安倍一強崩壊の立役者‼︎ 福島ノブユキ元衆院議員❣️
復活祈願❣️
この人は、これからの日本の政治に必要な方でですね!
菅野完@SUGANOTAMO2 午後2:04 · 2018年3月14日
福島のぶゆきインタビュー。
しかしインタビュー中にえらいニュースきて
二人ともインタビューどころでなかなってしまった
菅野完@SUGANOTAMO2
なお、福島のぶゆき議員は、経済産業省の役人時代、
安倍晋三の秘書官をつとめており「安倍の思考パターン」を知悉しています。
それゆえ「総理も議員もやめる」答弁を引き出し得たのです。
ちなみに。。。。
菅野完@SUGANOTAMO2 午前8:39 · 2018年3月13日
去年2月に安倍から
「私や私の妻や事務所が関わっていたら総理も議員もやめる」答弁を引き出した、
福島のぶゆき議員は茨城1区選出でしたが昨年10月の総選挙で落選しています。
なお、茨城1区は、「あの選挙創価学会の原田会長が表立って選挙区入りした」
数少ない選挙区の一つであることを申し添えます
国会中継 衆議院予算委員会 2017年2月17日
最優秀質疑賞❣️ 福島議員のノブユキ神拳‼️
★福島伸享(ふくしま のぶゆき)
生年月日1970年08月08日
出身地茨城県
最終学歴1995年東京大学農学部卒業
出身分野国家公務員
党派民進党
当選回数衆議院 2回
主な経歴(神奈川県立鎌倉高等学校卒業)
2000年6月経済産業省課長補佐
2002年7月内閣官房構造改革特区推進室参事官補佐
2008年2月東京財団研究員
2008年4月学習院女子大学大学院非常勤講師
2009年8月衆議院議員
2014年12月衆議院議員
「森友文書改ざんで一強崩壊へ 」デモクラタイムス 2018.3.16
福島伸享 前民進党衆議院議員
三木由希子 情報公開クリアリングハウス理事長
吉田俊実 東京工科大学教授
■驚愕の財務省文書書き換え 300箇所!
福島
「決裁文書を改竄するとは、私も役所にいたが、
これは、あり得ない話。
とうとうここまで日本も堕ちてしまったかと悲しくなった。
担当の近畿財務局の方が亡くなったという話を聞いて、
役人出身で政治家で、この問題を取り上げた人間としては、ショックが大きい。」
三木
「3/3の朝日新聞の報道で、やっているんだろうとは思っていたが、
こんなに書き換えているとは思っていなかった。
ここまで色んな人を追い詰めるまで問題解決ができないというのが、
致命的ではないかと思った。
吉田俊実
「皆さん異口同音、驚愕の改竄だと仰っているが、
個人的に2001年「NHKの番組改編改竄問題」を追いかけていた。
あの時、安倍さんは自民党政権の副官房長官で、
慰安婦問題に関する番組の改編改竄とおんなじ。
安倍さんは、自分は〈公明正大にと言った〉と。
それが圧力になるという自覚が、あの方は案外ないのかな?と。
権力を持っている、権力の中枢にいるという自覚が、
ご婦人共々、ほとんどない方なのかもしれないという気がしている。」
■安倍答弁「やめる」を引き出した
福島のぶゆきの実力‼︎
福島
「この問題を質問しようと思ったのは、
〈安倍晋三記念小学校の寄付申し込み書〉は、私も受け取った記憶があり、
私も日本会議の会員で、国会議員団会議のメンバーでもあるが、
地元の護国神社のイベントでその紙が出てきて、
なんだこれ?という記憶があったからだ。
私は、安倍総理は本当の保守ではないとずっと訴えており、
周りに集まっている人々も、保守の旗を掲げたビジネスマン。
〈愛国無罪〉と昔は中国で言ったが、
国を愛しているんだから、多少利益があってもいいだろう、
特典があってもいいだろう、という集団だろうと思っている。
その例として、この話をした。」
「まさか総理が辞める話などと思ってもいなかった。
総理の名前を使ってこのようなことをしている人がいる。
むしろ被害者ではないか?
昭恵夫人が関わっているならば奥様の不始末だと詫びれば済む話では?
という程度で話をして、
むしろ、愛国とか、安倍さんの支援者だとかいう名目で利益を得ている人が
他にも一杯いる事が耳に入っていたので、
それを明らかにしようという主旨でやった中で、いきなり切れ始めた。」
「安倍さんとは昔、小泉政権時代の内閣官房で、一緒に働いていたし、
我々が与党時代、安倍さんと一緒に勉強会もやっていたから、
知らない関係ではない気安さから、お前いい加減にしろよ!というつもりで
強気に出たのかもしれない。
ただ、なぜこんなにムキになるのだろうと思った。
「森友の問題で内閣が潰れるなんて思ってもみないことだ。
他の質問の最後でこれをやったので、
長く答弁すれば持ち時間がなくなると思って
長々と答弁するというのが、安倍さんの苦しい時の常套手段。
それにしても総理大臣が国会で〈総理も国会議員も辞める〉というのは、
異常な答弁だったと思う。」
「最初は、籠池さんが悪いと思っていた。
籠池さんのキャラクターとか、学校がやっている教育を見ても、
安倍総理は被害者だと皆思うと思う。
てっきり安倍さんが被害者なのに、
いつまでも安倍さんはムキになって反論してくるから、
やっぱり何かあるんだろうなと。」
「私は今でも安倍総理があの土地に関してどうにかしろとか、
籠池さんにどうにかしろとか、指示したとは思わない。
安倍さんは関わっていないだろうが、
奥様は明確に名誉校長という職に就いている。
何度も森友学園に行って公演をしたり、涙を浮かべてお遊戯を見ていた。
安倍昭恵さんは森友学園の明確な関係者だ。」
三木
「昭恵さんは明確な関係者だが、
土地の取引にどこまで具体的に関与したのかは、
今出ている情報だけでは、よくわからないところがある。
ああいう立場(総理&総理夫人)の人が、軽々しくそういう事をしてはいけない、
という事を逸脱しており、脇が甘いだけではなく、立場をわきまえていない。
普通は、立場が人を作ると言うが、立場が人を作っていない。」
吉田
「自分の立場、権力をもっている、権力の中枢にいる、
という自覚が殆どないのかな?という気がする。奥様を含めて。
そういう人を総理として戴いているという事を
考えなければいけないのではないかと。」
■決裁文書の改竄は
誰が指示し、誰がやったのか?
福島
「これをパッと見て、〈これは佐川君の仕事だな〉と。
佐川君というとパリの香りがするが…。
(パリ人肉事件)佐川君も高校の先輩だが、
もう一人の佐川局長の仕事だなと思ったのは
私は一緒に仕事をしたことがあるから。
資源エネルギー庁で電源特会という
特別会計の取り纏め課の係長をやっている時、
佐川さんが大蔵省の通算3係主宰をやっていて、
彼の部下の係長と私はカウンターパートだった。」
「(佐川さんは)物凄い仕事に細かい人で、
夜中の一時でも二時でもその係長を通じて、
明日の九時までに資料を作れとか、
日曜日も呼びだされて説明に来いと言われたり、
24時間365日働いてあらゆる書類の隅まで、
チェックして直す人だった。」
「仕事の鬼です。
今回、直している部分も、こんなところ直さなくても大丈夫だろうと
いうところまで細かく直している。
例えば、〈申し出〉と〈(元)要請〉、
〈平成27年4月に〉と〈(元)平成27年4月になって〉
こんな細かい文字までチェックできるのは
佐川さん以外にいないと思う。」
「これは一緒に仕事をしている人間だから解ること。
これは相当、佐川さんが手を入れて、
部下を怒鳴りつけ怒鳴りつけ修正したものだと私は考える。」
「(近畿財務局の亡くなった人だけではなく多くの人が関わったのか?というと)
そんなに多くの人が関わってはいないと思う。
ワープロを打ったのは、近畿財務局の亡くなった方かもしれないが、
一つ一つ目を通して、ここを直せ、ここを直せと言ったのは、
佐川さんじゃないかと思う。」
■佐川答弁は政府の答弁そのもの!
佐川さん一人が責任を負うのはおかしい‼︎
福島
「佐川さんの答弁は、佐川さんが個人の判断でやっているのではない。
我々(国会議員)も佐川さんに答弁をしてもらう時には、
全部財務大臣に対して質問しているのである。
国会というのは、選挙によって選ばれた国会議員同士が議論する場。
選挙によって選ばれている人が、大臣に対して質問する。
ただし、技術的なこと補助的なことについては、
政府参考人としての佐川局長が答弁に立っている。
佐川局長の答弁は、大臣の答弁。
麻生大臣がすべき答弁を代わりにやっているに過ぎない。」
「よって、佐川局長の答弁は、大臣官房が見ている。
麻生大臣のスタッフ(大臣官房)が見ている。
おそらく、これは総理に絡む案件だから、
官邸の秘書官も絡んでいる。」
「〈文書は廃棄した〉などの佐川局長の答弁ぶりは、
少なくとも財務省の大臣官房、さらには内閣 官邸も絡んだ答弁であるから、
佐川局長を〈トカゲの尻尾切り〉をしようとしているが、
佐川局長が勝手に答弁したなどということは、あり得ない。」
「そもそもあらゆる答弁を局長が勝手に答弁するようになれば、
選挙など意味がない。
役人がいればいいという話になるではないか。
色んな人で知恵を絞ってストーリーを作ったのを
佐川さんの口を通じて言っただけであって、
佐川さんの答弁は、政府の答弁そのものだから
佐川さん一人が責任を負うのはおかしい。」
「その答弁に合わせて文書を変えたのだろう。」
三木
「決裁文書は、意思決定の証拠なので、
そんなものを改竄するわけがないという前提でしか
制度は機能しない。
改竄しないために制度を作ると、変な話になる。」
■役人にとって決裁文書は絶対だ!
役人は「一字」の誤字も許されない!
福島
「決裁文書を書き換えるなんて絶対にない。
判子を押した決裁文書は絶対のもの。
役人は、一字の誤字も許されない。
安倍の〈倍〉という字が誤字になっていたのは財務省も劣化したものだが、
私が役所に入って一年生のときに、起案の決裁文書をやって
文字が一字まちがえているだけで、無言で上司は戻してくる。
一年生に対して一文字たりとも文字はまちがえてはいけないという教育で
自分で誤字を探すまでずっと上司は教えてくれない。
私の同期は、一字誤字があっただけで窓からポンと捨てられて
〈ゴミ落ちているから拾ってこい〉と拾って来させられたくらい、
役所というのは文字に敏感である。
これほどの書き直しがあれば、最初から判子の取り直し。
私の頃は、こよりで紙を留めて簡単に改竄できないようになっていて、
決裁が終了した文書は保管簿に入れて、自分が起案した文書であっても
勝手に取り出すことはできない。
それくらい厳密に管理している。
それは国の歴史そのものだから。
決裁済みの文書を取り出して直すということは担当では絶対にできない。」
「たぶん役人経験がある人は口を揃えて考えられないと言う。
私は亡くなった方の気持ちは解る。
そういうことを厳密にやるということを体の芯まで叩き込まれている。
どんな役人であっても、
キャリアであろうがノンキャリであろうが、
何省であろうが、地方であろうが国であろうが、
決裁文書は、絶対だ。」
三木
「公文書の扱いというのは、政府の活動の質が悪いと影響を受ける。
説明できないことだと、なるべく記録を残さないようにしようとか、
あっても行政文書ではなく個人メモ的なものにしておこうとか、
過剰に非公開にしたりとか、
問題が現れてくるのが、文書。
それは、政府の活動の質が悪いということの反映。」
「今回も決裁文書の書き換えがあったのは、
大元(政府の活動)が悪かったからという話。
国有地の売却の方に問題があったから、
それを記録した決裁文書が、影響を受けて、
あり得ないことだが改竄された。
財務省の中で、それを誰も止めなかったのが次の問題。」
■書き換え前の文書は、生々しい
まるでノンフィクションノベル!
官僚の声なき悲鳴を残そうとした!
福島
「起案文書は、大事な文書だから、なるべく情報は残さない。
だから、個人メモにして、
〈保存期間一年未満だから捨てました〉という対象にする。
しかし、これを見ると、普通は味気ない文書が多いが、
書き換え前の文書は、面白い!
色々な人の名前が出てきて、日本会議が出てきたり産経新聞の記事が出てきたり、
ノンフィクションものとして、一本のストーリーとして読んでいると面白い。
生き生きとしている。」
「それも違和感があって、よくそんな文書を作ったなと思う。
やっぱり、財務省の人も、これはおかしいと思ったのだろう。
言外に、〈こんなおかしいことを、この人達のせいでさせられているんだよ〉
ということを歴史に残すために作ったものだろうと思う。
官僚としてある種の抵抗をやっている。そういうことだろうと思う。」
「菅野さんの『日本会議の研究』とかを読んで書いているんじゃないか、
というくらい。
いや、『日本会議の研究』が出ているのが後、
これは起案しているのはその前だから、そんなことはないが、
そうではないかというくらい、
日本会議とか、諸々の安倍さんの取り巻きが絡んで、
利権が、特例が、生み出されていく姿が、生々しく描かれている起案書。」
「公文書で残すということは大事だと思う。
後世2千年後に発掘されたら、エジプトのロゼッタストーンのように
こういう事が行われたのだと生き生きと解る
三木さん的に言うと素晴らしい模範になる起案書なのではないだろうか‼︎」
「明治以来、こんな改竄をしたことは日本の歴史ではないと思う。
天と地がひっくり返るようなことをしていて、
今年明治維新150周年だと安倍さんは騒いでいるが、
近代国家の歩みをここでストップさせたようなものだ。」
■深刻なのは、構造の問題!
「安倍政権という、このまま三選したら、
さらにあと3年、総理大臣をやる、超強大な権力で、
〈小選挙区〉で公認権を握り、〈内閣人事局〉で人事も握り、
〈強烈な奥さん〉まで抱えているという、
そういう政権に対して、
明治150年で決定的なことが起こっているんじゃないかと思う。
私は、日本は野蛮になっていると思う。
アジアの専制国家の道を歩み始めているんじゃないかと思う。
それが現れているのが、森友の問題なのではないか。」
「決裁文書改竄は、佐川さんの問題とか、文書管理の問題に
矮小化してはいけない。
(政権の体質の問題で、圧力がかかって忖度せざる得ない状況になってしまっている)
だし、そういう〈構造〉になってしまっている。」
「安倍さん個人の問題かというとそうではない。
総理への権言集中とか、選挙制度の改革とか、
そういうものの積み重ねの上に、生まれたのがこれである。
安倍を倒すことは、全き目的にしていない。
ただ、ここまでの公文書の改竄が出てくると、
巨大な歴史的な深刻な問題の隠れていたものが現れてきている。」
「私は、実は、森友以外にもネタをもっていた。
霞ヶ関の官僚が、官邸に無理難題を言われて、
無理矢理、無理なことをさせられたと、
これは本当に大丈夫でしょうか?とか。
あるいは、官邸の秘書官から電話がかかってきて、
本当は別の人に決まっちゃってたのに、とかいう話がある。
もし、落選しなければ、ネタはあといくつかあって構造的な問題が見えてきた。
ただ、改竄が朝日新聞によって表に出たことによって、
森友の問題だけ見ても、
いかに いま日本の権力構造や統治構造が狂い始めているか、
それがどれだけ深刻か。
私は国民の皆さんが理解しないと、とんでもない事になると思う。」
三木
「政府は、要は、改竄などしなくても、元々、
文書を作る側なので、自分たちの望ましい姿だけ記録する事ができてしまう。
記録したくないものは記録しないとか、
自分たちの判断がいかに妥当かということだけを記録に残すことも
元々できる。
ある種の情報操作は、やろうと思えばできる。」
「決裁文書 改竄は論外だが、
実際にはどのように記録に残されるかということは、
政府や権力をどうやって民主的にコントロールするかと
切り離して考えられない。」
「日本は、政府プロセスをきちんと記録に残すことを怠ってきた。
今回の問題も、〈行政を盾に、政治が保身を図っている〉という構図にみえる。
政治がどう自分の責任を引き受けるかが見えてこない。」
■決裁文書改竄とは、クーデター!
安倍さんは「保守」ではなく「革命家」
日本はいびつな国になっている!
福島
「普通の公文書の改竄と、決裁文書の改竄は違う!
決裁文書というのは、決裁した後、
その効力を及ぼすものとして、
近畿財務局長通知とかいう形で〈公印〉を押して、
こういう契約にしましょうと、籠池さんのところに届ける。
それは、最後には、御名御璽の天皇陛下が法律を公布する。
それにつながっていく国家の権力、統治、そのものなのである。
それを事後に書き換えというのは、〈クーデター〉〈革命〉である。
安倍さんは保守だと言っているが、〈革命家〉だったのか?と。」
「安倍さんは、(ここまで改竄されていた事を)知らないだろう。
問題は安倍さんがこの問題を知っているか知っていないかという
議論をするとチープになってしまう。
なぜ、そこまでの禁忌を犯すのか?
タブーというか役人にとっては死刑に等しいような事をなぜさせたか?
ということの方が問題。」
「最初に戻ると、私の質問に対して、
〈私や妻が関わっていたら総理も国会議員も辞める〉と言っていた。
少なくても奥様は関わっているのは確実なわけだから、
最高権力者たる総理大臣が辞める羽目になることを役人としてはやってはいけない、
内閣の一員である政府の役人としてはやってはいけないと、
辻褄合わせをするために努力をしたということだろう。」
「現職の総理大臣の奥様が名誉校長をするというのは、
軽率だったと謝られればいいのではないか?
と私は国会でも言った。
他の学校だって私学助成金は欲しいわけだから。
でもそれも突っぱねて、そうしていくうちに
谷左衛子さんの存在が明らかになってファックスが出てきたり、
証人喚問で籠池さんを呼んでみたら、100万円昭恵さんからもらったと。
嘘か本当か分からない。
でも少なくとも自民党は偽証罪で訴えようとはしていない。
現時点では偽証じゃないということ。
100万円昭恵さんが籠池さんに持っていったという事になっている。」
「諸々を考えたら昭恵さんの存在がなければ、
佐川さんが一生懸命 消そうとした〈特例〉はないわけである。
それは今回出された決裁文書を通じても明らかにしなければならないし、
この件に関して、国会にも出てこないのはおろか、
何も釈明しないというのは許される事ではない。」
「かたや籠池夫妻が大阪拘置所に入っている。
一人は窓のない部屋、一人は冷暖房のない部屋に入っている。
やっぱりそれはちょっとおかしい。」
「昭恵さんが証人喚問に出るべき。
そうなると安倍さんは辞めるのではないかと思う。
奥さんのことを言うと異常にムキになって反論する。
一番日本で権力を持っているのは安倍総理だけれども、
その権力が一番及ばない人が、たぶん昭恵夫人だ。」
「国家として相当この国はいびつな国家になっている。
あちこちの外国で相当もう報道されている。
朴槿恵の事件とかは、全然 笑えないし、
昔フィリピンにマルコス政権というのがあったが、
そういう例に見られて、
ああ、やっぱり日本て民主主義が成熟していない特別な国なんだなと
思われる事になったんじゃないかと思う。」
吉田
「(安倍さんはNHK改編改竄問題でも)忖度をさせるようなことを言って、
そのことの意味を、自分自身で自覚していない、という感じがする。」
■ブレーキがない権力暴走!
福島
「普通はそうであれば、周りの人がブレーキをかけたり、
窘めたりというチェックの機能が働くが、
それが今、完全に壊れていて誰もそれを止めることができない。
マスコミのメディアの人も含めて。
安倍さん個人は叩くが、構造として仕組みとして権力が暴走するようになっていて、
それに対して有効な制限を加えるような言動をすることができないというのが
一番の問題なのではないか。」
「自民党内で声をあげる人がいない。
なぜならもう衆議院は半分ぐらいは安倍さんが総理大臣になってから当選した人達。
苦労もなく。
野党はもうてんでんバラバラで小さくなっていると。
本来、チェックは、自民党の中で、政府と政府に入っていない与党議員との間の
緊張関係の中でまずチェックされるべき。
そのあとは、与党と野党の間。
私が国会で追求したように野党が厳しくチェックをする。
それが恒常的になされるならば、
権力というのは抑制的に使わねばならないと実感をするだろうが、
この5年間、第二次安倍政権になって安倍さんがそう思うようなことがなかったことで、
こうなってしまった。」
■国民が選挙を通じて権力を動そう!
吉田
「昔は政治主導を目指した。
内閣が変わっても政治家が変わっても
官僚がしっかりしているから道を踏み外さないんだというのではまずいだろうと。
それで政治主導ということが言われて内閣人事局ができた。
構造の問題というのは、どうすればいいのか?」
福島
「私は政治主導でいいと思う。政治主導というのは国民主導ということ。本来は。
ただ、先程申し上げた通り、
与党の中の緊張関係とか、野党との緊張関係がないことが今こういう事になっている。
その一番の理由が民主党政権のが酷すぎたということ。
どんな世論調査でも安倍さんを支持する理由は、
今までよりいい、とか、他よりマシ、というのが半分以上。
私も民主党議員だったが、罪深かったのは政権交代をした結果が良くなかった!と
国民に思わせてしまったという事によって、
国民の力で、政治の力で、権力を抑止したり動かしたり
コントロールしたりということを、国民のみなさんが諦めていること。
それが一番大きな原因だと思う。」
「自民党のみなさんも、安倍さんの元で
2012年、2014年、2017年と勝ち続けた人は、
とにかく自民党にすがっていればいい、安倍さんにすがっていればいい、
選挙は公明党がやってくれるという風になって、
国民の負託を受けて権力を動かしたり監視したりコントロールするための議員だ
ということを理解していない政治家が増えた。」
「(そういう状況の上に安倍さんが乗っかり、奥さんが不思議な動きをして、
官僚がそれを忖度してここまでのことをしているが、
他にも深刻な状況になっている話がある?)
他にもある。私が聞いている話は一杯ある。
だから、私は潰された。国会に戻って来て欲しくないから。」
「構造的な問題だから、色んなことで不思議なことが起きていて、
それは、悲鳴として、霞ヶ関の役人から出て来ている。
今回も、朝日新聞の出元のリークは、役所以外はあり得ない。
財務省か、検察しかあり得ない。
なぜその人達が告発したのか?というのは、その一貫である。
こういう事になったので、今そういうことを抱えている役人は
ソワソワしている人が一杯いるだろう。」
「やっぱり、本当に国の根幹的なものが今溶け始めていると思う。
アジアで最初に、民主化を成し遂げ、近代化を成し遂げた国が、
こんな国だったの?と。
経済の問題もあるだろうが、それ以前に根本的なところが溶けて、退行して、
野蛮な国になっているんじゃないかと、私は悲しい思いがしている。」
西田
「福島さんに戻って来ていただきたい。
人々が政治に対して不信感になり、無関心にぶれていくことが怖い。
自民党の西島議員が、〈これくらいの書き換えはどうということはない〉とか
〈余計な事を書きすぎているんだ〉と矮小化していて国会中継を流している。
福島さんや三木さんの話を伺うまでは、
《驚愕の改竄》ということの度合いが深いのだということ、
関わった方が自殺までするという深刻さというのが、
そんなに凄いことなのかとやっと解った。」
三木
「今の政権がこれでいいか?とか、
前回の選挙は大きな問題を隠したままやってどうだったのか?
という問題は当然ある。
もう一面考えると、特効薬的な解決策というのはなかなかない。
だから簡単に答えを求めると、この前の政権交代の時のような、
〈大きな期待のあとの大きな失望〉になってしまう。
今の政権のままで、政府が信頼置けるようになるのか?というのが一番大きい。
ここまでやって今更信用して下さいと言われてもそれは無理だよねというのがある。
行政が信頼でいないという社会は、不幸な社会。
今の政権はこの1年間やって来たことを思うともう無理だということになる。
政権が変わっても、全部がまともになるというわけではないので、
その先に何をするかも一緒に考える必要がある。」
福島
「安倍さんが辞めたから良かった!ってなってはダメだと思う。
おそらく野党のみなさんも今回の件では大して貢献していなくて、
朝日のリークだと思う。
安倍さんが退陣したり麻生さんが辞任するような事をがあれば、
自分たちの勝利だ!と思うかもしれないが、
そこに誤魔化されてはいけない。
先程から構造の話をしているが、もっと深刻なことがこの国には起きていると思う。
行政に対する信頼の話が出たが、
国民が選挙を通じて権力を動かすんだということを
本当に真剣に考えてもらわないといけない。
政治家の方も、そういう風な存在として国民から選んでもらっている
という自覚がなければいけない。
それが欠けているんだと思う。
自民党から立憲民主党に政権交代しましたバンザイ!という話ではないと思う。
もう一度、解散して、国民のみなさんが考えていただく機会を
争うしかないのではないかと思う。
国難と言って解散したわけだが、
国難と言って、北朝鮮は今度トランプさんと会うわけだから、
じゃあ国難てなんだったのかということになる。
こういうのが出てくると、アンタが国難じゃないのかとなるわけで、
去年の9月の解散はいったい何だったのか?
さらにその前の臨時国会も開かなかった。
都議選に負けたあと、この問題もあるから臨時国会を開らきましょうと言っても
ずっと逃げ続けて、開いた途端に解散して得た議席だ。
ある意味、フェイク選挙だったわけである。
そういうことも踏まえながら、
もう一度解散して、今の権力構造というのが解っている状況で
国民に見ていただいた上で、本当にどういう選択をすればいいのか?だ。
それは野党は未熟だ。自民党の方がまだ安心かもしれない。
でも一つの政党に権力を握らせ続けて、
ああいう、基礎的な近代人としての教養が欠けた人が
権力を持った結果どうなるのか?という事を真剣に考えないといけない。
これなんでもできてしまう、大阪の学校の話だったからまだいい。
そうでなければ、国民の命に関わったり、経済に関わったりする。」
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【一強崩壊の立役者】福島ノブユキ「生々しすぎる❗️森友原本は、官僚の抵抗ノンフィクション❗️」
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