「防衛研究所国際留学生会館」、「防衛装備庁艦艇装備研究所」の北西に、市谷に移転した「防衛研究所」の広大な跡地が広がっている。
その直ぐ北東の隣地には、「公安調査庁研修所恵比寿寮」がある。
この「防衛研究所」の約20,000平方メートルの跡地に、米国の「マサチューセッツ工科大学」を誘致するのだという。
マサチューセッツ工科大学
https://ja.wikipedia.org/wiki/マサチューセッツ工科大学
The MIT Corporation staff
https://corporation.mit.edu/staff
なんなのだ?これは⁈
日本政府は、「戦争を目的とする科学研究は絶対に行わない」と表明してきた日本学術会議などの意見を退け、外部の学術機関と連携しようというのか?
内閣府R4第二次補正予算9億➕文科省R4第二次補正予算66億
=75億円
建設用地➕建設工事の経費も日本持ち❓
<関連予算>
令和 4 年度第 2 次補正予算 9 億円(内閣府計上)
GSUC 構想での連携に向けたフィージビリティスタディ(FS)など具体化に
向けた海外大学との調整業務を行うとともに、GSUC の創設に向け、必要と
なる建物の検討等を実施。
令和 4 年度第 2 次補正予算 66 億円(文部科学省計上)
GSUC の建物の完成を待たず、GSUC での連携が想定される海外大学等 との国際共同研究を先行して実施。


我が国では入管当局の権限を強化する出入国管理及び難民認定法改正案(外国人収容の在り方見直す出入国管理法などの改正案)が衆院を通過。
出入国管理局では収容中に衰弱したスリランカ人女性が懇願した適切な医療すら受けさせることもせず不作為に死なせてしまった事件から、心ある国民はこの人でなし改悪案に大反対している。
一方で、日本の空には穴が空いている。
横田空域、岩国空域、嘉手納空域。
米軍関係者、米要人が自由に出入国できる便利な透明トンネルがある。パスポートなし入国審査なしで日本に入国できる。
日本はスパイ天国であるということ以前に、国境自体がないに等しい。
米軍は日本の検疫を受けないので日本では防疫にも穴が開く。
カムカムエブリバディー状態だ。
例えば、横田基地からスルーパスで入国した米軍人が、ヘリで六本木のヘリポートに降り立って自由に活動できる。六本木の夜を満喫しCovid -19の新たな変異株をばら撒くことも可能だ。
そして、ニュー山王ホテルで月2回、木曜日、日本の官僚と在日米軍のトップが集い秘密会議が行われる。
日米合同委員会だ。
日本側代表は外務省北米局長、アメリカ側代表は在日米軍司令部副司令官。
日本側の代表代理として法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米参事官、財務省大臣官房審議官。その下に10省庁の代表から25委員会が作られている。
アメリカ側の代表代理として駐日アメリカ合衆国大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海兵隊基地司令部参謀長からなる。
要するに、日本という国は、「米軍+官僚」がトップとして君臨し動いているのだ。
事実上、ここでの決定は、憲法を踏み倒して実行に移される。
そして、重大なことは、2005年10月、日米安保条約は外務&防衛官僚の手で国民の知らない間に書き換えられていたことだ。
「日米安保条約にとって代わった文書が存在する。
こんな話をされたら『いつの間に』と不思議がる人もいよう。
外交上の秘密文書ではない。
2005年10月29日、日米の外務・防衛担当閣僚が署名した文書である。
正式な題は『日米同盟・未来のための変革と再編』という・・・」
〜東京新聞 社説 2009年04月20日
今年1月9日〜15日 岸田総理は、フランス、イタリア、英国、カナダ、米国歴訪へ出発。
岸田は、英国で戦争に備えて連携円滑化の協定に著名した。
戦後、日本は、平和憲法を盾に、アメリカの戦争に参加することを辛うじて凌いできた。
ところが、第二次安倍政権は、閣議決定、強行採決と強引なやり方で日本を戦争ができる国にするための法整備に突き進んできた。
2013年、特定秘密保護法
2014年、武器輸出三原則見直し(武器輸出緩和)
2015年、集団的自衛権の行使を容認(戦争法)安保関連法
2017年、共謀罪の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法…
国民から見れば、暴走にしか見えない安倍〜岸田の戦争ができる国への急進は、実は、すでにアメリカが描くビックピクチャーの中で、「2005年10月の日米2プラス2」で正式に取り決められた流れの中にあり、米側はそれを粛々と進めているに過ぎず、日本は追従するのみなのだ。
日米安全保障協議委員会「2+2」
2005年10月29日、小泉政権下で国会も通さず、町村信孝(まちむらのぶたか)外相、大野功統(おおの よしのり)防衛庁長官、ライス米国務長官、ラムズフェルド米国防長官の2プラス2で、日本は「日米同盟 未来のための変革と再編」という文書に署名してしまったのである。
2005年10月、署名してしまった。外務大臣、防衛庁長官、米国の国務長官、国防長官の2プラス2で署名しまったのである。
恐ろしいのは、日本側のやり方である。
この「2005年10月の日米2プラス2」の重大さをメディアは殆ど報じず、国民は殆ど知らされていないことだ。
「由らしむべからず知らしむべからず」と静かにやったのだ。
何をやったのか?
雑駁に言えば、”自衛隊は米軍の二軍”になり、世界中どこへでもいくことになった。
【独自】海外のAI最先端大学を誘致 “スタートアップ・キャンパス構想”全容判明 岸田総理「出遅れてしまうわけにはいかない」|TBS NEWS DIG






日米首脳会談で「スタートアップ・キャンパス構想」推進で一致 東京・恵比寿近くにMIT=マサチューセッツ工科大学誘致へ
2023/05/18 18:25TBS NEWS DIG
https://news.goo.ne.jp/article/tbs/politics/tbs-6085925.html
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日米首脳会談で、岸田総理とアメリカのバイデン大統領は「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」を推進していくことで一致しました。
会談の冒頭、岸田総理は「『グローバル・スタートアップ・キャンパス』を東京都心に創設するべく、アメリカのリーディング大学の一つ、マサチューセッツ工科大学と共同で検討を開始している」と表明しました。
スタートアップ・キャンパス構想とは、AIを含む最先端技術の研究を行う大学を日本に誘致し、人材育成にあたるプロジェクトです。
複数の政府・与党関係者によりますと、東京の目黒区と渋谷区にまたがる2万平方メートルを超える敷地に、マサチューセッツ工科大学がやってくるということで、政府は2028年の開校を目指すとしています。