昨日の記事①では、
IWJによる北村直人氏への4時間にも渡るインタビュー。
北村氏が危機感をもって指摘された中でも最も驚かされた
加計が新設する獣医学部の【おぞましいプラン】について書きました。
今夜は、北村氏が明かした
130億もの税金が、誰によって、どのように、
加計の手に渡ったのか、
そのカラクリについて書こうと思っていましたが、
その前に、
【加計のおぞましいプラン】が、
バイオハザードを起こす危険性は 本当にないのか?
この点をもう少し深掘りしてみたいと思います。
加計獣医学部が想定している授業内容は、
ビジネス優先の軽薄かつ傲慢もので、
獣医学部新設が公益にかなうかどうかという前に、
学生にとっても市民にとっても危険なのではないかという話です。
原発と同じで、
想定外の事故が起これば、
最悪の場合、バイオハザードを引き起こす可能性があるのでは?
つまり、加計の獣医学部は、
創薬などライフサイエンスという獣医師免許を必要としない領域を
さも、獣医師が今後活躍する新分野のように謳い、
まともな指導者も確保していないのに(内部告発あり)、
学生にサル、ブタなどを用いた動物実験(国際的規定3Rに逆行)を行わせ、
厳格な封じ込めが必要な細菌・ウイルスなど
微生物・病原体を扱おうとしているわけですが…
どうやら、加計は本気で《BSL3の実験室を作る》と言っているようですね。
本当にそんな事をさせていいのでしょうか?
あり得ませんよ!
岡山理科大学 獣医学部を建設中の今治市のいこいの丘の付近には、
住宅地も広がっています。
今治は、1946年にはM.81の南海大地震を、
2001年には芸予地震を経験しています。
地元の人々は、不測の事態に不安を感じて当然ですね。
つい数日前行われた、第一回・今治市主催の市民への説明会の動画を
下段に貼っておきました。
今治市民の怒り、そして、それに対する
加計×今治市が結託した不誠実な答弁を どうぞご覧ください。
この中には、加計×今治市側のサクラが潜入していますね。
司会自ら指名してサクラに質問させて会を締め括るという
露骨なヤラセを行なっています。
かつて、教育基本法のタウンミーティングに
改正賛成派のサクラを仕込んだヤラセがばれて、
安倍らが減給処分になった事件を思い出します。
ちなみに、この説明会で、
吉川泰弘氏、岡山理科大学獣医学部 学部長候補 は、
「世界でBSL3施設の事故の例というのはない。」
「封じ込めが破れた例というのは私は知らない。」と説明していましたが、
本当にそうでしょうか?
少し調べると、すぐに判りました。
大規模な口蹄疫のアウトブレイクは、
イギリスで2001年と2007年に発生していますが、
2007年の場合は、バイオラボから漏れたものです。
アメリカのテキサスA&M大学の生物兵器ラボでも事故は起きています。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/1559720/Foot-and-mouth-lab-Shocking-security-lapse.html
http://news.bbc.co.uk/2/hi/6931639.stm
https://www.wired.com/2007/07/the-centers-for
吉川泰弘氏は、
加計の千葉科学大学 副学長
千葉科学大学危機管理学部 動物危機管理学科 の教授でもありました。
これで、専門家と言えるのでしょうか?
吉川氏は、無知なのか?嘘つきなのか?
こんな無責任な人物を学長に据える獣医学部が開校していいのでしょうか?
厚生省の国立医薬品食品衛生研究所の移転についての説明書↓にも
2007年《P3施設のイギリスでの事故例》が載っています。
http://www.nihs.go.jp/aboutnihs/itenkeikaku/081016-7.pdf
〜〜イギリスでは家畜の伝染病である口蹄疫ウィルスがバイオセキュリティ施設から漏れたと思われる事例があります(2007年8月)。イギリスの政府機関の調査の結果、その 施設の問題点として、施設からの排水を一次滅菌(完全な滅菌ではない)処理した後の排 水を完全に不活化する二次滅菌施設まで送る施設敷地内の排水設備の不良(下水管の ひび割れ、下水管マンホールの蓋が非密封。下水管への植物の根の侵入。)やマンホー ルから排水が溢れでる可能性、排水管の詰まりを除くための車両やホースの使用法につ いての標準操作手順書の不備、また、ヒトや車両の施設内への出入り記録の不備、立ち 入り制限区域への立ち入りモニターの不十分さ、が上げられています(Final report on potential breaches of biosecurity at the Pirbright site 2007)。
(参照) http://www.ukresilience.gov.uk/news/hse_report_fmd_surrey.aspx しかし、国立衛研の P3 施設では、仮に動物実験を行うとした場合でも小型の実験動物 (マウスやラットなど)を用いる実験のみしか行いませんので、使用する器材は少なく、また、廃液や排水も少ししか出ませんので、その場で高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)を 用いて完全に滅菌することが可能であり、実際、滅菌した後に施設外に出しますので、定められた規準を遵守している限り、このような事故は起こりえません。
ここ⬆︎で説明するバイオラボからのアウトブレイクは、
政府が運営する動物保健研究所(IAH)と、
製薬大手米Merck社の関連会社の研究所の二つのラボで起りましたが、
両研究所は商業パートナーで、両研究所が共有していた現場の労働者が
伝染原因であるという説もあるようです。
いずれにしても、ヒューマンエラーですね。
そして、日本の国立衛研では、小型動物しか動物実験に使わないので、
こんな事故は起こりえないと言っていますが、
加計の岡山理科大学 獣医学部では、
霊長類により近いサルやブタなどの大型動物の動物実験を行うのですよね⁉️
さて、日本のBSL4施設・理化学研究所と国立感染症研究所(以下、感染研)
両施設とも、地元住民らの反対により
BSL3までの運用しかしていませんでしたが、
2015年より、エボラ出血熱の感染が疑われる患者の検査や治療薬の開発のためのみ、感染研の村山庁舎のウイルス第一部第一室においてBSL4の運用が可能になりました。
現在、感染研は[東京都新宿区戸山1-23-1 ]にあります。
特に、この付近にお住いの方、付近に通学通勤される方は、
http://stopbiohazard.com
このサイト⬆︎に一度目を通しておいた方がいいと思います。
感染研は、1922年に品川から戸山に庁舎を移したようですが、
阪神淡路大震災以前に建てられているので、
1996年に定められた新しい建設省耐震基準を満たしているかどうかは、
疑問なのだそうです。
そして、実際に、《日本の感染研でも事故》が起きています。
[以下こちらから転載]↓
http://stopbiohazard.com/moshi-daijishin-no-kekka-niyor/
〜〜感染研のホームページが語らないことに、過去の人為的ミスの存在があります。これは情報開示請求によってはじめて明らかになったことですが、一九九五年から一九九九年までに感染研では六件の実験室内感染事故が起きています。
戸山庁舎に限って言うと一九九九年に原因不明の死亡患者の臨床材料からウイルスを分離する最中、注射針による針刺し事故が発生しました。また同一九九九年にインフルエンザウイルスに対するモノクローナル抗体を作成するため、マウスの尾の静脈に注射しようとした際、マウスが急に動いたため、ウイルス液が針から噴出し、実験者の右の裸眼に入る事故が発生しました。また二〇〇〇年にはマウスにペスト菌を投与した注射針を誤って指に刺す事故がありました。これらの事故はいずれも初歩的なミスによる事故であり、たとえ実験室内感染事故であったとしても看過できることではありません。初歩的なミスが大事故に繋がることは過去の多くの事例が示しています。〜〜
十字に通る道路の右下のエリアが加計の獣医学部 建設予定地。
周りには、住宅地が広がっています。
加計の獣医学部は、《BSL3の実験室》を作るのだそうです。
〜細菌・ウイルスなどの微生物・病原体などの危険性に応じ、
それらを取り扱う実験室・施設の格付けを
バイオセーフティーレベル(biosafety level, BSL)
BSL1〜BSL4の 4段階のリスクグループに分類されている〜〜
バイオセーフティーレベルというのもおかしな言葉です。
バイオセーフティーレベルとは、すなわち、バイオデンジャーレベルでは?
セーフティーの裏にあるデンジャーを隠そうとしているんですね。
safety(安全)⇔ danger(危険)です。
アメリカでは、「 Department of War=戦争省」を
「 Department of Defense=国防総省」と言い換えました。
よくある言葉のマジックですよね。
政 官 業 伝 学 に広く蔓延している《アベ忖度ウィルス》…
症状は、狂ったように安倍を忖度し、ソンタク停止すると即死するので、
真っしぐらに背任行為を働き、国富をことごとく喰い潰す。
まあ、アベ忖度ウィルスも元々は米由来。
ウィルスはマイナーチェンジを頻繁に繰り返し変異するそうですが、
フルモデルチェンジとも言える変異が起きたのは、
小泉からででしょうね。
米(トリ) → ……→小泉(ブタ) → アベ(ブタ)→アベトモ(ブタ)→ ヒトヒト
《アベ忖度ウィルス》をP4に指定して、
物理的封じ込め (Physical containment) してもらいたいくらいです。
内田樹 @levinassien
「バカが威張る」時代になると「バカが偉くなる」だけでなく、
バカでないと出世できないので、
わりと賢い人たちまでが「このままで上がバカばかりになってしまう。
国を救うためにも私がまず出世せねば」という理屈をつけて
「バカのふりをする」ので、指導層が全部バカで覆い尽くされるのでした。
午前7:51 · 2017年4月15日
なるほど、そうか…
《アベ忖度ウィルス=バカウィルス》ということですね。
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4/11、今治市主催の「大学獣医学部の開学に向けた説明会」(⬇︎動画)が開かれました。
「加計学園」が愛媛・今治市に新設する岡山理科大獣医学部の大学用地として、
市が約36億円の土地を“タダ”で差し出し、
建設費に96億円の補助金を出すことに対し、
《P4のアベ菌》に侵された者たちは、
どのような説明を行なったのか?
①今治 説明会
②今治 説明会
ぜひ、賢明な怒れる市民の質疑を聞いてください!
「実験用動物の糞尿処理をどうするのか?」
「加計の千葉理科大新設で銚子市が92億の補助金を提供し、
現在の財政状況(赤字)を知っているのか?」
「BSL3の封じ込めが破られた場合、どうするのか?」
「130億も譲渡するのに理事長の加計孝太郎さんはなぜ来ないのか?」
特に②の
(9:50〜 ) 村上さん 質問 & 吉川教授 答弁 必聴❗️
▼ 大学獣医学部の開学に向けた説明会(第1回)
【開催趣旨】
獣医学部誘致による 40 年来の宿願である学園都市構想の実現に向け、
大学誘致の概要説明を始め、獣医学部が今治市にどのように定着し貢献するのか、
広く市民の皆様 へお知らせするもの
【開催日時】
平成29年4月11日(火) 18:30~20:30
【開催場所】
今治市民会館2階 大会議室
【出席者】
今治市長 菅 良二
今治市議会国家戦略特区特別委員会 副委員長 岡田 勝利
岡山理科大学獣医学部(仮称)学部長候補 吉川 泰弘
【参加予定人数】
約 200 人(どなたでもご参加いただけます)
【進行スケジュール】
18:00~ 開場
18:30~18:35 開会挨拶 今治市長 菅 良二
18:35~19:10 大学構想概要説明
岡山理科大学獣医学部(仮称)学部長候補 吉川 泰弘
19:10~19:30 大学誘致概要説明 今治市企画課長
19:30~20:25 質疑応答 質疑に応じ
20:25~20:30閉会挨拶 今治市企画財政部長
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北村直人インタビュー② 【安倍×加計ハザード】吉川泰弘[世界でBSL3の事故はない]☞ウソ❗️
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