「緊急事態宣言」の対象地域に
北海道、岡山、広島が追加された。5/16~5/31
「まん延防止等重点措置」の対象地域に
群馬、石川、熊本が追加された。5/16~6/13
湯崎英彦 広島県知事の記者会見ほど
しっかりとしたデータ分析と対策を
県民に分かり易く伝えているところはない。
他の都道府県のみならず、
国の分科会などとも比べものにならない。
その秘密はなんなのか?
実に充実し、よく整理された
県のHPの新型コロナ関連情報を検索してみると、
おやっ❓と目に止まった組織の名前があった。
「ひろしまCDC」……
CDCといえば、
Centers for Disease Control and Prevention
アメリカ疾病予防管理センターだ。
つまり、広島には、「広島版CDC」が存在するのだ。
コロナ対策の首脳部は、
知事を本部長とする「広島県特別警戒本部員会議」だが、
それを支えるのが、
感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC) なのではないかと思う。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/398578.pdf
健康対策課
「広島県感染症・疾病管理センターひろしまCDC」とは、
いったいどのような組織なのか❓
「ひろしまCDC」(2013年4月新設)とは、
全国初の感染症対策の司令塔機能を果たす「広島版CDC」で、
感染症の研究所と県の事務方が一体になっているセンター。
センター長は桑原正雄(元県立広島病院医院長)医師。
ひろしまCDCは国立感染症研究所 感染症情報センターからの情報を
さらにサーベラス(調査監視)し、
独自に分析した結果を県民に伝える。
★2016年4月 ひろしまCDCレポート動画
https://www.youtube.com/watch?v=-3Njs2wCpkU
★日経メディカル
インタビュー◎広島県感染症・疾病管理センター長の桑原正雄氏に聞く
約600の唾液検査協力医療機関が稼働しています
ひろしまCDCを核にCOVID-19対応を展開中
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202010/567685.html
★健康福祉局の行政組織〔行政機構図(令和2年7月1日)〕
局長 田中剛
総括官(医療・がん対策) 福永裕文
総括官(地域共生社会推進) 久保康行
総括官(子供未来応援) 内藤和弘
局付(部長・広島県後期高齢者医療広域連合派遣) 熊野智
健康対策課長 西丸幸治
感染症対策担当監 西川英樹
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/398578.pdf
★平成25年4月、保健環境センターから広島県感染症・疾病管理センターの新置に伴い、感染症情報の公表機能を移行。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/25/aboutus.html
新型コロナウイルス感染症] 広島県知事メッセージ #83~今いる大切な人を守るために~
広島県新型コロナウイルス感染拡大防止集中対策(令和3年5月7日)
5/8〜6/1の緊急対策
🔻感染拡大の現状
・過去最悪の感染状況ステージ4となった。
・4/14時点で前週比1.8を推定。
・春のPCR検査強化対策を行ったが、ほぼ予測どうりの拡大状況。
・国内で変異株の感染拡大がつづき、
GW中は緊急事態宣言地域から流入が増えて
感染拡大のリスクが高まっている。
🔻今後の感染予測と対策の重要性
・6月上旬まで前週比1.8で予測すると、6/2迄の週には426名/日、
6/9迄の週には639名/日となる。
・他県と比較し人口当たりの数でみると、
6/2迄の週で東京や大阪の過去最悪を超えて全国でワーストになる。
・現時点で対策を打って実行あるものにして、予測する拡大ではなく、
減少に転じることが非常に重要である。
・本来受けられるはずの医療が受けられなる可能性があるからである。
🔻医療状況と補強
今はホテルは、入所者308名/547室確保、空床率25.4% 残り139。
ホテルは明日198室追加し、745室になる。1450室まで拡大をする。
今、病院は483床。入院255人。空床率47%
病院は670床まで拡大調整中。
5月末までには、病院とホテルで1934床増やすよう調整中。
🔻データが示す「県全体で人出を減らす」ことの重要性
4波の震源地は、飲食とは限らず、職場、学校など様々
・必要なのは「広島県全体の人出を減らす❗️」こと。
・去年5月緊急事態宣言中の「GWの人出は7割減」だった。
今年の「年末年始は5割減」を達成している。
飲食店の時短が効いているというのもあったが、
人出の抑制で感染を抑えられた。
・4波は今までと違い震源地が飲食とは限らず
「学校や職場など拡大経路が様々な場」になっているので、
「全体の人出を抑えていく」
それによって「人と人の接触機会を減らしていく」ことが重要になる。
・「人出を5割減」「人と人の接触を8割減」をお願いしているが、
今まで実際に実現できたので、できないことではない。
医療に影響が出始めている今、全員で工夫して取り組んでいきたい。
人出を抑えることは、我々の意志と行動をもってできることだ。
・直近では過去最高(直近2日、182、195名)の新規感染者数になっているが、
大規模なクラスターが起きていない状況での数で、
ベースが上がっている。
・対策に効果が出ても、すぐにベースの人数が減るわけではない。
この先3週間くらいは100人を超える状況が続くと予測している。
ここで大きなクラスターが発生すると
医療、保健所の現場が耐えられなくなる。
🔻PCR検査強化(高齢者施設、障がい者施設、医療機関、学校、職場)
大規模クラスター発生を抑える
・大規模クラスターを抑える対策として、
「高齢者施設、障がい者施設、医療機関、学校」の対策が必要。
・高齢者施設等の職員は、今は検査を1回/2週間しているが、
「1回/1週間」に増やす。
・職場の対策は、広島市、福山市の全事業所(学校も含む)の
PCR検査集中実施を行なっている。
🔻学校はオンライン授業に
・学校(高校)は、(休校ではなく)原則「オンライン授業」を
実施できるようにする。
子供達の学びはコロナ対策と同じ、それ以上に大切なので休校にはしない。
・クラブ活動は他校との練習試合はしない。
・寄宿生は帰省など移動は極力行わない。
・教職員や外部指導者のPCR検査を強化する。
大きなクラスターを避ける事が重要。
・小中学校はまだ機器が配布され使われたりしていない事や
低学年の場合は保護者がいないケースなどすぐには難しいと考えている。
⚠️ひろしまCDCは「空気感染」についての情報を掴んでいるのだろうか❓
https://www.cnbc.com/2021/05/10/cdc-covid-is-airborne-over-six-feet-safety-tips-for-return-to-office.html
🔻まん延防止等重点措置 緊急事態宣言について
「まん延防止等重点措置」「緊急事態宣言」も
自治体から国への〈要請〉が要件になっているものではない。
とくに「緊急事態」は、政府の方で指定地域を決定する。
「まん延防止」については西村大臣と意見交換はしていたが、
我々は、すでに「まん延防止」を飛び越えて「緊急事態」という状況に
なりつつあると考えており、西村大臣とも認識を共有している。
国がどう判断するかの情報は持ち合わせていないが、
推移をみると徳島県、岡山県も「まん延防止」「緊急事態」の
対象にされていないのが現状。
「緊急事態」はステージ3からステージ4に移行する段階で発令するもの。
「まん延防止」はステージ3の段階発令するもの。
新規感染者数がステージ3に入り一定継続する見込みであれば、
病床使用率が上がること、重症者が増えていくことは、間違いないこと。
(国には)新規感染者の動向をおさえ、機動的に対応をお願いしたい。
広島県HP 県内の感染動向
https://hiroshima.stopcovid19.jp/
新型コロナウイルス感染症 まとめサイト
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/2019-ncov/pcr-20210430.html
5/7[新型コロナウイルス感染症] 広島県知事メッセージ #82
知事発言要旨 (PDFファイル)(197KB)
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/435404.pdf
新型コロナウイルス感染症] 広島県知事メッセージ #80
[40万人対象]広島市内全事業所 PCR検査 集中実施【R3.4.30会見】
1/30 新型コロナウイルス感染症] 広島県知事メッセージ #68
PCR検査の集中実施について
北海道、岡山、広島が追加された。5/16~5/31
「まん延防止等重点措置」の対象地域に
群馬、石川、熊本が追加された。5/16~6/13
湯崎英彦 広島県知事の記者会見ほど
しっかりとしたデータ分析と対策を
県民に分かり易く伝えているところはない。
他の都道府県のみならず、
国の分科会などとも比べものにならない。
その秘密はなんなのか?
実に充実し、よく整理された
県のHPの新型コロナ関連情報を検索してみると、
おやっ❓と目に止まった組織の名前があった。
「ひろしまCDC」……
CDCといえば、
Centers for Disease Control and Prevention
アメリカ疾病予防管理センターだ。
つまり、広島には、「広島版CDC」が存在するのだ。
コロナ対策の首脳部は、
知事を本部長とする「広島県特別警戒本部員会議」だが、
それを支えるのが、
感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC) なのではないかと思う。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/398578.pdf
健康対策課
「広島県感染症・疾病管理センターひろしまCDC」とは、
いったいどのような組織なのか❓
「ひろしまCDC」(2013年4月新設)とは、
全国初の感染症対策の司令塔機能を果たす「広島版CDC」で、
感染症の研究所と県の事務方が一体になっているセンター。
センター長は桑原正雄(元県立広島病院医院長)医師。
ひろしまCDCは国立感染症研究所 感染症情報センターからの情報を
さらにサーベラス(調査監視)し、
独自に分析した結果を県民に伝える。
★2016年4月 ひろしまCDCレポート動画
https://www.youtube.com/watch?v=-3Njs2wCpkU
★日経メディカル
インタビュー◎広島県感染症・疾病管理センター長の桑原正雄氏に聞く
約600の唾液検査協力医療機関が稼働しています
ひろしまCDCを核にCOVID-19対応を展開中
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202010/567685.html
★健康福祉局の行政組織〔行政機構図(令和2年7月1日)〕
局長 田中剛
総括官(医療・がん対策) 福永裕文
総括官(地域共生社会推進) 久保康行
総括官(子供未来応援) 内藤和弘
局付(部長・広島県後期高齢者医療広域連合派遣) 熊野智
健康対策課長 西丸幸治
感染症対策担当監 西川英樹
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/398578.pdf
★平成25年4月、保健環境センターから広島県感染症・疾病管理センターの新置に伴い、感染症情報の公表機能を移行。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/25/aboutus.html
新型コロナウイルス感染症] 広島県知事メッセージ #83~今いる大切な人を守るために~
広島県新型コロナウイルス感染拡大防止集中対策(令和3年5月7日)
5/8〜6/1の緊急対策
🔻感染拡大の現状
・過去最悪の感染状況ステージ4となった。
・4/14時点で前週比1.8を推定。
・春のPCR検査強化対策を行ったが、ほぼ予測どうりの拡大状況。
・国内で変異株の感染拡大がつづき、
GW中は緊急事態宣言地域から流入が増えて
感染拡大のリスクが高まっている。
🔻今後の感染予測と対策の重要性
・6月上旬まで前週比1.8で予測すると、6/2迄の週には426名/日、
6/9迄の週には639名/日となる。
・他県と比較し人口当たりの数でみると、
6/2迄の週で東京や大阪の過去最悪を超えて全国でワーストになる。
・現時点で対策を打って実行あるものにして、予測する拡大ではなく、
減少に転じることが非常に重要である。
・本来受けられるはずの医療が受けられなる可能性があるからである。
🔻医療状況と補強
今はホテルは、入所者308名/547室確保、空床率25.4% 残り139。
ホテルは明日198室追加し、745室になる。1450室まで拡大をする。
今、病院は483床。入院255人。空床率47%
病院は670床まで拡大調整中。
5月末までには、病院とホテルで1934床増やすよう調整中。
🔻データが示す「県全体で人出を減らす」ことの重要性
4波の震源地は、飲食とは限らず、職場、学校など様々
・必要なのは「広島県全体の人出を減らす❗️」こと。
・去年5月緊急事態宣言中の「GWの人出は7割減」だった。
今年の「年末年始は5割減」を達成している。
飲食店の時短が効いているというのもあったが、
人出の抑制で感染を抑えられた。
・4波は今までと違い震源地が飲食とは限らず
「学校や職場など拡大経路が様々な場」になっているので、
「全体の人出を抑えていく」
それによって「人と人の接触機会を減らしていく」ことが重要になる。
・「人出を5割減」「人と人の接触を8割減」をお願いしているが、
今まで実際に実現できたので、できないことではない。
医療に影響が出始めている今、全員で工夫して取り組んでいきたい。
人出を抑えることは、我々の意志と行動をもってできることだ。
・直近では過去最高(直近2日、182、195名)の新規感染者数になっているが、
大規模なクラスターが起きていない状況での数で、
ベースが上がっている。
・対策に効果が出ても、すぐにベースの人数が減るわけではない。
この先3週間くらいは100人を超える状況が続くと予測している。
ここで大きなクラスターが発生すると
医療、保健所の現場が耐えられなくなる。
🔻PCR検査強化(高齢者施設、障がい者施設、医療機関、学校、職場)
大規模クラスター発生を抑える
・大規模クラスターを抑える対策として、
「高齢者施設、障がい者施設、医療機関、学校」の対策が必要。
・高齢者施設等の職員は、今は検査を1回/2週間しているが、
「1回/1週間」に増やす。
・職場の対策は、広島市、福山市の全事業所(学校も含む)の
PCR検査集中実施を行なっている。
🔻学校はオンライン授業に
・学校(高校)は、(休校ではなく)原則「オンライン授業」を
実施できるようにする。
子供達の学びはコロナ対策と同じ、それ以上に大切なので休校にはしない。
・クラブ活動は他校との練習試合はしない。
・寄宿生は帰省など移動は極力行わない。
・教職員や外部指導者のPCR検査を強化する。
大きなクラスターを避ける事が重要。
・小中学校はまだ機器が配布され使われたりしていない事や
低学年の場合は保護者がいないケースなどすぐには難しいと考えている。
⚠️ひろしまCDCは「空気感染」についての情報を掴んでいるのだろうか❓
https://www.cnbc.com/2021/05/10/cdc-covid-is-airborne-over-six-feet-safety-tips-for-return-to-office.html
🔻まん延防止等重点措置 緊急事態宣言について
「まん延防止等重点措置」「緊急事態宣言」も
自治体から国への〈要請〉が要件になっているものではない。
とくに「緊急事態」は、政府の方で指定地域を決定する。
「まん延防止」については西村大臣と意見交換はしていたが、
我々は、すでに「まん延防止」を飛び越えて「緊急事態」という状況に
なりつつあると考えており、西村大臣とも認識を共有している。
国がどう判断するかの情報は持ち合わせていないが、
推移をみると徳島県、岡山県も「まん延防止」「緊急事態」の
対象にされていないのが現状。
「緊急事態」はステージ3からステージ4に移行する段階で発令するもの。
「まん延防止」はステージ3の段階発令するもの。
新規感染者数がステージ3に入り一定継続する見込みであれば、
病床使用率が上がること、重症者が増えていくことは、間違いないこと。
(国には)新規感染者の動向をおさえ、機動的に対応をお願いしたい。
広島県HP 県内の感染動向
https://hiroshima.stopcovid19.jp/
新型コロナウイルス感染症 まとめサイト
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/2019-ncov/pcr-20210430.html
5/7[新型コロナウイルス感染症] 広島県知事メッセージ #82
知事発言要旨 (PDFファイル)(197KB)
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/435404.pdf
新型コロナウイルス感染症] 広島県知事メッセージ #80
[40万人対象]広島市内全事業所 PCR検査 集中実施【R3.4.30会見】
1/30 新型コロナウイルス感染症] 広島県知事メッセージ #68
PCR検査の集中実施について