河瀬直美
「日本に国際社会からオリンピックを招致したのは、私たちです。
そして、それを喜んだし、
ここ数年の状況をみんなは喜んだはずだ。
これは今の日本の問題でもある。
だから、あなたも私も問われる話。
私はそういうふうに描く。」
私には、そんな記憶はありません。
オリンピックを招致した覚えはないし、
喜んだ覚えもない。
2011年3月11日に政府が発令した「原子力緊急事態宣言」は解除されていない。
故に復興五輪という言葉自体が欺瞞です。
#五輪を招致したのは私たちではありません
◇
河瀬直美さん、
自分の予定(展望的記憶 Prospective memory)を
他人の手帳(脳)に書き込もうと❓
エルビス・プレスリーさんのナンバーからLOVE ME TENDER
なに言ってんだ。
ふざけんじゃねー
近頃 地震が多い日本列島。
清志郎をくらえ。
杉原こうじ(NAJAT・緑の党)
@kojiskojis
1月24日、河瀬直美さん。
担当ディレクター(島田角栄監督)とNHKの共謀による捏造疑惑の渦中にあるのに、何事もなかったかのように綺麗事を綴れる感性に驚く。
「私は何を語ることができるのだろう」とあるが、語るべき事は明確だ。
捏造問題への自身の関与と責任を真摯に明らかにする以外ない。


午後6:33 · 2022年1月24日·Twitter for Android
痒い 痒い 痒い。
中野信子(脳科学者)×河瀨直美(映画監督)奈良 興福寺中金堂 2020.9.20
なら国際映画祭
中野
「ちょっと時空間の認知とか、
映画を人間がどうして芸術として使えるのか、みたいな話もしたいですね。」
...略...
「...略…時間の認知って人間しかできないので。
しかも過去にこういうものがあったっていうことの記憶と
時間の認知ってほとんど同じことなんですよね。
そのものを形にしていくというのは本当に人間にしかできないことで、
過去何度も消失して建て替えられてきたものってたくさんあると思うんですけれど、
同じ機能を持つものを寸分違わぬ、かどうか分からない...
寸分違わぬ形で再現しようっていうのは
形がどうでもいいものではなかったってことですよね。
...略…
同じものを再現できるというのは奇跡のようなことで、
それを周りの人がどれだけ大事に思っていたかという証でもあるし、
大事に思うだけではこれは再現できない。
大事に思う以上に必要だからなんですよね。
必要だっていうのは、こういう大きな建造物で、
今日明日食べていくには役に立つかどうかは分からないけれども、
10年後とか、50年後、100年後生きていくために
絶対にこの形が要るって思っているから、同じように再現するんですよね。」
河瀬
「宗教というのはそういう何か...力があるってこと?」
中野
「そう思います。宗教というか...。
きのうちょっと時間の話をしたんですよね。
時間が存在するかどうかっていう。
ちょっと壮大なテーマになってしまうんですけど、
実は物理学上では、時間の存在っていうのは、疑わしい。
時間は存在しないんじゃないかと考える方が合理的なんですね。
とはいえ、私たち時間の中に住んでいるじゃないか
というふうに主張する人がいると思います。
今話している時だって1秒1秒時計は回っているじゃないか
というふうに思うと思う。
けれども、それは人間が、物事を物語にして繋げて認知するから
時間になってるんだっていうことなんですね。
脳の中では、記憶と未来は、
記憶と時間はほとんど一緒です。」
...略...
「人間ができることは、自分達が認知している未来の時間、
これは ”展望的記憶” というふうに言います。
展望的記憶と時間軸の未来を一致させようっていう試みを
人間ができるんですね。
それが物語だったりとか、予言だったり、祈りだったりします。
そういう意味で河瀬さんがいま宗教って仰ったのは、
とても鋭い直感だなと思ってまして、
映画を作ることは、この未来とこの未来を同じようにしよう
っていう試みなのかもしれないと思うんです。」
河瀬
「私の映画の中には、時間を存在させることが...
いつもそれに挑戦しているというか、
映画の中では私がイメージする時間っていうのが存在できるっていうのかな。
今一刻一刻刻まれている時間というのは、どちらかというと存在できない
私の中に存在している時間っていうのはそこの中に存在してるから、
いくらでも巻き戻したりとか。
だから私は映画がタイムマシーンだと思っているわけ。」
中野
「行ったり来たりできますよね。」
河瀬
「私は、感情と思っているけれども、
...略...(展望的記憶の未来の時間は)私が感じているものだから、感情。
一刻一刻進んでいるものは誰かが定義した時間なので、
でも、これを融合して、人々に共有してもらわないと
この感覚は伝わらないんですよ。」
中野
「そう思います。(展望的記憶は)自分が持っている時間だから
人とそれが一致するかどうかというと必ずしも一致するとは限らないですよね。
だけど一致させようとする段階で、多くの人を巻き込むことができる、
そういう巻き込む力が強い人が
大きな力を持った芸術家になるのかなと思うんですよね。
河瀬さんはすごいできてる気がします。」
◇
いや、できてない。
ズレまくってます。
◇
展望的記憶研究の理論的考察
慶慮義塾大学 梅田聡 ・小谷津孝明
Prospective memory and its theoretical considerations
Satoshi Umeda and Takaaki Koyazu (Department of Psychology, Faculty of Letters, Keio University, Mita, Minato-ku, Tokyo 108-8345)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy1926/69/4/69_4_317/_pdf/-char/ja
”展望的記憶とは,未来に行うことを意図した行為の記憶である.日常生活 において,我々は葉書を投函し忘れたり,電話をかけ忘れたり,他人に頼まれていたことをすっかり忘れてしまうことがあるが,これらはいずれも展望的記憶の 自発的想起の失敗例である.人々は過去の出来事を満足 に思い出せない人のことを “記憶力の悪い人” と呼ぶが,約束など未来 に行う行為を満足に思い出せない人のことを “信頼できない人”と呼ぶ傾向がある.このことからもわかるように,展望的記憶は社会生活を円滑に営む上で必要不可欠な記憶 なのである(Munsat, 1966).”
”意図についてはじめて体系的な記述をしたのはFreud (1901池 見・高橋・生松・ 懸田・吾郷訳, 1970)で ある. Freudは さまざまなし忘れについての詳細な分析を行い,その原因が無意識的な過程や抑圧 された情緒的なものにあると述べた. 一 方Lewin (1926後 藤訳, 1942)は,“ 意図 は一次的欲求ではな準欲求(Quasibedurfnis)であり,行動 に志向性を与え,半意識的に発生する緊張 をもたらす”と述べた. Freudの 解釈についてLewinは,“ すべての忘却 を情緒的なものに起因すべきではないにしても,意図の作用を欲求と衝突する力と考えるのは納 得できる”と述べた.”
”意図の想起は何に基づいているのであろうか. Goschke & Kuhl (1996)は 被 験 者 に3分 間,心 に浮かんだ目標を書き出すように教示した.そ れらを 自発的な意図と他発的な意図(義務)と 望みに分けて分析 した ところ,自発的および他発的な意図は望みよりも早く想起 されるという意図優位性効果 (intention-superiority effect)を 示した.”
[Prospective memory and its theoretical considerations]
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10067238/
[Article in Japanese]
S Umeda 1 , T Koyazu
Affiliations expand
PMID: 10067238 DOI: 10.4992/jjpsy.69.317
Abstract
Prospective memory involves memory for future intentions in our everyday lives and it is one of the hot topics in current memory research. We reexamined what is prospective memory and discussed how intentions had been conceived of in the history of psychology. We emphasize the necessity of classifying a form of remembering intentions into the self-initiated existence-remembrance and its content-remembrance. Many studies on prospective memory in recent decades were reviewed with respect to the following perspectives: (1) how intentions are recollected, (2) what is remembering intentions based on, (3) how we attempt to avoid forgetting to do things, and (4) what is neuropsychological mechanism of remembering intentions. Requirements for experimental research on prospective memory are summarized and future directions are discussed.
【展望的記憶prospective memory】
https://kotobank.jp/word/日常記憶-2099844
展望的記憶は未来のある時点や事象が起きたときに,行為の意図を想起する記憶である(たとえば,9時に電話をする,ポストを見つけたら手紙を出す)。展望的記憶はプランや意図の実行を支える機能をもつ。展望的記憶の忘却から起こる失敗にはいくつかの種類があるが,なかでも,し忘れのエラーが起きやすい。その理由は,第1に別の活動をしているときに,適切な時点で自発的に行為の意図の想起をしなければならない点,第2は,行為の内容を合わせて想起しなければならない点である。そのため,想起手がかりとして,手帳やアラームなどの外部記憶の補助を意図的に使うことが多い。
◇
”Will” と” Intention”は近い。
◇
『Triumph of the Will 意志の勝利』(1934)Leni Riefenstahl
国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP, ナチ党)の第6回全国党大会の記録
『Olympia オリンピア』 (1938) Leni Riefenstahl
1936年ベルリンオリンピックの記録映画
『Das Blaue Licht 青の光』(1932)Leni Riefenstahl
アドルフ・ヒトラーはリーフェンシュタールが主演・監督を務めた映画『青の光』に感動し、
ヒトラー自身がナチ党の記録映画を直接依頼した。