菅総理は初の国会論戦 野党側は学術会議問題追及へ(2020年10月26日)
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10/6 ANNnews政府“解釈変更”文書提示 任命拒否巡り野党聴取
日本学術会議の任命問題で、政府は
総理大臣が実質的に任命できるよう解釈を変更した文書を野党側に提示した。
立憲民主党などの野党は6日午前、内閣府からヒアリングを行い、
内閣府は新たな会員候補の任命を決めた際の決裁文書や、
「形式的に任命する」とした過去の政府答弁を
実質的に任命できるよう解釈を変更したことを示す文書を出した。
野党側は7日の衆議院の内閣委員会に
加藤官房長官などが出席するよう求めていて、
解釈を変更した理由や経緯などを問いただす考えだが、
与党側は官房長官の出席には否定的で、午後の国対委員長会談で協議する方針。
● 平成30年11月13日 内閣府日本学術会議事務局
『 日本学術会議法第17条による推薦と
内閣総理大臣による会員の任命との関係について 1. 日本学術会議の沿革等について』

10/21 野党ヒアリング
○原口一博議員
杉田和博さんから、この法的解釈について合議をするようにという
指示が来たでしょう?
その日にちを教えて下さい。
あなた方が事務局内部が自発的にやったことじゃないでしょう?
○小西洋之議員
杉田副長官から指示があったということは間違いないわけですか?
どの政治家からの指示を受けたんですか?
学術会議担当の大臣もいれば、官邸担当の杉田副長官もいれば、
官房長官、総理大臣もいるが、どの政治家からの指示を受けて
この解釈を作ったんですか?
法制局が出した応接録に担当者の名前は書いてますよ。
当時の参事官と課長補佐の名前。別に隠す必要はない。
公務員なんですから。
○川内博史議員
この解釈の整理に関して、
17条の解釈を整理したいのでよろしいか?と
まず学術会議に諮らなければならないと思いますけれども、
その決済文書はあるんですか?
で、解釈が整理できました、と言って報告するという事になると思う。
あと、解釈の整理文書を作ったので、法制局に、
解釈について相談をしてよろしいか?という意思決定の
決済文書が必要になると思う。
その決済文書はありますか?
おそらく、解釈を整理して良いかと学術会議に意思決定を求める決済文書、
並びに、法制局に、協議をするための意思決定をするための決済文書、
この二通は絶対なくてはならない文書ですよ。
そうでなければ、この解釈整理文書は有効性を持ち得ないと思いますよ。
法制局さんは、応接録に
「岩尾第一部長、近藤次長、横畠長官にご相談済み」という応接録を作ってるんですね。
相談を持ちかける側の内閣府が、内閣府に相談するよという決済文書がないなどということは、
あり得ないんですね。
●学術会議の任命拒否問題で野党注目「内閣府の谷査恵子氏」
日刊ゲンダイ 2020/10/12
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/279857
(抜粋)〜 (前略)今回の学術会議問題でも谷氏のような存在がいるというのだ。
「内閣府職員で日本学術会議事務局にいた女性職員W氏です。内閣府は2018年に『日本学術会議法第17条による推薦と首相による会員の任命との関係について』と題した文書をまとめていて、ここには『首相は、会員の任命権者として、日本学術会議に人事を通じて一定の監督権を行使することができる』『首相に日学法第17条による推薦のとおりに任命すべき義務があるとまでは言えない』とあります。
菅首相はこれを論拠に今回の任命拒否に踏み切ったと思われるのですが、なぜ、学術会議事務局がこの時、わざわざ法解釈の変更に踏み込んだのかが分からない。おそらく当時の安倍前政権の官邸側から何らかの圧力があったのでしょう。内閣法制局が公表した学術会議事務局との応接録には、その時の法解釈について相談した学術会議事務局の女性職員のW氏が出てくる。谷氏と同様、疑惑のカギを握るキーパーソンです」(野党国会議員)
確認すると、このW氏は現在、岡山県中南部にある市の部長級職。市の広報にも顔写真入りで登場し、「内閣府では、科学者の代表機関である日本学術会議の事務局で、重要事項の審議などに関する事務を行っていました」と自己紹介している。(後略)〜
●広報そうじゃ (岡山県総社市) 脇奈七
http://www.city.soja.okayama.jp/data/open/cnt/3/8879/1/koho202005-11.pdf

10/22 野党ヒアリング
●コニタン発掘❗️「菅総理の任命拒否=違法」の証拠文書
H16 内閣法制局 審査資料
「内閣総理大臣が任命を拒否することは想定されていない」と明文化❗️


