空気感染対策には、
とにかく「換気」だが、
日本の暑い夏を迎えて、
窓を開ける頻度を高くする換気が難しくなる。
やはり、
「HEPAフィルター」が鍵なのでは?
理研計算科学研究センター
スーパーコンピュータ「富岳」記者勉強会
室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策(5)
※ 「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」🔺としているが、
「飛沫感染」ではなく「空気感染」と改めねばならない‼️
![]()
Dr.洗剤アスピリン=DaisukeMiyazawa殺菌灯吸入ステロイド@blanc0981
1994京大胸部研ChestDis.Inst Kyoto Univ▷京大眼科▷京大総診。当院の薄めた洗剤液に関して経産省が電話取材、実験で実証される。日本で唯一個人でコロナ英文論文書いてる人http://kansensho.or.jp に3つ紹介
▷http://eye99.com/poster.pdf zekozeko. com
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エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks@AirborneKanki
内科医
▶#COVIDisAirborne エアボーンが主,接触感染稀
▶#ZeroCovid 防疫,検査,隔離
▶#bettermasks N95,二重,フィット
▶#covidCO2 <800ppm,空調改修,再循環×
▶#HEPA
#LongCovid ⇒ #PASC
■ 結核病室の管理
http://www.jarmam.gr.jp/situmon2/kekkaku-byoshitsu.html
【質問】
陰圧独立換気空調システムのない一般病院で, 結核菌が排菌された場合, 飛まつ拡散防止するためにどのような管理が必要でしょうか。ご指導ください。
【回答】
結核には, 空気感染する肺結核 (気管支結核も含む) や喉頭結核と, 空気感染しない尿路結核, 脊椎結核, 腸結核などの肺外結核があります。当然, 肺結核や 喉頭結核を対象に, 我々は空気感染対策を実施します。空気感染対策は, 換気, 陰圧, 空気の流れ, そして最後に, 職員の“N95マスク”の着用となります。
「換気」は, 空気感染対策のなかで最も重要なもので, 結核菌の浮遊する空気を希釈し, できるだけ早く他の新しい空気と交換するということです。空気感染対策を実施する部屋の空気交換回数は1時間に6回以上 (6ACHと書きます。6 air changes per hour), 理想的には12回以上とされています。汚染空気を1/100, 1/1000に希釈にするのに, 6ACHでは, 各々46分, 69分, 12ACHの場合なら, 各々23分, 35分かかります。「陰圧」は, 他の病室へ結核菌で汚染された空気が流れ込まないようにするためです。「空気の流れ」は, 医療従事者が患者よりも風上になるような空気の流れを病室内で作り出すことが理想的ですが, 実際にはこれはなかなか困難です。「N95マスク」は, 飛沫核の吸入を防止するために医療従事者が着用するマスクです。これを使用する場合は, 着用時の気密性確認のために, 必ずフィットテストを実施します。詳細はN95マスクを扱っているメーカーに尋ねてください。
さて本題ですが,「肺結核患者で排菌している」場合には, 基本的には結核の治療のできる施設へ搬送するわけですが, 陰圧の空気感染対策用の部屋のない施設では, それまでの期間をどう対応するかということになります。具体的には:
(1) 患者を個室に収容する (他の患者から隔離する)
(2) N95マスクを着用する
(3) 個室の換気を良くするとなります。
特に(3)の点ですが, いくつかの方法があります。
A. 個室に, 移動式のHEPAフィルター付きのアイソレータを持ち込むという方法。結核患者発生時にアイソレータを稼働させ, 陰圧と十分な換気を実施するものです。最も確実な方法です。このためには, 現在使用中の一般個室を少し改造する必要がありますので, 今すぐにできるわけではありません。しかし, 年に1例でも結核患者があるのなら, 病院に一室程度はこのような空気感染対応の病室を設置することをお勧めします。通常は一般個室として使用できます。
B. 個室に, いわゆる空気清浄機を使用する方法。これについては, 実験データはあるようですが, 実際の有効性についての確証はありません。
C. 個室に, 換気扇などを設置して空気を外へ出す方法。これもどの程度, 換気が良くなるかは不明ですし, その効果についても不明です。
ということで, 確実な方法はAしかありません。
(京都府立医大・藤田 直久)
■Parallels and Mutual Lessons in Tuberculosis and COVID-19 Transmission, Prevention, and Control
CDC Volume 27, Number 3—March 2021
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/27/3/20-3456_article
Perspective
Philip C. Hopewell, Lee B. Reichman, and Kenneth G. CastroComments to Author
Author affiliations: Zuckerberg San Francisco General Hospital, University of California, San Francisco, California, USA (P.C. Hopewell); Rutgers New Jersey Medical School, Rutgers University, Newark, New Jersey, USA (L.B. Reichman); Emory University Rollins School of Public Health, Atlanta, Georgia, USA (K.G. Castro); Emory University School of Medicine, Atlanta (K.G. Castro)
Abstract
The coronavirus disease (COVID-19) pandemic has had unprecedented negative effects on global health and economies, drawing attention and resources from many other public health services. To minimize negative effects, the parallels, lessons, and resources from existing public health programs need to be identified and used. Often underappreciated synergies relating to COVID-19 are with tuberculosis (TB). COVID-19 and TB share commonalities in transmission and public health response: case finding, contact identification, and evaluation. Data supporting interventions for either disease are, understandably, vastly different, given the diseases’ different histories. However, many of the evolving issues affecting these diseases are increasingly similar. As previously done for TB, all aspects of congregate investigations and preventive and therapeutic measures for COVID-19 must be prospectively studied for optimal evidence-based interventions. New attention garnered by the pandemic can ensure that knowledge and investment can benefit both COVID-19 response and traditional public health programs such as TB programs.
(以下略)
とにかく「換気」だが、
日本の暑い夏を迎えて、
窓を開ける頻度を高くする換気が難しくなる。
やはり、
「HEPAフィルター」が鍵なのでは?
理研計算科学研究センター
スーパーコンピュータ「富岳」記者勉強会
室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策(5)
※ 「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」🔺としているが、
「飛沫感染」ではなく「空気感染」と改めねばならない‼️

Dr.洗剤アスピリン=DaisukeMiyazawa殺菌灯吸入ステロイド@blanc0981
1994京大胸部研ChestDis.Inst Kyoto Univ▷京大眼科▷京大総診。当院の薄めた洗剤液に関して経産省が電話取材、実験で実証される。日本で唯一個人でコロナ英文論文書いてる人http://kansensho.or.jp に3つ紹介
▷http://eye99.com/poster.pdf zekozeko. com

エアボーン空気感染#COVIDisAirborne#covidCO2#bettermasks@AirborneKanki
内科医
▶#COVIDisAirborne エアボーンが主,接触感染稀
▶#ZeroCovid 防疫,検査,隔離
▶#bettermasks N95,二重,フィット
▶#covidCO2 <800ppm,空調改修,再循環×
▶#HEPA
#LongCovid ⇒ #PASC
■ 結核病室の管理
http://www.jarmam.gr.jp/situmon2/kekkaku-byoshitsu.html
【質問】
陰圧独立換気空調システムのない一般病院で, 結核菌が排菌された場合, 飛まつ拡散防止するためにどのような管理が必要でしょうか。ご指導ください。
【回答】
結核には, 空気感染する肺結核 (気管支結核も含む) や喉頭結核と, 空気感染しない尿路結核, 脊椎結核, 腸結核などの肺外結核があります。当然, 肺結核や 喉頭結核を対象に, 我々は空気感染対策を実施します。空気感染対策は, 換気, 陰圧, 空気の流れ, そして最後に, 職員の“N95マスク”の着用となります。
「換気」は, 空気感染対策のなかで最も重要なもので, 結核菌の浮遊する空気を希釈し, できるだけ早く他の新しい空気と交換するということです。空気感染対策を実施する部屋の空気交換回数は1時間に6回以上 (6ACHと書きます。6 air changes per hour), 理想的には12回以上とされています。汚染空気を1/100, 1/1000に希釈にするのに, 6ACHでは, 各々46分, 69分, 12ACHの場合なら, 各々23分, 35分かかります。「陰圧」は, 他の病室へ結核菌で汚染された空気が流れ込まないようにするためです。「空気の流れ」は, 医療従事者が患者よりも風上になるような空気の流れを病室内で作り出すことが理想的ですが, 実際にはこれはなかなか困難です。「N95マスク」は, 飛沫核の吸入を防止するために医療従事者が着用するマスクです。これを使用する場合は, 着用時の気密性確認のために, 必ずフィットテストを実施します。詳細はN95マスクを扱っているメーカーに尋ねてください。
さて本題ですが,「肺結核患者で排菌している」場合には, 基本的には結核の治療のできる施設へ搬送するわけですが, 陰圧の空気感染対策用の部屋のない施設では, それまでの期間をどう対応するかということになります。具体的には:
(1) 患者を個室に収容する (他の患者から隔離する)
(2) N95マスクを着用する
(3) 個室の換気を良くするとなります。
特に(3)の点ですが, いくつかの方法があります。
A. 個室に, 移動式のHEPAフィルター付きのアイソレータを持ち込むという方法。結核患者発生時にアイソレータを稼働させ, 陰圧と十分な換気を実施するものです。最も確実な方法です。このためには, 現在使用中の一般個室を少し改造する必要がありますので, 今すぐにできるわけではありません。しかし, 年に1例でも結核患者があるのなら, 病院に一室程度はこのような空気感染対応の病室を設置することをお勧めします。通常は一般個室として使用できます。
B. 個室に, いわゆる空気清浄機を使用する方法。これについては, 実験データはあるようですが, 実際の有効性についての確証はありません。
C. 個室に, 換気扇などを設置して空気を外へ出す方法。これもどの程度, 換気が良くなるかは不明ですし, その効果についても不明です。
ということで, 確実な方法はAしかありません。
(京都府立医大・藤田 直久)
■Parallels and Mutual Lessons in Tuberculosis and COVID-19 Transmission, Prevention, and Control
CDC Volume 27, Number 3—March 2021
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/27/3/20-3456_article
Perspective
Philip C. Hopewell, Lee B. Reichman, and Kenneth G. CastroComments to Author
Author affiliations: Zuckerberg San Francisco General Hospital, University of California, San Francisco, California, USA (P.C. Hopewell); Rutgers New Jersey Medical School, Rutgers University, Newark, New Jersey, USA (L.B. Reichman); Emory University Rollins School of Public Health, Atlanta, Georgia, USA (K.G. Castro); Emory University School of Medicine, Atlanta (K.G. Castro)
Abstract
The coronavirus disease (COVID-19) pandemic has had unprecedented negative effects on global health and economies, drawing attention and resources from many other public health services. To minimize negative effects, the parallels, lessons, and resources from existing public health programs need to be identified and used. Often underappreciated synergies relating to COVID-19 are with tuberculosis (TB). COVID-19 and TB share commonalities in transmission and public health response: case finding, contact identification, and evaluation. Data supporting interventions for either disease are, understandably, vastly different, given the diseases’ different histories. However, many of the evolving issues affecting these diseases are increasingly similar. As previously done for TB, all aspects of congregate investigations and preventive and therapeutic measures for COVID-19 must be prospectively studied for optimal evidence-based interventions. New attention garnered by the pandemic can ensure that knowledge and investment can benefit both COVID-19 response and traditional public health programs such as TB programs.
(以下略)