岸田に外された菅義偉
✔︎菅と橋下維新
【森友問題 時系列より抜粋】
2012年2月26日
「日本教育再生機構」の八木秀次理事長が[安倍と松井]、
大阪維新幹部を引き合わせた。
「教育再生民間タウンミーティングin大阪」
安倍と安倍氏側近の衛藤晟一参院議員(現・首相補佐官)、
松井一郎大阪府知事(現・日本維新の会幹事長)、
馬場伸幸堺市議会議長(現・維新衆院議員)、
中田宏前横浜市長(現・加計学園 岡山理科大学客員教授)が出席。
安倍は、維新の教育基本条例制定の動きを評価。
※その夜、居酒屋会談が行われた。
(籠池氏も出席したのではないかと言われる。
八木、安倍らは否定。事実は未確認。)
http://www.sankei.com/premium/news/170318/prm1703180017-n1.html
※この日、大阪の教育再生機構を軸に安倍は松井らと意気投合し
「来たる総裁選で負けたら、菅義偉と一緒に自民党を出て、
自分が維新の党首になる」と約束していた。
2012年2月28日
大阪府(2011年6月3日)に次いで、
「大阪市の施設における国旗の掲揚
及び教職員による国歌の斉唱に関する条例」が成立。
2012年3月12日
安倍は翌日に予定する学生のシンポジウム「Japan Youth Summit」で
講演するため大阪市のリーガロイヤルホテル大阪に投宿。
[安倍×橋下]の初顔合わせ。
(2/26の安倍×松井 初会談が伏線となった)
特別和室にて安倍、衛藤、橋下、松井 会談。
橋下「安倍内閣で成立させた新教育基本法を実現するために、
私は大阪で教育改革に取り組んでいます。」
集団的自衛権や憲法9条改正にも見解一致。
2012年3月
橋下徹率いる大阪維新の会は教育における
政治主導の明確化を規定した条例を大阪府内の各自治体の議会に提出し、
大阪府で「大阪府教育行政基本条例」が制定された。
(以下略)
ーー
菅前首相、大阪・松井市長らが会食
「安倍元首相の思い出話」
8/6(土) 22:56配信 朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/42af9c6c979d92d82cf033c8437cb4822514afe9
自民党の菅義偉前首相と日本維新の会代表の松井一郎・大阪市長、橋下徹・元大阪府知事は6日夜、東京都内の飲食店で会食した。
出席者によると、「(亡くなった)安倍(晋三)元首相の思い出話をした」という。10日に行われる自民党役員人事・内閣改造や、27日に開票される維新の代表選も話題にのぼったとみられる。
菅氏は維新との関係が深く、第2次安倍政権下で、安倍、菅、松井、橋下の4氏による会食は年末の恒例だった。
✔︎橋下と統一教会
たつみコータロー 前参議院議員@kotarotatsumi
【橋下市長の公募区長に統一教会と深い関係の人物】今日の赤旗より。
住吉区長選出の吉田康人氏は過去に文鮮明のマーシャル諸島へのツアーの団長を務めたり、統一教会の機関誌にも登場。
統一教会は霊感商法などを行うカルトです。こういう人物を選ぶって一体どんな基準なんや!
午前10:56 · 2012年6月28日·ついっぷる for iPhone
仲野なな@L7jJsTk1mLfJGpH
その元住吉区長、いま和泉市副市長です…
#統一教会
https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/15056.html
午前7:24 · 2022年7月19日·Twitter for iPhone
橋下徹さんの右手がプルプル震えている➡紀藤弁護士に完全論破される 2022/08/09
【ミヤネ屋】橋下徹 紀藤弁護士に「橋本さんのは40年前の議論」と論破され手の震えが止まらない?2022/08/09
区長が統一協会と関係
大阪・住吉 橋下市長が公募で登用
しんぶん赤旗 2012年6月28日(木)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-28/2012062815_02_1.html
大阪市の橋下徹市長がすすめた公募区長24人が21日に発表されました。そのなかに霊感商法など反社会的行為が問題になっている統一協会(世界基督教統一神霊協会)と深い関係のある人物が含まれていることが27日、本紙の調べで明らかになりました。
統一協会との関係が指摘されているのは、住吉区長に就任する吉田康人氏(47)です。同氏は、大阪府高槻市議を1期目の任期中に辞職し、衆院大阪10区補選(02年10月)、高槻市長選(03年、07年、11年)に立候補し、いずれも落選しています。
インターネットの吉田氏のブログには、統一協会創設者の文鮮明が提唱した学生組織ワールドカープ・ジャパン(全国大学連合原理研究会)で、松波孝幸会長の講演会に招待され、親睦会にも参加したと記述。「年に一度は松波会長のお話を拝聴しています」(05年11月27日)と書いていました。
統一協会関連団体の世界平和超宗教超国家連合の機関紙「平和大使」にも登場(03年10月号)。文鮮明夫妻が00年に国賓として訪問したマーシャル諸島共和国へ、同大阪府連合会東大阪支部が行った親善交流ツアー(03年8月)で吉田氏がツアーの団長だったことが記載されています。
吉田氏は06年12月28日、吉田氏を統一協会の信者だと指摘した対立市長候補陣営代表者への反論の文書で、「誹謗(ひぼう)中傷」としつつ、「過去に、私が、世界平和連合などが主催するセレモニー、講演会、勉強会、国際交流事業などに来賓、講師、聴衆などとして参加した」「世界平和連合に所属する者数名がボランティアとして個人的に吉田康人の政治活動や選挙活動に参加したこと」があると認めています。
大阪公募区長、統一教会と「関係」 橋下氏支えるスタッフは大丈夫なのか
2012年06月29日20時25分
https://www.j-cast.com/2012/06/29137674.html?p=all
橋下徹市長の音頭で決まった大阪市の公募区長が、霊感商法に関わっているとされる統一教会と関係していたと、一部で報じられた。大阪維新の会率いる橋下氏は、国政進出に再び意欲を示したようだが、悪影響はないのか。
公募区長24人が2012年6月21日に決まった直後、浪速区長に選ばれた経営コンサルタントの玉置賢司氏(45)に「不適切発言」が発覚した。「菅直人は正直殴ったらなあかん」などとツイートして謝罪に追い込まれたのだ。そして、また、問題になりかねない公募区長が現れた。
紀藤正樹弁護士「衝撃の事実」
それは、住吉区長に決まったコンサルティング会社代表の吉田康人氏(47)だ。吉田氏は、07年に大阪府高槻市長選に出馬した際、統一教会の信者ではないのに誹謗・中傷を受けたと対立陣営に警告していた。とはいえ、過去に、統一教会関係団体の講演会などに講師や来賓、聴衆として参加していたことは認めた。また、教会関係者数人に選挙活動などを手伝ってもらっていたともした。そのうえで、これらは、信者でなくても、政治家が一般的に行っていることだと説明していた。
自らのブログでも、こうした統一教会との関係について書き込んでいる。これに対し、赤旗は、吉田氏が住吉区長に決まったことを受け、12年6月28日付記事で「区長が統一協会と関係」と報じた。さらに、週刊文春もこの日の発売号で、吉田氏が教会との関係をブログに書き込んでいたと指摘する記事を出した。
区長ともなれば、消費者対策として、霊感商法などの悪質商法に毅然とした対応をしなければならない。ネット上では、「参加してるだけだから無罪」との声もあったものの、「何を基準に選んでんの?」といった疑問が相次いだ。霊感商法の被害救済活動をしている紀藤正樹弁護士は、この日のツイッターで「衝撃の事実」として、「住吉区民、ひいては大阪市民が可哀そう。人柄が事前にわからない公募制度の欠陥が浮き上がってきた」と懸念を示した。
大阪市人事課「把握していません」
公募区長の人選に当たった大阪市の人事課では、住吉区長に決まった吉田康人氏が過去に統一教会と関係していたことなどについて、「まったく把握していません」と取材に答えた。そして、一般職の地方公務員である区長の採用について、「思想、信条につきましては、選考で考慮されるべきことではありません」とした。
ただ、消費者対策への影響については、「公務員であれば、法令違反を認めたときには厳正に対処するべきことになります」と言っている。
吉田氏に取材したところ、仕事で打ち合わせ中などとして、すぐに話を聞くことはできなかった。
統一教会と関係があるというわけではないが、浪速区長に選ばれた玉置賢司氏も、2010年9月21日未明にこんなツイートしていたことが分かった。「本日、吉林省から霊能者の先生をお迎えする。一人しか迎えにいかないと伝えていたのに、二人で迎えに行ったらちゃんと二人来ることを分かっていた。科学では説明できない能力を持った人がこの世には存在する」。さらに、夜になってからは、「霊能者の能力はやはり冴えていた。今日見てもらった人は全員彼の能力に脱帽した。やはり世界は広い。素晴らしい力を世界のまじめな人の為に使いたい」とつぶやいていた。
これもどうかと思うとの指摘がネット上にあるが、大阪市の人事課では、「過去のことにコメントするのは難しいです。しかし、区長就任後は、誤解を与える表現を差し控えるべきだと思います」と言っている。
橋下徹市長は、12年6月28日の講演で、再び国政進出に意欲を見せる発言をしたと報じられた。しかし、橋下氏を支える議員やスタッフについては、悪評も漏れてきている。
橋下氏率いる大阪維新の会では、広報担当者が「市の公募は行政でやっていますので、会とは関係していません。市に聞いて下さい。また、会としては、国政進出については、何も発信していないです」とだけ話した。
「大阪維新の会」内部から突き上げを喰らった 橋下市長の統一教会問題
社会 | 週刊実話2012年09月01日 15時00分
https://npn.co.jp/article/detail/47908266/
尖閣、竹島の領土問題で世論が先鋭化する中、これになぜか“スルー”を決め込んでいるのが、橋下徹大阪市長だ。
「外交、防衛は国の専権事項」としている橋下氏にしてみれば、当然のことかもしれないが、『大阪維新の会』が松浪健太氏をはじめとする現職国会議員に接触し“国政進出”を目指すからには、ぜひとも考えを伺いたいところ。しかし、そのダンマリには、橋下市長と維新の内部事情が影響しているという。
「橋下さんと維新の会の背後には、統一教会の存在がある。その対応をめぐって内部対立があり、橋下さんの口をつぐませているようなのです」(自民党関係者)
『統一教会』と維新の関係は、これまで幾度か噂が流れているが、先頃もそれを象徴する出来事があった。
「'07年の高槻市長選挙で統一教会との関係が取り沙汰された、経営コンサルタント・吉田康人氏の住吉区長の起用です。吉田氏は高槻市長選の際に統一教会会員ではないことを明らかにし“会員説”を誹謗・中傷と主張していた。しかし一方では教会の行事に参加し、選挙の際にも会員の協力を受けていたことを認めている。信者ではないにせよ、深い関係があることは明らかでした」(全国紙記者)
実は、吉田住吉区長と維新の関係は8年前にまでさかのぼる。
「野球評論家の江本孟紀氏が大阪府知事選挙に出馬した際、その陣営の中心にいたのが、松井一郎大阪府知事、維新の会政調会長の浅田均氏、そして吉田氏です。今回の吉田氏の住吉区長起用の背景には、当時の人間関係があるとみていいでしょう」(同)
維新の背後には、統一協会以外にも民族主義、超保守主義団体の存在が口々に上っている。
「民族主義者、維新の関係者、加えて昨年の統一地方選挙で問題になった“ニセ維新”の連中らが連携し、橋下市長に今回の外交問題で発言するよう迫っているようなのです」(同)
さらには、このような動きに松井府知事を中心としたグループも、何らかの形で関わっているという話もある。
「国政を強く意識する橋下市長にしてみれば、今に至っては過激な“右”はなるべく排除したい。これに対し松井さんたちは、基本的に“誰でも歓迎”。また、昨年の統一地方選挙で生まれた大量の“橋下チルドレン”は、統一教会カラーの排除を求めて橋下さんを突き上げている。今は単なる見解の相違で済んでいますが、状況によっては本格的な対立に発展する可能性もあります」(同)
一枚岩とみられたその裏から浮かび上がった、維新内部のアキレス腱。綻びは修復できるか。
✔︎菅と橋下維新
【森友問題 時系列より抜粋】
2012年2月26日
「日本教育再生機構」の八木秀次理事長が[安倍と松井]、
大阪維新幹部を引き合わせた。
「教育再生民間タウンミーティングin大阪」
安倍と安倍氏側近の衛藤晟一参院議員(現・首相補佐官)、
松井一郎大阪府知事(現・日本維新の会幹事長)、
馬場伸幸堺市議会議長(現・維新衆院議員)、
中田宏前横浜市長(現・加計学園 岡山理科大学客員教授)が出席。
安倍は、維新の教育基本条例制定の動きを評価。
※その夜、居酒屋会談が行われた。
(籠池氏も出席したのではないかと言われる。
八木、安倍らは否定。事実は未確認。)
http://www.sankei.com/premium/news/170318/prm1703180017-n1.html
※この日、大阪の教育再生機構を軸に安倍は松井らと意気投合し
「来たる総裁選で負けたら、菅義偉と一緒に自民党を出て、
自分が維新の党首になる」と約束していた。
2012年2月28日
大阪府(2011年6月3日)に次いで、
「大阪市の施設における国旗の掲揚
及び教職員による国歌の斉唱に関する条例」が成立。
2012年3月12日
安倍は翌日に予定する学生のシンポジウム「Japan Youth Summit」で
講演するため大阪市のリーガロイヤルホテル大阪に投宿。
[安倍×橋下]の初顔合わせ。
(2/26の安倍×松井 初会談が伏線となった)
特別和室にて安倍、衛藤、橋下、松井 会談。
橋下「安倍内閣で成立させた新教育基本法を実現するために、
私は大阪で教育改革に取り組んでいます。」
集団的自衛権や憲法9条改正にも見解一致。
2012年3月
橋下徹率いる大阪維新の会は教育における
政治主導の明確化を規定した条例を大阪府内の各自治体の議会に提出し、
大阪府で「大阪府教育行政基本条例」が制定された。
(以下略)
ーー
菅前首相、大阪・松井市長らが会食
「安倍元首相の思い出話」
8/6(土) 22:56配信 朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/42af9c6c979d92d82cf033c8437cb4822514afe9
自民党の菅義偉前首相と日本維新の会代表の松井一郎・大阪市長、橋下徹・元大阪府知事は6日夜、東京都内の飲食店で会食した。
出席者によると、「(亡くなった)安倍(晋三)元首相の思い出話をした」という。10日に行われる自民党役員人事・内閣改造や、27日に開票される維新の代表選も話題にのぼったとみられる。
菅氏は維新との関係が深く、第2次安倍政権下で、安倍、菅、松井、橋下の4氏による会食は年末の恒例だった。
✔︎橋下と統一教会
たつみコータロー 前参議院議員@kotarotatsumi
【橋下市長の公募区長に統一教会と深い関係の人物】今日の赤旗より。
住吉区長選出の吉田康人氏は過去に文鮮明のマーシャル諸島へのツアーの団長を務めたり、統一教会の機関誌にも登場。
統一教会は霊感商法などを行うカルトです。こういう人物を選ぶって一体どんな基準なんや!
午前10:56 · 2012年6月28日·ついっぷる for iPhone
仲野なな@L7jJsTk1mLfJGpH
その元住吉区長、いま和泉市副市長です…
#統一教会
https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/15056.html
午前7:24 · 2022年7月19日·Twitter for iPhone
橋下徹さんの右手がプルプル震えている➡紀藤弁護士に完全論破される 2022/08/09
【ミヤネ屋】橋下徹 紀藤弁護士に「橋本さんのは40年前の議論」と論破され手の震えが止まらない?2022/08/09
区長が統一協会と関係
大阪・住吉 橋下市長が公募で登用
しんぶん赤旗 2012年6月28日(木)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-28/2012062815_02_1.html
大阪市の橋下徹市長がすすめた公募区長24人が21日に発表されました。そのなかに霊感商法など反社会的行為が問題になっている統一協会(世界基督教統一神霊協会)と深い関係のある人物が含まれていることが27日、本紙の調べで明らかになりました。
統一協会との関係が指摘されているのは、住吉区長に就任する吉田康人氏(47)です。同氏は、大阪府高槻市議を1期目の任期中に辞職し、衆院大阪10区補選(02年10月)、高槻市長選(03年、07年、11年)に立候補し、いずれも落選しています。
インターネットの吉田氏のブログには、統一協会創設者の文鮮明が提唱した学生組織ワールドカープ・ジャパン(全国大学連合原理研究会)で、松波孝幸会長の講演会に招待され、親睦会にも参加したと記述。「年に一度は松波会長のお話を拝聴しています」(05年11月27日)と書いていました。
統一協会関連団体の世界平和超宗教超国家連合の機関紙「平和大使」にも登場(03年10月号)。文鮮明夫妻が00年に国賓として訪問したマーシャル諸島共和国へ、同大阪府連合会東大阪支部が行った親善交流ツアー(03年8月)で吉田氏がツアーの団長だったことが記載されています。
吉田氏は06年12月28日、吉田氏を統一協会の信者だと指摘した対立市長候補陣営代表者への反論の文書で、「誹謗(ひぼう)中傷」としつつ、「過去に、私が、世界平和連合などが主催するセレモニー、講演会、勉強会、国際交流事業などに来賓、講師、聴衆などとして参加した」「世界平和連合に所属する者数名がボランティアとして個人的に吉田康人の政治活動や選挙活動に参加したこと」があると認めています。
大阪公募区長、統一教会と「関係」 橋下氏支えるスタッフは大丈夫なのか
2012年06月29日20時25分
https://www.j-cast.com/2012/06/29137674.html?p=all
橋下徹市長の音頭で決まった大阪市の公募区長が、霊感商法に関わっているとされる統一教会と関係していたと、一部で報じられた。大阪維新の会率いる橋下氏は、国政進出に再び意欲を示したようだが、悪影響はないのか。
公募区長24人が2012年6月21日に決まった直後、浪速区長に選ばれた経営コンサルタントの玉置賢司氏(45)に「不適切発言」が発覚した。「菅直人は正直殴ったらなあかん」などとツイートして謝罪に追い込まれたのだ。そして、また、問題になりかねない公募区長が現れた。
紀藤正樹弁護士「衝撃の事実」
それは、住吉区長に決まったコンサルティング会社代表の吉田康人氏(47)だ。吉田氏は、07年に大阪府高槻市長選に出馬した際、統一教会の信者ではないのに誹謗・中傷を受けたと対立陣営に警告していた。とはいえ、過去に、統一教会関係団体の講演会などに講師や来賓、聴衆として参加していたことは認めた。また、教会関係者数人に選挙活動などを手伝ってもらっていたともした。そのうえで、これらは、信者でなくても、政治家が一般的に行っていることだと説明していた。
自らのブログでも、こうした統一教会との関係について書き込んでいる。これに対し、赤旗は、吉田氏が住吉区長に決まったことを受け、12年6月28日付記事で「区長が統一協会と関係」と報じた。さらに、週刊文春もこの日の発売号で、吉田氏が教会との関係をブログに書き込んでいたと指摘する記事を出した。
区長ともなれば、消費者対策として、霊感商法などの悪質商法に毅然とした対応をしなければならない。ネット上では、「参加してるだけだから無罪」との声もあったものの、「何を基準に選んでんの?」といった疑問が相次いだ。霊感商法の被害救済活動をしている紀藤正樹弁護士は、この日のツイッターで「衝撃の事実」として、「住吉区民、ひいては大阪市民が可哀そう。人柄が事前にわからない公募制度の欠陥が浮き上がってきた」と懸念を示した。
大阪市人事課「把握していません」
公募区長の人選に当たった大阪市の人事課では、住吉区長に決まった吉田康人氏が過去に統一教会と関係していたことなどについて、「まったく把握していません」と取材に答えた。そして、一般職の地方公務員である区長の採用について、「思想、信条につきましては、選考で考慮されるべきことではありません」とした。
ただ、消費者対策への影響については、「公務員であれば、法令違反を認めたときには厳正に対処するべきことになります」と言っている。
吉田氏に取材したところ、仕事で打ち合わせ中などとして、すぐに話を聞くことはできなかった。
統一教会と関係があるというわけではないが、浪速区長に選ばれた玉置賢司氏も、2010年9月21日未明にこんなツイートしていたことが分かった。「本日、吉林省から霊能者の先生をお迎えする。一人しか迎えにいかないと伝えていたのに、二人で迎えに行ったらちゃんと二人来ることを分かっていた。科学では説明できない能力を持った人がこの世には存在する」。さらに、夜になってからは、「霊能者の能力はやはり冴えていた。今日見てもらった人は全員彼の能力に脱帽した。やはり世界は広い。素晴らしい力を世界のまじめな人の為に使いたい」とつぶやいていた。
これもどうかと思うとの指摘がネット上にあるが、大阪市の人事課では、「過去のことにコメントするのは難しいです。しかし、区長就任後は、誤解を与える表現を差し控えるべきだと思います」と言っている。
橋下徹市長は、12年6月28日の講演で、再び国政進出に意欲を見せる発言をしたと報じられた。しかし、橋下氏を支える議員やスタッフについては、悪評も漏れてきている。
橋下氏率いる大阪維新の会では、広報担当者が「市の公募は行政でやっていますので、会とは関係していません。市に聞いて下さい。また、会としては、国政進出については、何も発信していないです」とだけ話した。
「大阪維新の会」内部から突き上げを喰らった 橋下市長の統一教会問題
社会 | 週刊実話2012年09月01日 15時00分
https://npn.co.jp/article/detail/47908266/
尖閣、竹島の領土問題で世論が先鋭化する中、これになぜか“スルー”を決め込んでいるのが、橋下徹大阪市長だ。
「外交、防衛は国の専権事項」としている橋下氏にしてみれば、当然のことかもしれないが、『大阪維新の会』が松浪健太氏をはじめとする現職国会議員に接触し“国政進出”を目指すからには、ぜひとも考えを伺いたいところ。しかし、そのダンマリには、橋下市長と維新の内部事情が影響しているという。
「橋下さんと維新の会の背後には、統一教会の存在がある。その対応をめぐって内部対立があり、橋下さんの口をつぐませているようなのです」(自民党関係者)
『統一教会』と維新の関係は、これまで幾度か噂が流れているが、先頃もそれを象徴する出来事があった。
「'07年の高槻市長選挙で統一教会との関係が取り沙汰された、経営コンサルタント・吉田康人氏の住吉区長の起用です。吉田氏は高槻市長選の際に統一教会会員ではないことを明らかにし“会員説”を誹謗・中傷と主張していた。しかし一方では教会の行事に参加し、選挙の際にも会員の協力を受けていたことを認めている。信者ではないにせよ、深い関係があることは明らかでした」(全国紙記者)
実は、吉田住吉区長と維新の関係は8年前にまでさかのぼる。
「野球評論家の江本孟紀氏が大阪府知事選挙に出馬した際、その陣営の中心にいたのが、松井一郎大阪府知事、維新の会政調会長の浅田均氏、そして吉田氏です。今回の吉田氏の住吉区長起用の背景には、当時の人間関係があるとみていいでしょう」(同)
維新の背後には、統一協会以外にも民族主義、超保守主義団体の存在が口々に上っている。
「民族主義者、維新の関係者、加えて昨年の統一地方選挙で問題になった“ニセ維新”の連中らが連携し、橋下市長に今回の外交問題で発言するよう迫っているようなのです」(同)
さらには、このような動きに松井府知事を中心としたグループも、何らかの形で関わっているという話もある。
「国政を強く意識する橋下市長にしてみれば、今に至っては過激な“右”はなるべく排除したい。これに対し松井さんたちは、基本的に“誰でも歓迎”。また、昨年の統一地方選挙で生まれた大量の“橋下チルドレン”は、統一教会カラーの排除を求めて橋下さんを突き上げている。今は単なる見解の相違で済んでいますが、状況によっては本格的な対立に発展する可能性もあります」(同)
一枚岩とみられたその裏から浮かび上がった、維新内部のアキレス腱。綻びは修復できるか。