stratfor)の社長フレッド・バートンの
eメールが世間に公表された。
ストラットフォーは、CIAの請負業者だ。
CIAのブレナンが本当に
"不正を追跡し調査するジャーナリストたちの魔女狩り"を
"支持していた"ことが暴露されたのである。
マイケルは亡くなる夜、
ウィキリークスの弁護士ジェニファー・ロビンソンに連絡しており、
ニュースサイトBuzzFeedの同僚にメールを送っていた。
それには、彼が大きなニュースネタに取り組んでおり、
彼の友人が連邦当局から聴取されていることを懸念していて、
「レーダーを切っている」と言っていた。
そしてブラインドコピーしたメールを、
アフガン取材から友人のジョー・ビッグス軍曹に送っていた。
④警察とマスコミは嘘をつく
ロサンジェルス警察は、暗殺を疑ってはいないと繰り返し述べ、
マイケル・ヘイスティングスの死後、疑惑の対象となったFBIは、
マイケルへの調査は少しも行っていなかったことを確認しているとした。
しかし、2013年9月に、
アルジャジーラ(アラビア語と英語でニュースを
24時間放送しているカタールの衛星テレビ)は、情報公開法の請求すると、
FBI文書には、アフガニスタンで捕虜になった青年
「バーグダール軍曹」へのインタビュー記事を書いた件で、
FBIはマイケルを調査中だったことが記録されていた。
ロサンジェルス警察の発表がいかにデタラメかが、明らかになった。
ビル・クリントンとジョージ・W・ブッシュの両政権下で
テロ対策長官だったリチャード・クラーク(*「9.11公聴会」でブッシュ政権の失策について語り、
ライス、ラムズフェルド、ブッシュを震え上がらせた人物)は、
マイケル・ヘイスティングスの事故は、
「車サイバー攻撃とは矛盾がない」と語っている。
また、カリフォルニア大学コンピュータ
技術教授ステファン・サベージによると、
「どのメーカーのどんな車両のコンピュータシステムも
ハッキングされる可能性がある」
そして、「1000マイル(青森-広島間程度)離れると
脆弱になる」と言う。
事故の後、ヘイスティングスの黒焦げになった遺体は急いで
火葬されたが、彼の身体の組織にメタンフェタミンと
マリファナの痕跡があったことを指摘する報告書をLAの検視官が
発表したが、身体のドラッグは事故とは無関係だったと裁定された。
にも拘らず、メディアは才能ある若き記者の悲劇的な死という切り口から、
急に麻薬常用者という切り口に飛び移り、
彼の名誉を傷つけることに余念がなかった。
⑤虐殺・暗殺・拷問 民間軍事会社に委託
この4ヶ月、政府のスパイ行為の告発と、
政府による内部告発者の追跡の高まる緊張真っ最中で、
多くの人が、マイケルの死はCIA、NSA、FBI、
その他の連邦機関が連座する陰謀の結果だったと推測した。
しかし、さほど議論されなかったのは、
マイケルが、民間の軍事委託業者(民間軍事会社)によって、
暗殺された可能性だ。
イラクやアフガニスタンで軍事作戦に関わったものと
同じタイプが考えられる。
今日、その数千人が現役のままなのだ。
民間軍事会社は、罰されるべき酷い犯罪を海外で犯した後でさえ、
その同じ会社が、犯罪責任を問われないまま、
アメリカ政府から入札なしの契約を受け続ける。
行政官が訴訟を起こすのを妨げるのだ。
・イラクで多発した米女性兵士へのレイプ事件の犠牲者を
強制的な仲裁協定を行い無理やりサインさせようとした。
・KBR(アメリカの民間軍事会社)は杜撰な電気配線工事のシャワーで
イラク駐留兵士を感電死させた。
・ハリバートン(アメリカのグローバル企業・軍事産業)は、
政府に何千万ドルも不当な水増し請求をしていた。
・そして、ブラックウォーター(アメリカの民間軍事会社)の
創設者エリック・プリンスは、彼自身が犯罪の関与を立証され、
会社を通じて反イスラム教の十字軍(粛清運動)を指揮すると語った。
*(ブログ主・注釈)ブラックウォーターについては特記しておく~
ブラックウォーターとは、世界最大の“民間軍事会社"。
だが、その実態は、米の軍隊にもできない「汚い仕事」を請け負ってきた
“世界最強の傭兵軍"。世界9か国に2万3000人以上の傭兵を派遣し、
「世界の多くの政府を転覆できる」(米政府高官)という。
米の特殊部隊やCIAなどの元メンバーによって構成され、
紛争地での虐殺・暗殺・拷問などを自由に行なえる、
いわば「殺しのライセンス」を持ってきた。
「ジュネーブ条約」は民間企業には適用されず、
また派遣国の法律もアメリカ本国の法律も適用されないため、
誰からも処罰されることがなかったからだ。
2007年、ブラックウォーターよるイラクにおける民間人への
殺傷事件が発覚。エリック・プリンスは、アメリカ議会の
「イラクとアフガニスタンにおける民間警備契約に関する公聴会」の
重要証人として召喚された。その後のインタビューで、
ブラックウォーターが2000年代初期のCIAと関係が深く、
彼らの依頼で危険な任務を数多く行ったことをを明かした。
2009年、エリックは主な経営陣らと共に
ブラックウォーターUSA(Xe社と社名変更)の社長を辞任し、
同社を「モンサント社」に売却した。
あの農薬・枯葉剤・遺伝子組み換え食品の「モンサント」が、
ブラックウォーターを買収したのだ。
エリックは、2011年に「リフレックス・レポンセズ(通称R2社)」を立ち上げ、
コロンビア人、南アフリカ人など800人の部隊を構成し、
暴動鎮圧やテロ対策といった業務を請け負っている。
2013年、エリックは、「中国のアフリカ資源開発をサポート」する
警備・流通会社フロンティア・リソース・グループの会長に就任した。
自衛隊の集団的自衛件行使の最初の事例は、
「南スーダンで、米軍の代わりに中国軍を警護し
中国の権益を守る」ことだった。
悪名高い「ブラックウォーター」の創始者の新しいビジネスと、
マッチする形だ。今後も関わりを深めるだろう。全く悍ましい。
⑥民間軍事メガ企業による支配
ヘイスティングスの最後の記事は、
「BuzzFeed バズフィード」に公表された。
オバマ大統領、ジョン・ケリー国務長官、
上院軍事委員会カール・レヴィン議長を含む民主党指導者は、
ブッシュ時代に批判してきた。
ところが、彼らは政権を取ると、
ブッシュ同様の"政府によるスパイ行為プログラム"を支持し、
しかもオバマ政権下でさらに拡大させ押し進めたことを暴いた。
911以降、"軍事民間委託業者"に憂慮すべき巨額、
約3兆3000億ドルを支出したことをこの図解が示す。
無駄な大金、そして、暴利をむさぼる民間軍事会社による犯罪。
これ以上に、めったに議論されなかったことは、
米軍と外交政策の決定、それらの統治を結束させてきた、過去10年の間の
これらの巨大企業による支配という感覚が高まり広がっていることだ。
◆殺人ビジネス・世界の軍事会社
アメリカは、911以降、民間の軍需会社に、
驚くべき金額、約3兆3000億ドルを支出(2012年)。
①TOP5 defense contractor (トップ5 軍需会社)(2012)
235億ドル ボーイング(The Boeing Company)
228億ドル ロッキード・マーティン(Lockheed Martin)
114億ドル レイセオン(Raytheon Company)
113億ドル ジェネラル・ダイナミクス (General Dynamics Corporation)
63億ドル ユナイテッド・テクノロジーズ(United Technologies Corporation)
②2015年 グローバル軍事会社 トップ100
2015年版・トップ100・詳細データーはこちら
100位内 アメリカ企業42社が占める
トップ5
US ロッキード・マーティン(Lockheed Martin)
US ボーイング(The Boeing Company)
UK BAEシステムズ(BAE Systems plc)
US レイセオン(Raytheon Company)
US ジェネラル・ダイナミクス (General Dynamics Corporation)
③2015年 グローバル軍事会社
トップ100内 日本企業
三菱重工業
36位(前年26位)Mitsubishi Heavy Industries
/Shunichi Miyanaga, 宮永俊一 President & CEO /Japan
/ 2,626.70( (in millions)
川崎重工業
46位(〃66位) Kawasaki Heavy Industries
/Shigeru Murayama,村山滋 President /Japan
/1,909.20 (in millions)
日本電気
66位(〃75位) NEC
/Nobuhiro Endo,遠藤信博 President /Japan
/1,011.00 (in millions)
ANAホールディングス
72位 (-) Ana Holdings
/Shinya Katanozaka, 片野坂 真哉 President & CEO /Japan
/926.10
三菱電機
77位(〃59位) Mitsubishi Electric
/Kenichiro Yamanishi, CEO /Japan
/860.30
IHI(石川島播磨重工業)
91位(〃98位) IHI
/Tamotsu Saito, 斎藤保 CEO /Japan
/617.80
富士通
98位( -) Fujitsu
/Tatsuya Tanaka,田中 達也 President /Japan
/525.90
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マイケル・ヘイスティングが伝えてくれたこと
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