朴大統領、日中韓首脳会議に出席の見通し
朴槿恵&安倍晋三 同病相憐れむ…
どこかで聞いたような話ですね。
韓国の大統領・朴槿恵が、
崔順実というシャーマンに国政や人事への介入を
許していたとして、辞任要求されるのなら、
安倍晋三は、どうなのでしょう?
朴槿恵の父・朴正煕時代から、
新宗教「永世教(のちに大韓救国宣教団→セマウム奉仕団に変名)」の
開祖・崔太敏 は、お告げなどによる政治介入的な進言をするなど
密接な関係にあり、とくに朴槿恵には非常に影響力を持っていました。
崔太敏の死後は、五女の崔順実の夫のチョン・ユンフェが
秘書室長(2000年)になり大統領府の秘書官人事を行うなど
朴槿恵には崔の影が付きまとっていました。
韓国では主要政党の公認候補を党内の選挙で決めるという
合理的なシステムなので、
親の選挙区をそのまま引き継ぐ世襲議員は
日本にくらべて生まれにくい中にあって、
朴槿恵も安倍と同じように親の地盤を継いだ世襲議員です。
こちらの記事↓にも書きましたが、
安倍と朴槿恵は、似た者同士…
2015/7/31
金大中とマイケルジャクソン~「拉致事件」と「落下事故」暗殺計画
ここに紹介した、阪本順治監督の金大中事件を描いた
映画『KT』 (KT=金大中のイニシシャル/暗号Kill the Target)は、
知られざる日本の自衛隊の秘密部隊、
陸幕第2部の特別勤務班《別班》の存在を暴露しています。
この映画の中では、金大中暗殺未遂事件だけではなく、
三島由紀夫自決事件の裏でも別班が動き、
別班と三島が共謀して憲法改正のクーデターを計画していたことも
示唆されていました。
金大中暗殺未遂事件とはなんだったのか?
「日本の別班」と「朴政権下のKCIA」が協力し
日韓政権が、捜査を強行に凍結させ、
加害者たちへの処罰なしとし真相解明を阻んで有耶無耶に処した
金大中暗殺未遂の裏側を描き出していますが、
主人公の別班員のセリフにあるように
金大中暗殺は、大元は米軍がコントロールし中止した事件です。
「我が自衛隊はその米軍の二軍。」
「日本も韓国もアメリカの手の平で踊るイエローモンキーだ」
http://www.jrcl.net/frame0523e.html
インテリジェンスを専門とするジャーナリストの黒井文太郎氏によると、
別班のルーツは、米陸軍に軍事情報の特別訓練を受けて
「陸幕第2部の特別勤務班」が秘密裏に創設され、
「MIST」「ムサシ機関」などと呼ばれたそうです。
「ムサシ機関」の存在がバレそうになり、
「小金井機関」と変え、「DIT」と呼ばれることもあるそうです。
別班は、旧陸軍の中野学校の後継で、
数十人のメンバーの全員が、陸自小平学校の「心理戦防護課程」の修了者。
http://ameblo.jp/nao-naonon/entry-11716964633.html
この自衛隊の極秘部隊《別班》の存在は、
矢部宏治さんの近著
『日本はなぜ、『戦争ができる国』になったのか』に明らかにされた
指揮権密約=
「戦争の脅威が生じたと米軍司令部が判断したときは、
すべての日本の軍隊は、アメリカ政府によって任命された
最高司令官の統一指揮権のもとにおかれる」(本文127p)に
結びつく話でしょう。
この指揮権密約は吉田茂が主役となって交わされ、
基地権密約(米軍が基地のなかで、なんでもできる権利&
米軍が基地の外で自由に動ける権利)は、
岸信介が、主役となって交わされました。
このような日韓の米軍部(同床異夢?)の傀儡。
朴正煕が蘇ったような、朴 槿惠。
岸信介の亡霊がとり付いたような安倍晋三。
韓国と日本は、鏡写し、
世襲の軛につながれた朴槿恵と安倍は
双児のように似るのは自然かもしれません。
日本では、自民党の場合は40%近い率で世襲議員だと言われますが、
世襲の多い理由は、後援会や支援者側が
共通の利権を壊れないよう守ろうとし、
政治家が後援会を必要とするからです。
金の匂いに群がるカルト人脈も
安倍が先代から引き継いでいるのです。
日本の選挙で当選するためには、
「ジバン(後援会)カンバン(知名度)カバン(政治資金)」の
3バンが必要だと言われますが、
世襲議員は3バンを丸ごと受け継いでいるのが実情です。
3バンの影響力を大きさは、
カバン>地盤>知名度 …
つまり、政治とカネ、
政治資金がそっくり世襲されていることが一番の問題なのです。
最大の問題のカラクリは、
親の政治資金団体を非課税で相続できるという
政治資金規正法の抜け道を利用した脱税です。
・子が新たな政治資金団体を作り、そこに資産を移すと、
政治団体間の寄付となり課税されない。
・親の政治資金管理団体をそのまま引き継ぐと、
同様に課税の対象に入らない。
安倍は、相続税をビタ一文払っていません。
この明白な不正行為が有耶無耶にされたままなのです。
安倍総理 約3億の相続税を脱税ー
週刊現代にこのスクープを抜かれた直後に安倍は辞任しました。
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/1134.html
父・晋太郎氏は、政治資金規正法に則って届け出をした指定団体である
自らの政治団体の「晋太郎会」「晋和会」「夏冬会」、
この3団体に、合計で6億3823万円もの巨額の個人献金をしていました。
政治家は指定団体に寄付すると、
その額に応じて所得控除を受けることができたのです。
しかし、政治団体に個人献金した資金が使われずに相続されれば、
それは相続税法上の課税対象資産に該当します。
政治団体がいくつもある場合は、
合算した資産残高のうち献金された分が課税対象になります。
政治団体を通じて相続した遺産が6億円とすれば、
当時の税制では1億円以上の最高税率50%が適用されて、
相続税額は約3億円になる計算なのです。
すでに時効となり税法上の徴税はできませんが、
連結収支報告書の数字から、
安倍が巨額の脱税が行なっていたことは明らかです。
さて、
ジャーナリストの上杉隆氏によると、
安倍に影響を及ぼすカルト教祖に、
①鹿児島高野山・最福寺 住職の「池口恵観」なる怪僧
②「慧光塾」の社長(教祖)の光永仁義
③山口県光市で開教した「新生佛教教団」の秋本日釋
この3人がいると言います。
しかし、その背後には必ず安倍の精神的支柱である
母・洋子さんの影があり、母の熱心な信心が、
安倍に強い影響を及ぼすということから、
安倍にとって最も強力な教祖は、
④母・安倍洋子(岸信介の娘) ということになると分析しています。
そして、これらカルト教祖のうちで、
安倍に対し政治的な干渉を行なっている事が一部で報道され、
特に問題視されているのは、
①池口恵観 と、②慧光塾 です。
安倍は、
「池口恵観」という僧の仮面を被った
怪しげなフィクサーの進言によって、
総理の座の進退を決め、
また、「慧光塾」の社長(教祖)の光永仁義〔本名・仁美〕に心酔し、
お告げに閣僚を組閣していた事などなど…
すでに様々に報じられていた事↓です。
(池口恵観とは?慧光塾とは?こちら↓にざっとまとめられています)
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-9b77.html
怪しいカルト教祖が国政に干渉することを許していたのですから、
現在大問題になっている韓国の朴槿恵と同じく、
総理失格、即刻辞任すべきであり、
元々、政教分離の基本原則を理解していない人物が
一国の総理になってはならなかったのです。
全く素性が見えてこない謎めいた人物「池口恵観」
晋三の父・晋太郎や森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三ら
元首相ら指南役とも言われる
池口恵観とは、何者なのでしょう?
今夜は、①池口恵観について書こうと思います。
おそらく池口恵観が鮫島正純と改名する前、
最初にこの人物が公の場に登場するのが、
「三無事件」であろうと思います。
「三無事件」とは、1961年12月12日、
池田勇人首相らの閣僚や社会党幹部を暗殺し政権奪取を計画した
クーデター未遂事件。首謀者は川南豊作。
川南や旧日本軍の元将校ら(右翼 思想研究会「国史会」)が、
60年安保闘争における共産主義の左翼の台頭を危惧し、
容共的な閣僚・政治家を粛清する目的で画策したクーデター未遂で、
日本刀3振、ライフル銃1丁を押収、13人を逮捕。
破壊活動防止法の適用により、初めて有罪判決が下された事件。
当初の計画内容は、
1.第40回通常国会開会式当日(12月9日)、全閣僚が揃った開会中の国会を占拠。
約二百数十名を動員。自動小銃、ピストル、手榴弾などで武装する。
2.閣僚ら政府要人と議員を全員を監禁し、抵抗したり逃走を図る者は射殺。
3.報道管制を敷く。
4.自衛隊には中立、傍観を働きかける。
また鎮圧に出動するのを内部から押さえて協力してもらう。
5.戒厳令を敷き、臨時政府を樹立。
「失業者、重税、汚職のない平和国家」の(偽の)スローガンを用意する。
6.容共的な閣僚、政治家を粛清。
彼らは、首相官邸、国会、共産党、総評、日教組などを襲撃し、
56名の左翼指導者などを暗殺し、政府に戒厳令をしかせて、
右翼勢力と自衛隊の協力のもとに反共内閣を組織しようと図っていたのです。
川南豊作は、朝鮮のKCIAと結び付きがあった(KCIAメンバーであった)ので、
韓国から密輸した武器弾薬を長崎県香焼島のドックに運び隠匿する計画で、
資金提供と武器弾薬の調達を担当。
一連の計画を立案したのは「国史会」を主宰した小池一臣で、
5.15事件の被告で台湾政府と密接な関係を持ち、
米国CIA要員であったとされる三上卓も計画に加わっていました。
韓国人実業家・康某、台湾人実業家・李某も関与し密輸する予定だった
武器弾薬が香焼島に届かず、翌年の2月に計画を延期しました。
ところが、事前に接触していた自衛隊幹部から警視庁公安にリークされ、
9月頃から内偵されており、12月12日に一斉摘発されたのです。
「三無」とは、表向きは、無税・無失業・無戦争の3つの“無し”との
平和主義のように見せかけているが、老子の「無は有に転ず」から
“さんむ”ではなく“さんゆう”と呼ばれていたのです。
・無税 - 官公庁の大幅人員削減による財政収縮と公社公団の民営化
・無失業 - 大規模な公共事業の実施による失業者吸収
・無戦争 - ミサイルや宇宙兵器の開発による外国からの侵略の阻止
池口恵観 (当時25) - 事件当時・鮫島正純(事件後母方の姓に改姓)は、
馬場元治 の秘書で逮捕者の一人ですが、
池口は、検察側に転んでいました。
検察側証人として出廷し、
〈川南豊作の紹介〉で、1961年10月はじめ(摘発2ヶ月前)に、
長崎選出の馬場元治代議士の秘書になり、
国会議事堂内の電源・通信機器の配置や警備員の数の調査を依頼されたこと、
200人で国会を襲撃するに際しては議員秘書の池口が国会内部から
突入のタイミングの合図を送る役割だったと証言。
池口恵観は、KCIAのメンバーであった川南豊作の
クーデター計画の手駒として、
実行予定期日の直前に国会議員の秘書として、
工作のために送り込まれていたのです。
川南豊作ーー
明治35年、富山県東砺波郡井口村に生まれ。農家の三男。富山水産講習所を卒業し、大正8年、大阪の東洋製罐に入社。その後、実質的な責任者として同社の戸畑製罐工場を立ち上がらせた後、昭和6年29歳で独立。朝鮮、長崎県平戸などで、イワシのトマト煮缶詰の製造を初めた。佐賀県浦ノ崎で、ソーダ、ガラス製造も開始した。昭和11年には、長崎港香焼島の松尾造船所を周囲の土地ごと買収、川南工業を設立し造船業に参入し、太平洋戦争時には戦時標準船を大量建造した。
昭和12年、村井吉兵衛よりこの向山炭鉱を譲り受け「川南工業株式会社向山炭鉱」となる。
1961年(昭和36)12月、川南が首謀した軍事クーデター、「三無事件」が発覚。旧軍将校らと共謀し、「共産革命を阻止し無失業、無税金、無戦争の三無主義による国家革新」を掲げ、国会襲撃を企てたが、未遂に終わった。検察当局は、関係者12人を破壊活動防止法で起訴、裁判の結果、破防法が施工以来始めて適用され8人に有罪判決がおろされた。川南の判決は、一審が懲役2年、控訴したが二審は棄却、最高裁への上告は、本人死亡で公訴棄却となった。戦後、川南は公職追放の身となった。川南工業が破綻した際、不渡り手形を乱発して商社から鋼材などの取り込み詐欺を図ったというもので、被害額は数億円に上った。この巨額詐欺事件控訴審の出廷する裁判所で脳卒中で倒れ死亡した。川南造船所は土地・建物の権利関係が複雑だったため、破綻から半世紀以上も放置され廃墟の名所と化していたが2011年に解体された。
さて、
日本は第二次世界大戦で敗戦し、以来、日本国憲法9条の元、
日本人は武器を持って戦争することはできないことになっています。
しかし、
朝鮮戦争がまだ続いていた頃、
日本で「国際義勇軍」が組織され台湾に派遣されていた…
としたらどうでしょう?
大日本帝国陸軍の元支那派遣軍の総司令官であった岡村寧次のもとで
計画され、元第1軍司令官・澄田賚四郎が募集を行い、
元北支那方面軍司令官・根本博、右翼の児玉誉士夫、
元第1軍参謀長・山岡道武も加わって、
日本人を台湾に送り、反共の戦いに参加していた事実があります。
この日本の義勇兵団は、「白団」と名付けられ、
49年秋の深夜、船底に元軍人たちを乗せた貨物船が、
密かに横浜を出港して台湾へ向いましたが、
日本の治安当局は気づかぬふりをしました。
アメリカも目をつぶりました。
のちに「白団」は米国に仕切られることになります。
そして、米ソ冷戦構造のなかで、台湾は「反共の砦」として、
アメリカから軍事支援を受けることになりますが、
皮肉なことに、蒋介石の大陸反攻の夢をことごとに阻止したのも、
またアメリカでした。
「白団」は、1968年12月31日に解散しますが、
団員のうち23名は自衛隊の枢要な地位につきました。
この話の詳細は、いわゆる「日本軍残留事件」の被害者、
戦争が終わったにも関わらず、
中国に残留して共産党軍と戦うことを強いられた日本兵の一人、
山下正男さんによって語られています。
http://www.ohproject.com/ivlist/03/35.html
戦後の山西省において日本軍残留事件が起きました。
これは国民党系の軍閥閻錫山(えんしゃくざん)と
日本軍第1軍の上層部が結託して起した一大陰謀事件。
多くの日本軍兵士が残留を強制され、閻錫山の軍隊に編入されて、
共産党軍と戦わされたのです。
ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』は、
この山西省残留事件を扱った作品です。
国民党と共産党の戦いは、1949年4月に決着がつき、
日本兵の生き残った者は全員捕虜になり炭鉱労働などを強いられました。
しかし、日本軍の総司令官や参謀長はいち早く脱出して帰国。
山下さんは1954年に帰国し、帰還者を代表して国会の証言台に立ち、
「残留は軍の命令によるものであった」ことを強く主張しましたが、
総司令官と参謀長は、軍命令はなかったと証言。
その後、残留兵らが国を告訴。最高裁は2005年9月30日、
「原告らに軍の命令があったとは認められない」とし、
原告の訴えを棄却しました。
山下さんが語る台湾への義勇軍組織の陰謀は、
彼らに残留を命じた日本軍第1軍の上層部が関わった、
もう一つの事件につながっていきます。
上に紹介した「三無事件」にも参加していた
5・15事件の三上卓・元海軍中尉らが、
1949年の8月24日、中国から5億円もの禁制品が横浜に密輸された事件が
発覚しました。中国船「海烈号事件」と言われるものです。
これは、岡村寧次をはじめ、
山下さんら兵士の山西省残留を企んだ第1軍の首脳たちも共謀した
義勇軍を派遣するための資金調達だったのです。
この戦争フリークたちは、
人の命をなんだと思っているのでしょう⁉️
蟻の兵隊
さてさて、直近の話に戻りましょう。
ジャーナリスト・常岡浩介さんが先頃クルドに拘束された事件に絡んで、
イスラム学者の中田考先生が、
「日本政府が見逃し、現在も行なわれている《私戦》❗️」について、
示唆しておられたことをご存知でしょうか?
常岡浩介 2016/11/18 外務省に返納したパスポートが早く帰ってきますように!
ウクライナの取材を途中で切り上げてイラク入りした常岡さんは、こう語る。
「安田純平さんを助け出すため、クリミア・タタール民族会議のヌスタファ・ジェミレフ前議長を取材しようとしていました。ジェミレフ前議長はトルコのエルドアン大統領と関係が深い。エルドアン大統領はヌスラ戦線に影響力があるといわれます。ジェミレフ前議長と会って、ヌスラ戦線に拘束されている安田さんの解放を働きかけられないかと考えています。機会をみつけ、早くまたウクライナに戻りたいです。」http://www.ganas.or.jp/20161118kt3/
10月末、ISの拠点モスルの奪還作戦を現地取材していた
常岡浩介さんが、クルドに拘束されました。
常岡さんといえば、
チェチェン従軍取材を行い、
プーチン関与の元に暗殺されたリトビネンコを直接取材した
イスラム名のシャミル・ツネオカとして
国際的に名を知られるジャーナリスト。
常岡さんは、ロシアから「国際テロリスト認定」されています。
複雑な中東情勢を現場取材を通じて報道し、
特に最悪の状況になっているシリアの自国民を大虐殺しているアサド政権と
アサドを支援するロシア・プーチンの人道侵害を徹底的に批判しています。
常岡さんがクルド政府に拘束されたちょうど同じ日に、
家宅捜査をうけたイスラム学者・中田考さんが、
捜査直後に開いた小さな講演会で、
日本政府の脇腹に軽いジャブを放っていました。
中田先生は、
ー〈ある右翼団体〉は、クルドと繋がっており、
現在もクルドと共に戦って、死者も出している。
日本政府は、彼らの「私戦」を見て見ぬふりをしている。
その右翼団体は、過去にもアフガニスタンに義勇兵を送っている。
彼らは民族自決、また反共の思想からシンパシーから
ずいぶん前から海外で「私戦」を行っている。 ー
と指摘していました。
日本人が海外で銃を持って勝手に戦っているとしたら、
これは、大問題ですが、
刑法上(93条)では、
国家の宣戦布告なしに、私人または私団体が
勝手に外国に対してなした戦闘行為の「私戦の予備・陰謀」は処罰される〜
ところが、おかしいことに、
私戦の実行は想定できないという矛盾した理由で、
「私戦を実行した者」について処罰がないのです。
中田先生は常岡さんと同じく、
シリアでISに拘束された湯川さん救出を計画中
日本政府から「私戦予備陰謀罪」の容疑をかけられ、
今も容疑者のままという立場ですが、
日本の警察は、私戦など行う計画もしていない彼らに
私戦予備陰謀罪などというカビの生えた罪状で
因縁をつけて湯川さん救出作戦の邪魔をしておきながら、
実際に「私戦」を行なっている者らを放置しているわけです。
よって、日本政府は、
クルド自治区に取材に入っている常岡さんに
これを書かれるのはマズイということで
釘を刺したのではないかというのが、中田先生の推理です。
これが当たっていなくても、
日本政府の姑息なやり方での人命救助の妨害、
右翼団体の私戦の黙認…
「国民の皆様の生命を守る」国家のすることでしょうか?
これは、知っておくべき重要な内容でしょう。
この右翼団体は、
クルドに味方してバース党時代のイラクにも義勇兵を送り、
今も私戦を行なっているのだそうです。
中田先生云はく、シリアでISに拘束殺害された事件の
後藤さん、湯川さんも、シリアのコバニというクルド地区に入っており、
これも、「繋がっている話」だと言います。
湯川さんは日本語しか話せず、自民党右派の連中の後ろ盾で
民間軍事会社を作りシリア入りしてISに拘束され、
後藤さんは湯川さんを救出するつもりで、
なんらかの勝算をもってIS入りして何者かに売られたのです。
これは、クルドに入っていた「右翼団体」が、
何らかの働きをしたということでしょうか?
何のために?
このあと何が起きたでしょう❓
安倍は、このIS日本人殺害事件を利用して、
「テロとの戦い」を日本にも関係のある戦争として正当化する
口実として用い、大暴走。
安保法成立、集団的自衛権行使の容認=戦争できる国‼️へと
変えられてしまいました。
安倍のこのクーデター💣は、
かつてKCIAの手先として池口恵観も加わったが未遂に終わった
三無事件が目指した クーデターによる
日本の再軍備の実現と言えるのではないでしょうか。
2015年7月18日石川健治氏:あれは安倍政権によるクーデターだった
〜安倍政権は7月15日の衆院の委員会で安全保障関連法案の採決を強行し、
翌16日には本会議を通過させた。
国会の会期が9月27日まで延長されていることから、
仮に参院が法案を議決しなくても、
衆院通過から60日後には衆院の3分の2の賛成で法案は可決する。
衆院では自民、公明を合わせると3分の2以上の議席を得ていることから、
16日の衆院の通過を持って、事実上法案の成立は確実になった。
あれは安倍政権によるクーデターだった。〜
中田先生は、この右翼団体の固有名詞を出すことは避けていますが、
アフガン対ソ戦時、義勇兵として
アフガニスタンに送られたとして知られているのは、
住吉会系右翼団体「日本青年社」の団員たちです。
中田先生の言う右翼団体とは、
「日本青年社」ではないでしょうか。
「日本青年社」は、
岸信介の安保デモの制圧に一役買った
住吉会系の右翼団体であり、
安倍が妄信し、政治の重要な決定事項までも指南を仰いでいると言われる
「池口恵観」は、「日本青年社」と非常に密接な関係をもっています。
これ↓をご覧ください。
日本青年社恒例の「全国議員同志連盟・社友総会」
2007年9月、日本青年社と右派政治家の懇親会に、
池口恵観が参加し、安倍を褒めちぎっています。
池口恵観(鮫島 正純)は、
高野山・最福寺の住職におさまっていますが、
北朝鮮に本部を持つ朝鮮総連の大幹部であり、
永田町の怪僧と呼ばれ、
武力クーデター(三無事件)未遂による逮捕歴をもつ男。
しかも、韓国の情報機関KCIAとも関わりを持っています。
池口恵観と「日本青年社」は、
2009年3月(麻生内閣/小沢さんバッシングの最中)
北方領土問題解決に向けた会談を行うためにロシアを訪問し、
ロシアの要人(元首相プリマコフ氏)らと私設外交を行っていました。
この際、池口が提唱していたのが、
《2島を先行返還し、残り2島を継続交渉》でした。
※プリマコフ氏とは、エリツィン時代に首相や外相を務めた
ロシアの大物政治家で、元KGB幹部。
プーチン政権下でも特使としてイラクを訪問し池口氏の寺で護摩行をした。http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009031308_all.html
その直前の2月18日 には、ロシアは初の液化天然ガス(LNG)加工施設の
稼働式典が開かれ、生産されるLNGの約6割は日本向けで、
麻生は式典に出席していました。
サブプライムローン、リーマンショック、世界金融危機、
アメリカ経済に対する不安が広がる中、
2009年1月、アメリカでは、ブッシュから、
イラク戦争に反対し、グローバル資本主義に懐疑的な
初の黒人大統領オバマに政権交替しました。
自民党は、安倍、福田とつづいて1年で首相の任を投げ出し、
政治不信が高まる中、野党および自民党内から
麻生への退陣要求が突き付けられ、麻生は辞任。
2009年8月、衆院選で民主党が勝利し、
日本政治史初の政権交代を実現。
自民党は、米の政権交替による政情の変動に応じて、
強い後ろ盾となる政権が落ちそうになると、
ロシアに足を掛けようと擦り寄っていく傾向が
あるのかもしれません。
2016年のアメリカ大統領選で、
トランプ勝利という番狂わせが発生。
安倍は、大慌てで、
11/17トランプに会いに行ったあと、
11/19ペルーで開かれる (APEC) summitで
プーチンと会いました。
プーチンとは今年5月、9月にも訪露し会談、
12月には山口県にプーチンを招く予定です。
安倍は、露が返還する気もない北方領土の餌につられ、
バカスカと税金を拠出し、ロシアとの経済協力(援助)を進めています。
日本の「国際協力銀行JBIC」はロシア最大手銀行の「ズベルバンク」に
40億円を融資。また、石油天然ガス 鉱物資源機構JOGMECはロシアの企業に
直接投融資(←法改正が必要)など。
今年11/8 アメリカ大統領選でトランプが勝利し、
次期大統領に決まりました。
政治経験皆無、差別的な暴言で、
不満の充満したRust Beltの白人労働者の劣情的快感を釣り、
ビジネスマンがマーケティングをするように、
ポピュリズムを展開したトランプが、
世界最大の権力の地位であるアメリカ大統領の座に就きました。
トランプというイレギュラーな指導者が、
今後、実際にどのような政策を行うのか、全く読めないことから、
世界中が動揺しました。
今回の大統領選挙は、
トランプ、サンダースという異質な候補者の旋風で、
党派が奇妙に捻れ、
やがて、溶解する様が明確に見えたのが、
TPPに関する立場です。
選挙活動中に、トランプが発言した内容は、
TPP支持派が多い共和党候補でありながら、
TPPに反対しました。
逆に、党内でTPP反対派が多いはずの民主党のオバマは、
議会共和党の指導部と組んで、
大統領に強い交渉権限を与える貿易促進権限法を成立させ、
2015年10月には署名式も済み、
自由貿易支持の共和党が多数を占める議会が批准してくれる予定でした。
ヒラリーも、サンダースに追い上げられたことから、
TPP反対に転じましたが、民主党でありながら元々TPPに賛成でした。
中東に関しては、
基本的にオバマは、反アサドを支援、ISを攻撃するポーズを取りつつ、
イスラエルの利益の為に動くネオコンの顔色を見つつ
優柔不断な態度を取っていましたが、
トランプは、イスラム過激派のテロリストを拷問して何が悪い!と
言い放ち、イスラム系移民は排除。
ロシア、イランとは対立せず、
シリアのアサドとも対立しない方針であると言っています。
シリアの人々は、ロシア、アサド政権のジェノサイドは、
放置され救われる希望がなくなってしまうことになります。
トランプにとって
日本は、米軍の安全保障に
フリーライド(ただ乗り)しているお荷物、という認識。
在日米軍は撤退、日韓に核武装させるなどと言っていましたが、
日米関係の実態はあまり知識がないようなので、
実際のトランプの対日政策は未知数ですが、
安倍政権が、
強行採決してまで成立させたTPP法案も、
沖縄の地元住民の反対を制圧して進めようとしている
辺野古、高江などの米軍基地問題も、
全ては、従来のボスの言い成りだったわけですが、
突如、未確認生物のようなトランプが、
ボスの館ホワイトハウスの主人に収まることになったのですから、
安倍は、大慌てです。
元々、性根は、「cult信者」ですので、
何かを狂信し、ハハ〜ァっとひれ伏していなければ、
居ても立っても居られない体質です。
日本の天皇制について研究したアメリカのレポートは、
当たっているのでしょう。
Interim International Information Service,(OWI),
Foreign Morale Analysis Division, Report No.27,
The Japanese Emperor, October 31, 1945
(米国立公文書館所蔵RG165/Entry172/Box335)
崇める神が、天皇からアメリカに代わっても、
天皇という神は、元々中味が空虚な存在なので、
自己の期待を投影させることができる。
神格化が成功すれば入れ替え可能ーという解釈。
日本人は、神をすり替えられても
問題なく即座に奉る事ができる体質であるということですね。
アメリカの犬…
魂を呪縛された可愛くも賢くない犬ですので、
選挙中にヒラリーに会いに行っしまった安倍は、
速攻、トランプに日和り、
飛んで行って尻尾を千切れんばかりに振って
見苦しい姿を晒し、国際社会に嗤われています。
プーチンに尻尾を振り、
トランプに尻尾を振り、
おそらく、上納金を差し出すことしか能がないでしょう。
今夜のテーマである「池口恵観」は、
これもまた、KCIAに結びつく米軍の傀儡…
彼らの米軍追従は、真性なのか、同床異夢なのか?
なぜ、このような異様な鬼子のような存在が暗躍するのでしょう?
このような記事を発見しました。
http://m.pressian.com/m/m_article.html?no=49423
ここ↑にあるように、
2006年、安倍晋三(当時・官房長官)は、
壬辰倭乱以後、朝鮮から日本に渡った韓国人の子孫であることが
明らかになったという、
韓国の三大紙のひとつ東亜日報の論説委員の取材を元にした報道は、
あながち虚偽ではないのではないでしょうか?
これは、キム・チュンシク<東亜日報>論説委員が発刊した著書
『悲しい列島-永遠の異邦人400年の記録』(ヒョヒョン出版)の中で、
壬辰倭乱直後の1598年、日本に連行された陶工の
薩摩焼の沈壽官窯、沈寿官(沈壽官)家の14代をインタビューする過程で
明らかにされた内容です。
沈寿官の14代目当主は、
佐藤栄作(1901〜75)が死ぬ1年前に沈寿官を訪ねてきて、
佐藤は、沈寿官が400年前に日本に渡ってきたのであれば、
佐藤家も壬辰の乱の後、日本に渡ってき山口に定着した
韓国系であることを直接告白したと明らかにしました。
沈寿官の家には、佐藤の自筆による
「默而識之(言葉で表さずとも解っているの意)」という書が掲げられています。
西欧の植民地政策においては、
反発の矛先をかわすため、
住民を民族や宗教で分断して対立を煽る。
彼らのやり方は〈少数派に多数派を支配させる〉
彼らは直接支配せず、傀儡政権を立て間接統治するというのが、
常套手段ですね。
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長い記事を最後までお付き合い下さった皆様、
誠にありがとうございます。
この続きは、
安倍と「慧光塾、安晋会」
について…
②につづく…
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①安倍とカルト〜池口恵観とは何者か? 55年目にしてクーデターが実現
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