加計学園の代理人 菊池捷夫弁護士から、
スラップ訴訟を仕掛けられている、
いち市民の「番頭ワタナベ」さんの件で、
フリージャーナリストの三宅勝久さんに、
お力添え下さるよう、
以下のようなお願いのメッセージを送ってみました。
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三宅勝久さん、こんにちは。
「加計問題は新しいフェーズに入った」ーー
過日、2/8の岡山での 山陽新聞労働組合のみなさん、新聞労連の南さん、前川喜平らとご一緒だった講演会に伺い、三宅さんのこの言葉を印象深く覚えています。
次から次の不正への歯止めが効かず、閉塞感を感じていた中で、新しい突破口を指し示して頂いたように感じました。
山陽新聞という地元紙がどのように安倍政権と加計の不正に絡んでいるのか、針の穴のような小さな糸口をこじ開けて、問題の全貌を暴き出して下さるのを期待しています。
『武富士追及』や近著の『大東建託の内幕』のような粘り強いお仕事を完遂された三宅さんに、注目しています。
さて、三宅さんに、ぜひ お知らせしたいことがあります。
現在、加計学園は「学校法人」を原告として、
いち市民(番頭ワタナベ https://mobile.twitter.com/yoswata)のネット上の書き込みに対し、
「学園の名誉を毀損された」として、スラップ訴訟を仕掛けようとしています。
加計側は、まずソフトバンクに訴状を送り、身元を開示するように迫り、
先ごろ、ソフトバンクは加計に個人情報を明かし、
加計側は、番頭ワタナベ さんに「警告」書を送り付けてきました。
その内容は、「あなたの身元がわかった。学園の名誉毀損は犯罪であり、
民事と刑事で告訴するつもりだが、反省の機会を与える。」という
まるで脅迫状のようなものでした。
因みに、加計側の代理人は、菊池捷男(本名・菊池捷夫)弁護士です。
菊池捷男は、加計学園の顧問弁護士でもあり、山陽新聞の顧問弁護士でもあります。
さらに、菊池捷男は、加計学園の渡邊良人(北村良人)事務局長の妻(親子ほどの年の差)の父、つまり、義父にあたります。
菊池捷男は、2013年に相続問題の双方代理をしたことで岡山弁護士会から懲戒処分を受けています。
(この懲戒処分が変名の理由かもしれません)
…しかし、このスラップの件には、もう一つ裏があります。
学園の2トップが自らが、最も「学園の名誉」を毀損するような言動をしている加計側が、なぜ、いち市民にそうまで神経を尖らせるのかというと、
加計側が、真に恐れているのは、番頭ワタナベさんのネット上の言論ではないのです。
実は、番頭ワタナベさんは、加計問題が勃発する約2年前、
加計一族が同席する料亭に招かれ、加計孝太郎からの達っての頼みで、
「加計の血脈」「出生の秘密」の調査を依頼され、
1年をかけて600頁のレポートを提出したのだそうです。
けれども、その調査結果は、孝太郎の気に沿うものではなかったようで、その後、縁は切れた。
番頭ワタナベさんは、菊池弁護士を通じて200万を受け取った。
この調査依頼は、孝太郎の個人的なものだったにも関わらず、
200万円は、渡邊事務局長の差配で、加計学園50周年記念事業の経費として支出された。
そのことは、受け取った時点では番頭さんは知らなかった。
ただし、この仕事をしたことは「なかった事」にし、
「他言をしない」と約束し、サインをさせられた。
そして、200万円は口止め料として受け取った事になっているようです。
番頭ワタナベさんは、このことが事実である証拠の関連書類を全て保持しているということです。
これは、加計学園問題ではありません。
加計孝太郎による「業務上横領」、
それを幇助した菊池弁護士と渡邊事務局長の犯罪の問題です。
番頭ワタナベさんが握っている「個人」の犯罪が暴かれるのを恐れて、
「学園の名誉毀損」にすり替え、
「学校法人」を原告としてスラップ訴訟を仕掛けようとしています。
加計側は、裁判費用は、被告が支払うよう求めていますが、
弁護士費用は、原告を学校法人にしているので「学園もち」だと思います。
真には個人の犯罪隠しのための弁護士費用を学園から支出しようというのですから、これも一挙両得です。
このような悪知恵を働かせて、二重三重の悪事を行なっています。
まさに学校法人の「私物化」ですね。
私個人は、血税を詐取されること以上に、
モラルに欠いた人達に子供たちの教育が壊される事に憤りを覚え、
森友問題、加計問題に関心を寄せている一般のネットユーザーです。
番頭ワタナベさんとはネット上の交流があるに過ぎませんが、
多くのネットユーザーが、いち市民にスラップ訴訟を仕掛ける行為に、
言論の自由に対する恫喝だと問題視しています。
この件で、お力を貸して下さるようにお願いするなら、どなたが最も良いのかと考えたところ、
不正に押し潰される小さな者にも目を向けて下さる、
反骨のフリージャーナリストの三宅勝久さんのお顔が思い浮かびました。
何卒、この声をお聞き届け下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。