
Stańczyk スタンチク (c. 1480–1560)
ポーランドの歴史のなかで最も有名な宮廷道化師。
ただの芸人であることをはるかに超えた存在であった。
知性と政治哲学者としての才能にあふれ、ポーランドの現在と未来の状況について、彼が発する気の利いた冗談は政治と宮廷の時事問題に関連しており、彼は自らの道化師としての仕事を通じて、風刺という手段を用いながら同時代の人々に対する批判と警告を行った。
宮廷道化師(ジェスター) とは、小人症などの肉体的障害を持っているものが多く、笑い物としての対象にされ、その名の通りの主人または周囲の人物達を楽しませる役割を担っていた。
水道橋博士というと、稀有な芸人さん。
なんとなく、かの宮廷道化師・スタンチクをイメージしてしまう。
『博士も知らないニッポンのウラ』『博士の異常な鼎談』。
Youtubeで見尽くさずにいられないほど面白い他に類のない時事対談番組だった。
博士は、好奇心にあふれ、しかも誰にも礼を忘れない”不思議な大人キッド”なので、
どんな奇人変人も怪人も猛獣も、生き物本来の可愛らしさを垣間見せてくれた。
博士の『藝人春秋』シリーズ 4巻 ポチ👍

藝人春秋 単行本 – 2012/12/6
水道橋博士 (著)

藝人春秋2 上 ハカセより愛をこめて 単行本 – 2017/11/30
水道橋博士 (著)

藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ – 2017/11/30
水道橋博士 (著)

藝人春秋Diary 単行本 – 2021/10/18
水道橋博士 (著)