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【いやはや…惨憺たるサル会議】小西議員の言う通り、 参議院の憲法審査会は毎週開く価値がない

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藤崎剛人氏による小西議員が「サルのやること」と表現した”週一” 参院憲法審査会に対する批評が素晴らしい。
藤崎氏は、憲法審査会の議事録を実際に読んで、「小西議員の言う通り、参議院の憲法審査会は毎週開く価値がない」と、下段のNewsweekの記事に発表されたのだ。

いやはや、これでは小西議員でなくとも「おサルの会議」と言いたくもなる。
全くひどい。

以前、参議院憲法審査会(’22年12月7日)の山谷えり子の「議題から逸脱した独演」大暴走した様子は記事に取り上げたことがある。 🔻これだ。


参議院 2022年12月07日 憲法審査会  
山谷えり子の大暴走に非難轟轟 →自民党が流石に謝罪

《関連過去記事》
【飛び交う怒号】壺・山谷えり子がテーマ逸脱暴走 さすがに自民党が謝罪
2022年12月09日(金)https://ameblo.jp/et-eo/entry-12778566527.html






小西議員の言う通り、
参議院の憲法審査会は毎週開く価値がない
4/10(月) 21:19配信
ニューズウィーク日本版
<「サルがやること」という言い方に問題はあったとしても、毎週開くことの妥当性は実際の議論の内容から改めて検証されるべきだ>
立憲民主党の小西裕之参議院議員が、憲法審査会の毎週開催は「サルがやること」と述べたことで波紋を呼んでいる。言葉の妥当性に関心が向くばかりで、肝心の参議院の憲法審査会の毎週開催についてはほとんど議論がなされていない。そこで筆者は、参議院の憲法審査会に関して、昨年行われた第208回国会~第210国会までの議事録を全て読んでみた。結論としては、参議院の憲法審査会は毎週開催する必要がない、全く内容がない会議だった。藤崎剛人(ブロガー、ドイツ思想史)
憲法審査会の議論
憲法審査会は、「(1)日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制についての広範かつ総合的な調査、(2)憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等の審査を行う機関」と位置づけられている。しかし、議事録からみられるのは、殆どの委員は、憲法学の基本的な知見を持っておらず、これまで積み上がってきた憲法をめぐる議論に基づいて法律を論じる能力はないということだ。
たとえば昨年の主な議題のひとつは参議院の選挙制度をめぐる問題だった。参議院は都道府県別に選挙区を設置していたが、一票の格差を解消する目的で、2015年から一部の都道府県を「合区」として選挙を行っている。しかし、参議院議員は地方代表としての性格があり、一都道府県に最低一人の議員を保障すべきであり、これを憲法に書き込むべきだ、とする議論がある。
憲法審査会でもこの議題が論じられるのだが、各々が言いたいことを主張しているだけで、さっぱり議論が進んでいないのだ。たとえば、参議院の選挙制度を一票の格差問題の例外とする改憲に賛成する委員は、日本の地方の惨状を解説し、「合区」は解消しなければならないと述べる。しかしこれは憲法論とは呼べない。
12月7日の会議では、小西洋之委員が、6月8日に行われた会議での参考人の意見を踏まえ、憲法に平等権が原則として書き込まれている以上、一票の格差を無視する制度を憲法に書き込むのは憲法の改正限界の問題があり、「合区」解消は国会改革によって行われるべきではないかという指摘をしているが、そのような憲法上の問題を克服するための具体的な議論は改憲派委員からは全く出てこないし、参考人の意見などなかったかのようにゼロから議論がスタートしてしまう。
それどころか、同じ12月7日の会議で山谷えり子委員は、参議院の選挙制度改革がテーマの会議にも拘らず、ウクライナ戦争に触れながら憲法九条の問題について演説し、主題である選挙制度の話題には全く触れなかった。これには同僚の自民党議員からも苦言を呈されたが、憲法審査会を自分の独演会の場と勘違いしている議員もいるようなのだ。
具体的な憲法論が行われない
そのような独演会の場と化しているのが、第208回国会と第210回国会でそれぞれ一回ずつ行われた「憲法に対する考え方について意見の交換」だ。この会議では文字通りそれぞれの委員がそれぞれの「考え方」を述べるばかりで、議論の場にはなっていない。それぞれの委員が語っている内容も、先述の「合区」問題を初め、自衛隊、緊急事態、デジタル化、憲法裁判所、道州制など、自分が思いついたこと、あるいは自分の党の政策をただアピールしているだけ、といった様相となっている。中には憲法に日本の伝統を書き込もうとする西田昌司委員のように、近代憲法の根本を理解していない意見を述べる委員もいる。
また、「日本国憲法は制定以来改正されていないのだから改正されなければならない」「憲法の時代に合わせたアップデートを行わなければならない」など、憲法審査会という専門的な機関で述べるにそぐわない抽象的な意見を述べる委員も多い。これが、憲法審査会が設置された初めての会議で出てくる意見なら、まだ理解することはできる。しかし各国会の会期ごとに、これまでの議論がリセットされたかのような意見交換を繰り返す意味はあるのだろうか。
なぜ議論が進まないのか
これに対して、護憲派あるいは改憲に慎重な立場からは、「憲法を活かす」(吉田忠智委員など)ような審査会にすることが繰り返し要求されている。
たとえば福島みずほ委員は、「日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制についての広範かつ総合的な調査」という審査会の役割はいまだ行われたことがないと指摘し、違憲が疑われるような法制について審議することを要求している。確かに、建設的な改憲論を始めたいのであれば、まずはそのような現行法制についての具体的な調査から始めるしかないと思うが、このような要請は棄却され続けているようだ。
憲法審査会の議論が進まない原因は、山添拓委員が繰り返し述べているように、国民の間に憲法を改正する機運が醸成されていないからだろう。だとすれば、小西議員が主張するように、毎週開催するのは無駄ということになるだろう。



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産経、門田氏に220万円賠償命令 森友巡り、立民2議員の名誉棄損―東京地裁
時事通信 2022年11月09日12時09分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022110900567&g=soc
 学校法人森友学園を巡る財務省公文書改ざん問題で、自殺した同省近畿財務局職員の赤木俊夫さん=当時(54)=を「つるし上げた」などと報道されて名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の杉尾秀哉、小西洋之両参院議員が産経新聞社と記事を寄稿した作家の門田隆将氏に計880万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、東京地裁であった。大嶋洋志裁判長は名誉毀損(きそん)を認め、両者に計220万円の賠償を命じた。
中傷投稿「いいね」、名誉侵害 伊藤さん逆転勝訴、杉田氏賠償
 判決によると、産経新聞は2020年10月25日付朝刊で、「杉尾、小西両氏が財務省に乗り込み、約1時間、職員をつるし上げている。当該職員の自殺はその翌日の7日だった」とする門田氏の記事を掲載した。
 大嶋裁判長は「『つるし上げ』という集団的な批判や問責を行うことで自殺に追い込んだと(一般読者に)受け止められる恐れがあり、議員としての社会的評価を低下させた」と指摘した。

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