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【改めて見る】安倍銃撃事件 奈良県立医科大学付属病院が記者会見 ノーカット文字起こし

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音声状態が悪く聞き取りにくいので、文字起こししました。


安倍元総理が死去 奈良県立医科大学付属病院が記者会見【ノーカット】(2022年7月8日)

奈良県立医科大学付属病院
・吉川公彦 病院院長
・福島英賢 救急診療科部長

福島先生:
安倍氏ですが、本日、12時20分に救命センターに搬送されまして、病院到着時に心肺停止状態。当救命センターにおいて救命措置を行いましたが、残念ながら、午後5時3分にお亡くなりになられました。
来られた際に、頚部2箇所に銃創がありまして、心臓及び大血管の損傷による心肺停止と考えられました。
当センターの方で止血術、輸血を行いましたけども、残念ながらという結果になっております。
以上です。


読売新聞:
音声不明瞭 (首の銃創について質問)

福島先生:
(重曹の)場所はですね、この真ん中、真ん中のところから少し右。真ん中のところの少し右の2箇所ですね。
大きさは非常に小さいです。

関西テレビ:
関西テレビのイズタニ?と申します。銃で打たれたということなんですけども、傷の深さは?

福島先生:
(銃創の)深さというのは、心臓にまで到達する深さ、と理解いただいたらと思います。

NHK:
NHKのアズシと申します。
4時間半、治療にあたられたということなんですけども、搬送された時にご容態がもうすでに厳しい状態だったんでしょうか? 

福島先生:
はい。当院に搬送された時点で心肺停止状態、それから救急隊と、あとドクターヘリが接触した時点でもう同じく心肺停止状態であったと聞いております。

NHK:
搬送されたその時点で救命の可能性はどの程度だったんでしょうか?

福島先生:
救命の状態は、銃創ということですのでかなり厳しい状態だということが予測されました。

NHK:
「至近距離で」ということだと思うんですけれど、銃槍から感じるところがあったんでしょうか?

福島先生:
私が見たのは、その傷だけですので、そこは分かりません。

ABCテレビ:
ABCテレビの太田と申します。
搬送されてから死亡が確認されるまでの4時間半少しの間、どのような処置を具体的に行われていたのでしょうか?

福島先生:
具体的には、その胸部の止血術です。それから大量の輸血。この2点です。

奈良テレビ:
奈良テレビ放送、堀江でございます。
量としてはどれくらい輸血をされたんでしょうか?

福島先生:
100単位以上です。ミリリットルで計算すると今分かりません。100単位以上とお答えさせていただきます。

朝日新聞:
ご家族が病院の方に駆けつけたと聞いておりますけれども、今ほどの状況等のご報告はもうすでに先生の方でご家族様にはなさったんでしょうか?

福島先生:
はい。こちらで済ませております。

中日新聞:
ご家族の様子は、具体的には奥様が来られたという情報があるんですが、そういう状況だったでしょうか?

福島先生:
私がお伝えしたのは病状とその経過のみです。それ以外分かりません。

朝日新聞:
弾は、体内に残っていたんでしょうか?

福島先生:
手術している時に、弾丸の方は確認できませんでした。
そのあとはまだちょっと、今後の経過で分かることはあるかもしれませんが、手術中には分かっていません。

NHK:
NHKの梶田と言います。
報道とかでも、2発、発射されたということになってるんですけど、その2発のうちどちらが致命傷になったのでしょうか?

福島先生:
ちょっとそれは分かりかねます。分かっているのは、銃槍と思われる傷が二つあったということだけですね。

NHK:
その傷によって出血してお亡くなりになったということですね。

福島先生:
その傷が、胸部に、心臓大血管にたどり着いたため、その心臓大血管が損傷したため出血をされたということです。

(?社名名乗らず):
2発というのは、胸部ですか?頚部ですか?

福島先生:
頚部です。

(?社名名乗らず):
頚部に2発?

福島先生:
はい。頚部に二つの銃槍があったということです。

(?社名名乗らず):
心臓が損傷していたということですが?

福島先生:
方向がそっち方向に向かってたんだと思います。

毎日放送:
毎日放送のノジマと言います。お疲れ様でした。
確認のためなんですけど、「身体に2箇所銃槍があり、心臓と胸部の大血管に損傷があった」という言い方で間違い無いでしょうか?

福島先生:
はい。その通りです。

毎日放送:
その頚部というのは、もう一度、どこらへんなんでしょうか?

福島先生:
(首の根元中央右、真ん中のところから少し右を指す)

毎日新聞:
首の右元。そこに2箇所というのと、心臓部分というのはどういうことなんでしょうか?

福島先生:
(首元中央を指して)ここのすぐ下は、大血管になってますので、心臓も割と近いところにありますから。

毎日新聞:
なるほど分かりました。
手術をしていたという話がありました。その手術の内容としましてはどういった内容でしょうか?

福島先生:
基本的には、出血しているところを探しに行かないといけませんので、大きく開胸して、出血点を探しに行くという、「止血術」という表現になります。甦生的開胸ですね。

毎日放送:
出血点を探しに行く手術であった。

福島先生:
そうです。それで止血をする。見つけたら当然止血をするということです。

NHK:
NHKの稲垣といいます。
死因に繋がった要因というのは、出血死なのか。どういうふうにお考えですか?

福島先生:
出血死でいいと思います。

NHK:
心臓に到達したということなんですけども、手術をされてみて臓器の損傷であるとか、内部の損傷というのは激しいものでしたか?

福島先生:
心臓の傷自体は、大きいものがありました。

NHK:
その傷というのは具体的にいうとどういった形のもの?

福島先生:
たぶん、弾丸による心損傷、大きな穴ですね。心臓の壁に開いた穴です。

NHK:
他の銃槍と色々比較して、今回のものは何か特徴はありますか?

福島先生:
今回と比較してということは、基本的にはしてませんし、重曹とは、そういった入り口よりも、大きな傷を作るもんだというふうに理解していますので。

中日新聞:
中日新聞のオカヤといいます。
心臓に内部まで到達していって、傷跡があるのは首に2箇所だと。あと弾丸が中から見つからなかったということですけれども。
貫通したような背面の、反対側の傷というようなのはなかったんでしょうか?

福島先生:
一つだけ、「左の肩」に傷があったんで、そこが「射出口」と言われるところだったんじゃないかというふうに考えています。

中日新聞:
それは、「左肩」に一つ。

福島先生:
はい、そうです。

中日新聞:
片方(の弾)は、そこから貫通したのではないかと思われる。

福島先生:
はい。

中日新聞:
もう一個(の弾)に関しては、貫通したような傷はないと?

福島先生:
はい、ないです。

中日新聞:
両方に関して銃弾は発見していないということですね?

福島先生:
今のところ。はい。

報知新聞:
報知新聞の筒井と申します。
お亡くなりになったのが5時3分ということで、ご家族が到着されたのが5時過ぎていたということなんですけれど、
到着された時にはすでにお亡くなりになっていたということなんでしょうか?

福島先生:
救急隊接触時から、ずっと心肺停止状態であられます。

ABCテレビ:
先ほど指で指して、実際の傷のところを教えていただきましたが、その二つの傷はかなり近いところにあったのでしょうか?同じ部位の中でどのあたりにあったのでしょうか?

福島先生:
基本的には二つあって、その距離的には、5センチくらいですか、はい。

読売テレビ:
昭恵夫人が到着したときの安倍さんの状態についてもう一度お伺いしたいです。

福島先生:
今ずっとお話しさせていただいたことと同じことを説明させていただきます。

読売テレビ:
心肺停止だったということですか?

福島先生:
はい、そうです。

読売新聞:
処置なんですけど、止血と輸血をされたということなんですが、止血はできたけど亡くなったのか、止血できずに亡くなったのか?

福島先生:
止血がコントロールできたところもあったんですけども、大量に出血されておられるので、すでに血液も固まるというか、凝固する力も失っている状態でしたので、いろんなところから出血をするという状態になってましたので、完全に止血ができたということは言えないかなと思います。ただある程度大きな血管からの出血はコントロールまではできたんですけども、残念ながら心拍は再開しなかったということです。

毎日放送:
救急隊の方が来られるまでに、現地の方々がAED(自動体外式除細動器)などの処置を行ったと聞いているんですが、そういう処置に関しては適切だったと思われるでしょうか?

福島先生:
当院に搬送されてからのことしか、ちょっと分かりませんので、その辺のところはどういう状況だったのか分からないのでお答えできません。

毎日放送:
もし心臓などに、銃などで撃たれた場合、そういった場合は一般的に、心臓マッサージや心臓を蘇生させるための措置というのはする方が良いものなのでしょうか?

福島先生:
一般的には、そうだと思います。

(?聞き取り不可):
報道では集中治療室で治療が行われていたということなんですが、お亡くなりになるまでそこで治療されていたということで良いでしょうか?

福島先生:
集中治療室には入れませんでした。外来処置室のままです。

(?聞き取り不可 韓国メディア):
今回、撃たれた現場で即死したという理解でいいでしょうか?

福島先生:
撃たれた現場で心肺停止状態になったというふうな表現になるかと思います。

(?聞き取り不可 韓国メディア):
ここに移した時点では手遅れというふうな言い方をしてもよろしいでしょうか?

福島先生:
すでにかなり大きな怪我があったことには違いはありませんので、そういうふうな一般的にはそういうご理解になるのかもしれませんが、我々としては、心肺停止状態ということで対応してます。
亡くなられた状態としては扱っておりません。

関西テレビ:
先ほどちょっと聞こえなかったんですが、集中治療室ではなく何室で処置されていたんでしょうか?

福島先生:
外来処置室です。

ジャーナリストのアワノ:
安倍さんの表情は?先生の印象だけでいいんですけど。

福島先生:
お顔を拝見する時間はありませんでした。すぐに処置をしましたので。

中日新聞:
中日新聞のオカヤです。
現場では、背後から銃撃を受けたのではないかという話がありましたけれど、弾が入った傷というのは前側についていたということなんですか?

福島先生:
はい。前頸部ですね。
前の首であって、背部、後に傷はありませんでしたから。

中日新聞:
じゃあ、いずれも、2発とも前から入って、片方、左肩に(弾が出ていった)、というのは、左肩の後ということですか?

福島先生:
前(の首)というのは、一応、場所が前であって、どういう方向で入ったのかは、別方向、横からかもしれません。
ただ傷は前にあったということです。

中日新聞:
その左肩の傷というのは、後ろ側なんですか?

福島先生:
前側ですね。

中日新聞:
そうすると、もう横でこう通るように出るしかないという?

福島先生:
そこはちょっと分からないですけど、そう思われる傷があったということです。

中日新聞:
いずれにしても「前だった」ということですね、傷は?

福島先生:
はい。

週刊朝日:
週刊朝日のカラサワと申します。
(冒頭聞き取り不可)前から入って、左肩の前の方に傷があったということなんですが、その説明の中で、心臓の壁を破った大きな傷があったということなんですが、心臓を傷つけて、左側(の肩)から抜けていったという感じなんですか?

福島先生:
肩に抜けたのは、もしかすると、2発目とか。なにか別の銃弾だったかもしれません。
そこはちょっと分からないです。

週刊朝日:
いずれにしろ心臓の壁に大きな傷があったということですか?心臓のどの部分ですかね?

福島先生:
心臓の心室ですね。心臓の壁です。

朝日新聞:
朝日新聞の清水です。安倍元首相のお身体は5時3分に死亡を確認されたあと、引き続きこの奈良医大のどういうところでどういう死亡的な処置も含めて今後どういうふうに奈良医大として関わっていくのか教えてもらえますか?

福島先生:
すいません。この後の流れについてはは、まだ詳細は決まっておりません。

(?聞き取り不可):
処置の規模感と言いますか、具体的に何人体制で、どのような処置を行なわれたかをお伺いしたいんですけれども?

福島先生:
人数はですね。途中、途中、最初からたくさんの人数を呼んで、応援を呼びましたので、正確な数は数えてはないですけども、最終的には20人以上の体制で臨みました。
始まった時も、10人以上の体制でやってました。

週刊文春:
週刊文春の和田と言いますが。
駆けつけられた家族は奥様だけと考えてよろしいでしょうか?

福島先生:
奥様は来られてます。その他の方はちょっと分かりません。

NHK:
NHKの藤田と申します。
先ほど、心臓の寝室という部分が出血していましたということなんですけども、おそらく、首から入って、血管を通って抜けていったんだと思うんですが。
心臓の右心室、左心室、二つあると思うんですけど、その血管から入ってどのように抜けていったのかといのは、今の時点でわかりますか?

福島先生:
ずっと一直線に進みませんので、身体の中で、あちこち動きますので、どうなったかは正確にはちょっと分かりません。

NHK:
今のところは、入ってきた弾丸が、首の頸部のどちらかの傷で、最終的には、心臓と、後は肩口から出ていったように見られるということでよろしいですか?

福島先生:
はい。今のところそう考えていますけれども、専門家が見られると違うかもしれません。

時事通信:
病院長にお伺いします。
安倍元首相が亡くなったことについて、病院長としての受け止めについてお伺いしてもよろしいでしょうか?

病院長:
非常に残念な行為が行われて、非常に残念であります。
病院としてはできるだけのことを尽くしてやりました。
本当に非常に残念であります。以上です。

共同通信:
確認になってしまいますけど、安倍首相の首の前部に傷があり、首の後ろ側には傷がなくて、肩に射出口と見られる傷があった。こういう理解でよろしいでしょうか?

福島先生:
今の時点ではそういうふうに理解しています。

(韓国メディア):
元総理大臣なので当然と言えば当然なのかもしれないんですけども、来られたことで、通常の体制がストップしたところがあったりとか、そういう意味で色々全力を尽くされたという理解でよろしいでしょうか?

福島先生:
ストップしてというのは?院でですか?とりあえず救命センターの方で対応できるところでやっておったんですけども、院内とは連携をしてですね、例えば手術室の確保であるとか、そういうふうな体制はしておりました。

中日新聞:
中日新聞の福本です。
安倍元首相はご病気をお持ちになっていたということがありましたけども、これと亡くなったことというのは何かしら関係があるのでしょうか?

福島先生:
関係はないと思います。因果関係は全くないと思います。

(不明?):
頸部というのは鎖骨の上から入ったということでしょうか?

福島先生:
鎖骨よりは上ですね。

(不明?):
鎖骨自体には損傷とか?

福島先生:
鎖骨にはなかったと思います。

(記者会見終了)

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