この国は、国民の生命、安全を守らない。
10月には、ネクスコの「外環道」のトンネル工事の影響が疑われる
調布市つつじが丘、住宅街車道の陥没が発生したばかりだ❗️
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12632371079.html
「中央自動車道天神橋他6橋耐震補強工事」
(発注元・NEXCO中日本→元請け・大島産業)の
日野市の「緑橋」で、手抜き工事があったという。
お顔を出して勇気ある内部告発をしてくれたのは、
当該工事の二次下請けの
吉岡建築設計(東京・三鷹市)の吉岡史人会長さんだ。
この事業は熊本地震の被害に学び大規模地震の対策として、
安全な「ロッキング橋脚」という製法を用いるものだが、
「緑橋」では鉄筋が不足していた。
上部工(橋げた)とそれを支える橋台を結合する工事を行ったが、
補強工事に必要な鉄筋8本が入っておらず、
目視できるひび割れが発生しているというのだ。
しかも6億で落札した事業が、13億にふくれあがったのは何故なのか?
さらに、ほかに5つの橋も不良工事の疑いがある。
暗殺された石井紘基の告発が甦る。
石井紘基は国政調査権を使い、
特会から湯水のように流れる金の流れを追い、
NEXCOの前身・「日本道路公団」などの利権構造を調べ上げ、
国会で厳しく追及した。
石井紘基は、「このままでは日本は滅びる❗️」と
危機感を感じてたった1人で闘っていた。
「『日本病』の正体~政治家 石井紘基の見た風景~」
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/12th/03-226.html
ーーーーーーーーーーー
国交省HP ロッキング橋脚とは
https://www.mlit.go.jp/road/bosai/measures/index1.html
Image may be NSFW.
Clik here to view.
11/9 高速道路耐震偽装問題 野党合同ヒアリング
11/12 高速道路耐震偽装問題 野党合同ヒアリング
【文書入手】高速道「耐震工事」手抜き
NEXCO中日本が告発状を放置か
「週刊文春」編集部 2020/11/11
source : 週刊文春 2020年11月19日
https://bunshun.jp/articles/-/41448
中央自動車道に架かる緑橋(東京・日野市)の耐震補強工事において、本来あるべき鉄筋が入っていなかった耐震偽装問題。NEXCO中日本の発注を受けた元請けの大島産業(福岡・宗像市)を巡り、建設業法違反の疑いを訴える告発状が、昨年末時点で国交大臣やNEXCO中日本、同西日本、同東日本などのNEXCO各社社長、福岡県知事らに届いていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。この時点で、国交省やNEXCO中日本が適切に対応していれば、手抜き工事は早期に発覚していた可能性が高く、論議を呼びそうだ。
大島産業の手抜き工事は、二次下請けだった吉岡建築設計の吉岡史人会長が10月29日発売の「週刊文春」で実態を実名告発したことで明るみにでた。国会でも問題視され、赤羽一嘉国交相が、大島産業が受注した同種の工事、過去10年分、計26件の調査を指示している。
「週刊文春」が今回入手したのは「告発状」と題されたA4判2枚の文書。タイトルに「大島産業の建設業法違反の実態告発」とあり、差出人は「人権と正義の会」。内容の詳細さから、大島産業と仕事をした複数の下請け業者がまとめたものと思われる。告発状には、大島産業の施工体系図が偽りである疑い、工事代金の支払い方法を巡り裏契約が存在している疑いなど、同社が建設業法に違反している疑いが詳細に記され、〈協力が必要なら、匿名を条件に、いつでも資料を提供する〉旨が記されている。
国交省は「(告発状は)本省と中央整備局に届いています。内容を確認したところ、都道府県知事の建設業許可を受けている建設業者であることが確認されたため、速やかに指導監督権限を持つ都道府県に伝達した」
福岡県は「質問に回答することは、建設業法に基づく本県の行政指導や監督処分及び法違反行為に係る端緒情報の取扱いに係る一定の考え方や手法を公にすることになり、(略)回答を控えます」
NEXCO中日本は「週刊文春」の取材に、「告発状は届いており、受け取っているのは事実。監督官庁の福岡県に情報提供をしています」と答えた。
吉岡氏の告発を受けて、NEXCO中日本が施工不良を認め、大島産業への損害賠償請求を公表したのは、今月になってからのこと。もし、昨年末の告発状を受けて、迅速に対応していれば、安全性に問題のある橋がここまで放置されている事態は避けられたことになる。
大島産業へのNEXCOや国交省の対応が、なぜここまで及び腰だったのか。大島産業の地元選出で、"庇護者"として動いていた元国交政務官の宮内秀樹・農水副大臣の存在と関係があるのか。今後、国会でも論議を呼びそうだ。
11月12日(木)発売の「週刊文春」では、大島産業が昨年NEXCO東日本から「競争参加資格停止措置」を受けていた問題や、本件が「政治案件」となり告発に対して国交省やNEXCOが真摯に対応しない背景などを報じる。
● 中央自動車道の耐震補強工事で
手抜き工事の疑い
建築会社会長が文春に実名告発
2020年10月28日 20時34分 文春オンライン
https://news.nifty.com/article/item/neta/12113-841498/
NEXCOは調査指示「鉄筋不足で崩落の恐れ」中央自動車道の手抜き工事を下請け会社が実名告発
現在、中央自動車道で進められている耐震補強工事。東京・日野市の工事を巡り、鉄筋を入れていない手抜き工事の疑いがあることが「週刊文春」の取材で分かった。二次下請けで工事を手掛けた建築会社会長が、実名を明かして詳細に証言した。発注元である中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)は、「週刊文春」の取材に対し、調査を指示したことを認めた。
同社が二次下請けとして手掛けたのは、東京・八王子市や日野市などの「中央自動車道天神橋他6橋耐震補強工事」。約6億円で落札したのは、福岡県宗像市に本社を置く建設会社、大島産業だった。このうち、「緑橋」で手抜き工事が行われていたと吉岡氏は語る。
今回元請け会社の問題点を告発したのは、東京・三鷹市にある吉岡建築設計の吉岡史人会長。
「中央自動車道の耐震補強工事に途中から下請けとして加わった私たちは、驚くべき光景を目にしました。絶対にあってはならない手抜き工事が行われており、しかもその事実が隠蔽されたのです。耐震のために補強したばかりの橋を支える橋台には、既に長さが1メートル66センチにも及ぶクラック(亀裂)が入っています。大きな地震が起きれば、高速道路の上に架かるこの橋が崩落する恐れもあり、一刻の猶予もありません。このまま黙っているわけにはいかないという思いから、今回、私たちが知り得た事実をすべて正直にお話ししようと決心しました」
同社が二次下請けとして手掛けたのは、東京・八王子市や日野市などの「中央自動車道天神橋他6橋耐震補強工事」。約6億円で落札したのは、福岡県宗像市に本社を置く建設会社、大島産業だった。吉岡氏が語る。
「今年1月、作業中に弊社のベテラン従業員が工事を終えたばかりの橋脚の下に、鉄筋が野晒しになって放置されているのを発見。橋の強度を上げるために使う鉄筋が、こんなに沢山余るはずがないことは経験を積んだ職人なら即分かる。もしかしたら、補修したコンクリートの中に鉄筋が入っていないのかもしれないとの思いが頭をよぎったと言います」
ところが、従業員が大島産業の現場担当者に伝えると、こう返ってきた。
「鉄筋が余っているなら、早く片付けろ」
さらに後日、反対車線側の橋脚でも、鉄筋が一部入っていないことに大島産業の現場責任者が気付いたという。それでも、結局、やり直しはなされなかった。
■工事から半年後には早くも大きな亀裂が
記者が入手した、補修工事完了から約半年後に撮影された写真には、早くもコンクリートを貫通するように亀裂が入っている。
大島産業のCEOを直撃すると、「250%ありません」と回答したが、後日、書面で次のように回答した。
「(手抜き工事との)ご指摘は当たらないと考えておりますが、現在事実関係を調査中であり早期に事実を確認し、発注者と協議の上、必要な措置を講ずる所存です」
工事の発注元であるNEXCO中日本は、「鉄筋の有無を含め受注者(大島産業)に調査の指示を行っております」と回答した。
高速道路の安全は生命にかかわるだけに、NEXCO中日本の一刻も早い対応が求められそうだ。また、大島産業が手掛けた他の耐震補強工事でも同じような疑惑がないのか、注目される。
大島産業を巡っては、従業員に高圧洗浄機を噴射するなどの悪質なパワハラで賠償命令を受けたほか、残業代未払い、工事代未払いなどのトラブルが相次いでいる。なぜ、このようないわくつきの企業が、工事を継続してこられたのか。
10月29日(木)発売の「週刊文春」では、大島産業の作業現場での様子や、陰惨なパワハラの実態、そして大島産業をかばい、トラブルの際は自ら国交省の担当者やNEXCOの担当者を呼び出すなど、“庇護者“となっていた現職副大臣の存在などを5ページにわたって詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年11月5日号)
10月には、ネクスコの「外環道」のトンネル工事の影響が疑われる
調布市つつじが丘、住宅街車道の陥没が発生したばかりだ❗️
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12632371079.html
「中央自動車道天神橋他6橋耐震補強工事」
(発注元・NEXCO中日本→元請け・大島産業)の
日野市の「緑橋」で、手抜き工事があったという。
お顔を出して勇気ある内部告発をしてくれたのは、
当該工事の二次下請けの
吉岡建築設計(東京・三鷹市)の吉岡史人会長さんだ。
この事業は熊本地震の被害に学び大規模地震の対策として、
安全な「ロッキング橋脚」という製法を用いるものだが、
「緑橋」では鉄筋が不足していた。
上部工(橋げた)とそれを支える橋台を結合する工事を行ったが、
補強工事に必要な鉄筋8本が入っておらず、
目視できるひび割れが発生しているというのだ。
しかも6億で落札した事業が、13億にふくれあがったのは何故なのか?
さらに、ほかに5つの橋も不良工事の疑いがある。
暗殺された石井紘基の告発が甦る。
石井紘基は国政調査権を使い、
特会から湯水のように流れる金の流れを追い、
NEXCOの前身・「日本道路公団」などの利権構造を調べ上げ、
国会で厳しく追及した。
石井紘基は、「このままでは日本は滅びる❗️」と
危機感を感じてたった1人で闘っていた。
「『日本病』の正体~政治家 石井紘基の見た風景~」
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/12th/03-226.html
ーーーーーーーーーーー
国交省HP ロッキング橋脚とは
https://www.mlit.go.jp/road/bosai/measures/index1.html
Image may be NSFW.
Clik here to view.

11/9 高速道路耐震偽装問題 野党合同ヒアリング
11/12 高速道路耐震偽装問題 野党合同ヒアリング
【文書入手】高速道「耐震工事」手抜き
NEXCO中日本が告発状を放置か
「週刊文春」編集部 2020/11/11
source : 週刊文春 2020年11月19日
https://bunshun.jp/articles/-/41448
中央自動車道に架かる緑橋(東京・日野市)の耐震補強工事において、本来あるべき鉄筋が入っていなかった耐震偽装問題。NEXCO中日本の発注を受けた元請けの大島産業(福岡・宗像市)を巡り、建設業法違反の疑いを訴える告発状が、昨年末時点で国交大臣やNEXCO中日本、同西日本、同東日本などのNEXCO各社社長、福岡県知事らに届いていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。この時点で、国交省やNEXCO中日本が適切に対応していれば、手抜き工事は早期に発覚していた可能性が高く、論議を呼びそうだ。
大島産業の手抜き工事は、二次下請けだった吉岡建築設計の吉岡史人会長が10月29日発売の「週刊文春」で実態を実名告発したことで明るみにでた。国会でも問題視され、赤羽一嘉国交相が、大島産業が受注した同種の工事、過去10年分、計26件の調査を指示している。
「週刊文春」が今回入手したのは「告発状」と題されたA4判2枚の文書。タイトルに「大島産業の建設業法違反の実態告発」とあり、差出人は「人権と正義の会」。内容の詳細さから、大島産業と仕事をした複数の下請け業者がまとめたものと思われる。告発状には、大島産業の施工体系図が偽りである疑い、工事代金の支払い方法を巡り裏契約が存在している疑いなど、同社が建設業法に違反している疑いが詳細に記され、〈協力が必要なら、匿名を条件に、いつでも資料を提供する〉旨が記されている。
国交省は「(告発状は)本省と中央整備局に届いています。内容を確認したところ、都道府県知事の建設業許可を受けている建設業者であることが確認されたため、速やかに指導監督権限を持つ都道府県に伝達した」
福岡県は「質問に回答することは、建設業法に基づく本県の行政指導や監督処分及び法違反行為に係る端緒情報の取扱いに係る一定の考え方や手法を公にすることになり、(略)回答を控えます」
NEXCO中日本は「週刊文春」の取材に、「告発状は届いており、受け取っているのは事実。監督官庁の福岡県に情報提供をしています」と答えた。
吉岡氏の告発を受けて、NEXCO中日本が施工不良を認め、大島産業への損害賠償請求を公表したのは、今月になってからのこと。もし、昨年末の告発状を受けて、迅速に対応していれば、安全性に問題のある橋がここまで放置されている事態は避けられたことになる。
大島産業へのNEXCOや国交省の対応が、なぜここまで及び腰だったのか。大島産業の地元選出で、"庇護者"として動いていた元国交政務官の宮内秀樹・農水副大臣の存在と関係があるのか。今後、国会でも論議を呼びそうだ。
11月12日(木)発売の「週刊文春」では、大島産業が昨年NEXCO東日本から「競争参加資格停止措置」を受けていた問題や、本件が「政治案件」となり告発に対して国交省やNEXCOが真摯に対応しない背景などを報じる。
● 中央自動車道の耐震補強工事で
手抜き工事の疑い
建築会社会長が文春に実名告発
2020年10月28日 20時34分 文春オンライン
https://news.nifty.com/article/item/neta/12113-841498/
NEXCOは調査指示「鉄筋不足で崩落の恐れ」中央自動車道の手抜き工事を下請け会社が実名告発
現在、中央自動車道で進められている耐震補強工事。東京・日野市の工事を巡り、鉄筋を入れていない手抜き工事の疑いがあることが「週刊文春」の取材で分かった。二次下請けで工事を手掛けた建築会社会長が、実名を明かして詳細に証言した。発注元である中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)は、「週刊文春」の取材に対し、調査を指示したことを認めた。
同社が二次下請けとして手掛けたのは、東京・八王子市や日野市などの「中央自動車道天神橋他6橋耐震補強工事」。約6億円で落札したのは、福岡県宗像市に本社を置く建設会社、大島産業だった。このうち、「緑橋」で手抜き工事が行われていたと吉岡氏は語る。
今回元請け会社の問題点を告発したのは、東京・三鷹市にある吉岡建築設計の吉岡史人会長。
「中央自動車道の耐震補強工事に途中から下請けとして加わった私たちは、驚くべき光景を目にしました。絶対にあってはならない手抜き工事が行われており、しかもその事実が隠蔽されたのです。耐震のために補強したばかりの橋を支える橋台には、既に長さが1メートル66センチにも及ぶクラック(亀裂)が入っています。大きな地震が起きれば、高速道路の上に架かるこの橋が崩落する恐れもあり、一刻の猶予もありません。このまま黙っているわけにはいかないという思いから、今回、私たちが知り得た事実をすべて正直にお話ししようと決心しました」
同社が二次下請けとして手掛けたのは、東京・八王子市や日野市などの「中央自動車道天神橋他6橋耐震補強工事」。約6億円で落札したのは、福岡県宗像市に本社を置く建設会社、大島産業だった。吉岡氏が語る。
「今年1月、作業中に弊社のベテラン従業員が工事を終えたばかりの橋脚の下に、鉄筋が野晒しになって放置されているのを発見。橋の強度を上げるために使う鉄筋が、こんなに沢山余るはずがないことは経験を積んだ職人なら即分かる。もしかしたら、補修したコンクリートの中に鉄筋が入っていないのかもしれないとの思いが頭をよぎったと言います」
ところが、従業員が大島産業の現場担当者に伝えると、こう返ってきた。
「鉄筋が余っているなら、早く片付けろ」
さらに後日、反対車線側の橋脚でも、鉄筋が一部入っていないことに大島産業の現場責任者が気付いたという。それでも、結局、やり直しはなされなかった。
■工事から半年後には早くも大きな亀裂が
記者が入手した、補修工事完了から約半年後に撮影された写真には、早くもコンクリートを貫通するように亀裂が入っている。
大島産業のCEOを直撃すると、「250%ありません」と回答したが、後日、書面で次のように回答した。
「(手抜き工事との)ご指摘は当たらないと考えておりますが、現在事実関係を調査中であり早期に事実を確認し、発注者と協議の上、必要な措置を講ずる所存です」
工事の発注元であるNEXCO中日本は、「鉄筋の有無を含め受注者(大島産業)に調査の指示を行っております」と回答した。
高速道路の安全は生命にかかわるだけに、NEXCO中日本の一刻も早い対応が求められそうだ。また、大島産業が手掛けた他の耐震補強工事でも同じような疑惑がないのか、注目される。
大島産業を巡っては、従業員に高圧洗浄機を噴射するなどの悪質なパワハラで賠償命令を受けたほか、残業代未払い、工事代未払いなどのトラブルが相次いでいる。なぜ、このようないわくつきの企業が、工事を継続してこられたのか。
10月29日(木)発売の「週刊文春」では、大島産業の作業現場での様子や、陰惨なパワハラの実態、そして大島産業をかばい、トラブルの際は自ら国交省の担当者やNEXCOの担当者を呼び出すなど、“庇護者“となっていた現職副大臣の存在などを5ページにわたって詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年11月5日号)