県独自の「いつでも誰でも何度でも」無料PCR検査を決行し、
各自治体が曲がりなりにも無料検査に乗り出す突破口を開いてくれた広島県。
データ分析に基づいた最も優秀な対策をとってきた広島県が、
米軍岩国基地由来のオミクロン株の感染急拡大に立ち向かっている。
湯崎知事のメッセージは、総理も厚労省の官僚も分科会も国民も
皆が耳を傾ける必要があるのではないか。
沖縄はどうなるのか?沖縄はすでに医療崩壊している。
まるで1945年の「沖縄戦」の再現のようだ。
沖縄には米軍が日本で占有しているの面積の70%以上が集中している。
米国、日本政府は全力で沖縄を助ける責任があるが、
沖縄に基地の負担を強いてきた日本全国も
比較的感染が落ち着いている地域から医療応援など、
力を合わせてできることがあるのではないのだろうか?
広島県知事 記者会見 1/8
・1/8 時点で感染スピードは「1日で2倍」
・このままのペースで感染拡大すると再来週には1日8000人と推計。
このままでは医療が逼迫する。
・医療逼迫を防ぐために感染レベル2、まん防適用。
期間は1/9~1/31
対象は10市3町
5時から20時に営業時間短縮、酒類提供なし。
定額20万を早期給付する。
協力支援金は、中小企業:3〜10万/1日、大企業:最大20万/1日
※ゴールド認証店と非認証店の違いは設けない。
※ワクチン検査パッケージの適用はなし。
・県独自制度「がんばる中小企業者月次支援金」
50%以上売上減少→中小:上限20万/月、個人事業者:上限10万/月
30%以上から50%未満減少→中小:上限8万/月、個人事業者:上限4万/月
・イベントの開催要件
※ワクチン検査パッケージの適用はなし。
(国の方針とは異なる)
・外出について
3連休のお出かけの計画がある人は十分注意を。
重点区域は外出を半分に。
20時以降の外出は削減を。他。
・往来について
まん防が適用された山口、沖縄との往来は自粛。
県内の移動も重点区域との往来は自粛。
・県観光誘客促進事業
新規予約停止。
既予約分の本事業の利用停止。
・GOTOキャンペーン
予約販売の停止。
既に販売済みの券の利用自粛を要請。
・県民の皆さまへ要請
マスク、手洗い、換気、人との距離。
新成人の皆さまは式典が延期された方も含め、飲み会、お茶会は延期を。
・積極的に検査を
県内12ヶ所のPCR検査センター、200以上の薬局で検査ができる。
無症状の方も検査を。
「この感染拡大の状況からしますと、
感染力がこれまでにないほどに強くなっていることは明らかだと思います。
知らない間に、ご家族や友人、職場の同僚の方にうつしてしまわないように、
気になることがあれば、積極的に検査をしてください。」
「今日は429人と、これまでの県内の新規報告数、過去最大となっています。
感染拡大のスピードも過去最速でありまして、
この増加が止まりません。
昨日お伝えしましたシュミレーションの
再来週に1日8000人のペースを上回るスピードで拡大しています。
「そして、オミクロンは重症化しないんじゃないかという声も聞きます。
確かにオミクロン株が感染拡大している沖縄県のデータ、
こちらが一番データがたまっているのでこちらを見ますと、
オミクロン株に置き換わることで症状が悪化する確率が上がってはいない。
症状が悪化する率が、10分の1だとか、100分の1だとか、
極端に減少するということは今のところ観察されませんし、
そうなるとは考えにくい。
仮に、症状悪化率が、4割減少したとしても、
感染者が2倍発生すれば、
従来よりも多くの方が諸往生が悪化するということになります。
現時点、ご覧のとおり異常な速さで拡大していますので、
このままでは医療逼迫の恐れが高まってまいります。
現時点でオミクロン株の症状は軽いので感染者が増えても大丈夫だとは
思わないでください!」
「今回の要請で飲食店をはじめとした事業者の皆さまには
ご負担をおかけすることになります。
県民の皆さまも、また行動制限かと、がっかりされていることだと思います。
我々もできるだけ避けたかった事態でありまして、残念に思っております。
しかしながら、前回の波の倍の感染者が発生しても耐えられるように、
医療、療養体制を準備してきたところでありますが、
このままのペースで増加をすれば、早い段階で、
この体制では受けきれなくなります。
通常の医療にも影響が出る恐れがございます。
皆様の健康を守るために、どうかご理解を頂きまして
お一人お一人が、いまできる行動をとって頂くようにお願いいたします。」
◇
記者質問 (重要点pick up)
Q 中国新聞
感染状況がどうなってきたら緊急事態宣言が必要になるとお考えか?
A 湯崎知事
緊急事態宣言は病床使用率とも関係してくると思う。
一方で入院が必要になる方は、発生からタイムラグを持って増えてきますので、
あまりにも感染の拡大が早い場合には、病床がそれほど埋まっていなくても
緊急事態宣言をする必要があるという判断をするかもしれません。
そこは総合的に考えたいと思っています。
Q 朝日新聞
今日から学校が始まったが、今後の休校などの対応は?
A 湯崎知事
これは基準があり、pcr検査の結果が判明するまで、
接触者が同一のクラスだけの場合には学級閉鎖、同学年に複数いれば学年閉鎖、
学年を跨ぐ接触者がいれば臨時休校ということになっています。
この他、全体の感染状況に応じて、分散登校、オンライン授業といった対策も
できるように支援をしていきたいと思っています。
分散登校、オンライン授業に関しては、子供の学びと健康確保という観点から
教育委員会が適切に判断していくことになっています。
Q 読売新聞
ワクチンパッケージをイベント、飲食店にも使用されないということだが、
その理由は?
A 湯崎知事
経験したことない、あまりにも極端に急速な感染拡大が今きていること。
それから、実際の感染者を見ると、
感染者の6割の人がワクチン接種済みであるということなので、
ワクチン接種による感染予防効果というのは、限られている、
薄いというふうに見えるということ。
で、感染拡大を一刻も早く食い止める必要がある。
そういったことから、ワクチン検査パッケージの適用は、今回は見送っている
というところであります。
Q 読売新聞
飲食店の支援は、ゴールド認証店と非ゴールドで差をつけないのはなぜか?
A 湯崎知事
感染が急速に拡大していますし、
そもそもワクチンパッケージは飲食店には人数制限を取り払うというだけなんですけど、
ワクチン接種者が感染者の6割を占めているというなかで、
人数制限を取り払うというのはどうかなということですね。
実際には、多くのお店が休業されるんじゃないかと思いますが。
Q 日経新聞
まん防の期間は、1/9~31となっているが、
31日までに感染がピークアウトせずに、病床使用率50%を上回っていた場合、
まん防の延長を要請するのか?
A 湯崎知事
病床使用率50%というのは、そもそも国が示した指針でもあるので、
そういう対応になると思っています。
Q 日経新聞
先ほどメールで資料を送って頂いたのを見ると、
オミクロン株の割合が9割を超えてきているとのこと。
オミクロン株への置き換えが進んでいって、どう評価するか?
今後の見通しは?
A 湯崎知事
「オミクロン株が置き換えている」のではなくて、
「オミクロン株が、拡大しているのだ」というふうに理解をした方が
いいと思います。
Q 中国新聞
先ほどは、学校で感染が出た場合の休校や学級閉鎖にする考え方を話されたが、
感染者が出ていないところも含めた一斉的な休校というのは、
考えていないということで良いか?
A 湯崎知事
それは今現時点では考えていません。
Q 毎日新聞
もう来週には緊急事態の状況にもなり得るというお話が昨日もあったが、
知事としては現時点で、まん防で対策としては十分だと思っているか?
A 湯崎知事
感染が拡大しているところには、措置を講じていると、
内容的には緊急事態宣言とほぼ同じになっていると考えています。
今後拡大していけば地域が拡大していくと。
結果、全県になれば、それは緊急事態宣言とほぼ同じだと
いうふうになると思います。
ちなみに、沖縄県は全県を対象にされていると思うんですけど、
午前中くらいまでの理解だと時短は9時までになっている。
我々は緊急事態宣言並みの措置を講じているということですね。
各自治体が曲がりなりにも無料検査に乗り出す突破口を開いてくれた広島県。
データ分析に基づいた最も優秀な対策をとってきた広島県が、
米軍岩国基地由来のオミクロン株の感染急拡大に立ち向かっている。
湯崎知事のメッセージは、総理も厚労省の官僚も分科会も国民も
皆が耳を傾ける必要があるのではないか。
沖縄はどうなるのか?沖縄はすでに医療崩壊している。
まるで1945年の「沖縄戦」の再現のようだ。
沖縄には米軍が日本で占有しているの面積の70%以上が集中している。
米国、日本政府は全力で沖縄を助ける責任があるが、
沖縄に基地の負担を強いてきた日本全国も
比較的感染が落ち着いている地域から医療応援など、
力を合わせてできることがあるのではないのだろうか?
広島県知事 記者会見 1/8
・1/8 時点で感染スピードは「1日で2倍」
・このままのペースで感染拡大すると再来週には1日8000人と推計。
このままでは医療が逼迫する。
・医療逼迫を防ぐために感染レベル2、まん防適用。
期間は1/9~1/31
対象は10市3町
5時から20時に営業時間短縮、酒類提供なし。
定額20万を早期給付する。
協力支援金は、中小企業:3〜10万/1日、大企業:最大20万/1日
※ゴールド認証店と非認証店の違いは設けない。
※ワクチン検査パッケージの適用はなし。
・県独自制度「がんばる中小企業者月次支援金」
50%以上売上減少→中小:上限20万/月、個人事業者:上限10万/月
30%以上から50%未満減少→中小:上限8万/月、個人事業者:上限4万/月
・イベントの開催要件
※ワクチン検査パッケージの適用はなし。
(国の方針とは異なる)
・外出について
3連休のお出かけの計画がある人は十分注意を。
重点区域は外出を半分に。
20時以降の外出は削減を。他。
・往来について
まん防が適用された山口、沖縄との往来は自粛。
県内の移動も重点区域との往来は自粛。
・県観光誘客促進事業
新規予約停止。
既予約分の本事業の利用停止。
・GOTOキャンペーン
予約販売の停止。
既に販売済みの券の利用自粛を要請。
・県民の皆さまへ要請
マスク、手洗い、換気、人との距離。
新成人の皆さまは式典が延期された方も含め、飲み会、お茶会は延期を。
・積極的に検査を
県内12ヶ所のPCR検査センター、200以上の薬局で検査ができる。
無症状の方も検査を。
「この感染拡大の状況からしますと、
感染力がこれまでにないほどに強くなっていることは明らかだと思います。
知らない間に、ご家族や友人、職場の同僚の方にうつしてしまわないように、
気になることがあれば、積極的に検査をしてください。」
「今日は429人と、これまでの県内の新規報告数、過去最大となっています。
感染拡大のスピードも過去最速でありまして、
この増加が止まりません。
昨日お伝えしましたシュミレーションの
再来週に1日8000人のペースを上回るスピードで拡大しています。
「そして、オミクロンは重症化しないんじゃないかという声も聞きます。
確かにオミクロン株が感染拡大している沖縄県のデータ、
こちらが一番データがたまっているのでこちらを見ますと、
オミクロン株に置き換わることで症状が悪化する確率が上がってはいない。
症状が悪化する率が、10分の1だとか、100分の1だとか、
極端に減少するということは今のところ観察されませんし、
そうなるとは考えにくい。
仮に、症状悪化率が、4割減少したとしても、
感染者が2倍発生すれば、
従来よりも多くの方が諸往生が悪化するということになります。
現時点、ご覧のとおり異常な速さで拡大していますので、
このままでは医療逼迫の恐れが高まってまいります。
現時点でオミクロン株の症状は軽いので感染者が増えても大丈夫だとは
思わないでください!」
「今回の要請で飲食店をはじめとした事業者の皆さまには
ご負担をおかけすることになります。
県民の皆さまも、また行動制限かと、がっかりされていることだと思います。
我々もできるだけ避けたかった事態でありまして、残念に思っております。
しかしながら、前回の波の倍の感染者が発生しても耐えられるように、
医療、療養体制を準備してきたところでありますが、
このままのペースで増加をすれば、早い段階で、
この体制では受けきれなくなります。
通常の医療にも影響が出る恐れがございます。
皆様の健康を守るために、どうかご理解を頂きまして
お一人お一人が、いまできる行動をとって頂くようにお願いいたします。」
◇
記者質問 (重要点pick up)
Q 中国新聞
感染状況がどうなってきたら緊急事態宣言が必要になるとお考えか?
A 湯崎知事
緊急事態宣言は病床使用率とも関係してくると思う。
一方で入院が必要になる方は、発生からタイムラグを持って増えてきますので、
あまりにも感染の拡大が早い場合には、病床がそれほど埋まっていなくても
緊急事態宣言をする必要があるという判断をするかもしれません。
そこは総合的に考えたいと思っています。
Q 朝日新聞
今日から学校が始まったが、今後の休校などの対応は?
A 湯崎知事
これは基準があり、pcr検査の結果が判明するまで、
接触者が同一のクラスだけの場合には学級閉鎖、同学年に複数いれば学年閉鎖、
学年を跨ぐ接触者がいれば臨時休校ということになっています。
この他、全体の感染状況に応じて、分散登校、オンライン授業といった対策も
できるように支援をしていきたいと思っています。
分散登校、オンライン授業に関しては、子供の学びと健康確保という観点から
教育委員会が適切に判断していくことになっています。
Q 読売新聞
ワクチンパッケージをイベント、飲食店にも使用されないということだが、
その理由は?
A 湯崎知事
経験したことない、あまりにも極端に急速な感染拡大が今きていること。
それから、実際の感染者を見ると、
感染者の6割の人がワクチン接種済みであるということなので、
ワクチン接種による感染予防効果というのは、限られている、
薄いというふうに見えるということ。
で、感染拡大を一刻も早く食い止める必要がある。
そういったことから、ワクチン検査パッケージの適用は、今回は見送っている
というところであります。
Q 読売新聞
飲食店の支援は、ゴールド認証店と非ゴールドで差をつけないのはなぜか?
A 湯崎知事
感染が急速に拡大していますし、
そもそもワクチンパッケージは飲食店には人数制限を取り払うというだけなんですけど、
ワクチン接種者が感染者の6割を占めているというなかで、
人数制限を取り払うというのはどうかなということですね。
実際には、多くのお店が休業されるんじゃないかと思いますが。
Q 日経新聞
まん防の期間は、1/9~31となっているが、
31日までに感染がピークアウトせずに、病床使用率50%を上回っていた場合、
まん防の延長を要請するのか?
A 湯崎知事
病床使用率50%というのは、そもそも国が示した指針でもあるので、
そういう対応になると思っています。
Q 日経新聞
先ほどメールで資料を送って頂いたのを見ると、
オミクロン株の割合が9割を超えてきているとのこと。
オミクロン株への置き換えが進んでいって、どう評価するか?
今後の見通しは?
A 湯崎知事
「オミクロン株が置き換えている」のではなくて、
「オミクロン株が、拡大しているのだ」というふうに理解をした方が
いいと思います。
Q 中国新聞
先ほどは、学校で感染が出た場合の休校や学級閉鎖にする考え方を話されたが、
感染者が出ていないところも含めた一斉的な休校というのは、
考えていないということで良いか?
A 湯崎知事
それは今現時点では考えていません。
Q 毎日新聞
もう来週には緊急事態の状況にもなり得るというお話が昨日もあったが、
知事としては現時点で、まん防で対策としては十分だと思っているか?
A 湯崎知事
感染が拡大しているところには、措置を講じていると、
内容的には緊急事態宣言とほぼ同じになっていると考えています。
今後拡大していけば地域が拡大していくと。
結果、全県になれば、それは緊急事態宣言とほぼ同じだと
いうふうになると思います。
ちなみに、沖縄県は全県を対象にされていると思うんですけど、
午前中くらいまでの理解だと時短は9時までになっている。
我々は緊急事態宣言並みの措置を講じているということですね。