児玉龍彦先生が率先して
日本の研究者たちと共に作り上げようとしている「精密コロナ医療」ーー
「精密医療」によるコロナ克服の筋道が見えてきた。
国は、検査を行わず、
「感染している人」と「感染していない人」を分けることをせず、
感染していない人まで「8割ステイホーム」自粛要請。
的外れで不潔なアベノマスクを配布、
持続化給付金も中抜きされて給付が送れている。
このままでは経済も壊れ、
人が溜まる病院、老人施設、郵便局、警察などでは感染が広がり、
日本中、至る所がダイアモンドプリンセス号化する状態の
危険な持久状態になる。
2020年 5月15日に発表された児玉先生らの
「新型コロナウィルス抗体検査機利用者協議会」は、
国が行なっている科学とは言えないレベルの抗体検査ではなく、
精密な抗体検査が可能な「化学発光自動化血液検査機」を用いる。
この抗体検査の機械は、
・1日に500件の検体が可能
・IgGとIgMが定量的に検査できる
・ノイズが少なく擬陽性が判定できる。
PCR検査と、
この機械による精密な抗体検査を併用し、
学校、病院、老人施設、会社など、
地域ごと、集団ごとに実施しする。
中国の化学発光試薬の世界最大のメーカーYHLO社がJSR社ビーズの
使用機器の開発を進めていたが、
今回の武漢での新型コロナウィルスの発生に伴い、
武漢に10日間で作られた火神山病院に医療関係者千名以上が参加し、
測定機器の開発。
児玉先生の東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトと、
全国の6つの大学・研究機関からなる
「新型コロナウィルス抗体検査機利用者協議会」は、
JSR株式会社とともに、ビーズ開発に関わった東大児玉を中心に、
日本への導入となった。
村上財団およびPWJの寄付により東大病院、
ついで様々な財源で、慶應病院、
民間共同研究で東大先端研、
村上財団PWJの寄付で、東京都医学総合研究所に設置。
さらに京都府医師会の要請により村上財団とPWJの寄付で京都府立医大に、
民間共同研究で阪大病院に民間資金で設置予定となっている。
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/news/release/20200515.html
東京、大阪、京都の大学間のネットワークは既に動き出しており、
今後はさらに北海道、九州と日本中に広げていく計画だ。
そして、例えば九州で、この「精密医療」を実施する場合は、
全国の大学が協力する体制を取る。
児玉先生が、最後は嗚咽しながらこう語った。
「若い人たちと民間の力が雪崩を打って変わってきています。
今回の日本の最大の失敗の原因は、
コロナがきた時に大学や研究機関や最前線で、
検査をつくる、病院を守る、インフラを守る、そういう話がなくて、
家で犬と遊んだり歌を聞いていれば良いみたいな
皆ステイホームに行ってしまったこと。
ステイホームという縛りを破って、
自分達でコロナを封じ込めていかねばならない。
今、変わってきています。
今が立ち上がるべき時だと思います。
そこに日本の未来がかかっています。」
また、仮説であるが、
日本、中国沿岸部、台湾、韓国など、東アジア沿岸部は、
「COVID-19に似たウイルス:SARS -X」の
免疫があるのかもしれないともいう。
【coronavirus】
重症急性呼吸器症候群 (SARS)
- 2002年11月に初症例が報告された、
SARSコロナウイルス (SARS-CoV) による感染症。
中東呼吸器症候群 (MERS)
- 2012年11月に初症例が報告された、
MERSコロナウイルス (MERS-CoV) による感染症。
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)
- 2019年12月に初症例が発見された、
2019新型コロナウイルス (SARS-CoV-2)
【IgGとIgM】
外来物質の抗原に結合する免疫系のタンパク質は、
免疫グロブリン(Immunoglobulin、略称Ig)
または抗体として知られています。
それらはバクテリア、ウイルス、寄生虫などの病原体と
戦うために作られています。
Igの主な機能は、外来病原体の破壊を促進することです。
IgGおよびIgMは2つのクラスの免疫グロブリンです。
IgGとIgMの違いは
IgGは疾患に対する後期段階の反応を表し、
一方IgMは特定の抗原への曝露の直後に産生される。
IgGは体全体に見られ、主に体液中に見られ、
一方IgMは血液およびリンパ液中に見いだされる。
IgGは特定の抗原に対する長期的な応答を確立し、
長期にわたる免疫を提供します。
しかしながら、IgMは短期間の反応を確立する。
IgM: IgMは、免疫応答の初期に放出された一次抗体を含む
五量体構造からなる免疫グロブリン(Ig)のクラスを指す。
IgG: IgGは、血中を循環する最も豊富な種類の抗体を含む
免疫グロブリン(Ig)の一種を指す。
児玉龍彦氏:ようやく見えてきたコロナの正体 20200606
全員検査でコロナ克服・検査と治療のシステム構築~前をむいて進むとき
【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200602
《児玉龍彦先生解説パネル》
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コロナと闘う戦略図~抗体検査で見えたこと 日本人には類似の「免疫」?
【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200516
《児玉龍彦先生解説パネル》
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致死ウイルスに向き合う~恐怖の出口にしないために
【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200508
注目の人 直撃インタビュー
児玉龍彦氏「21世紀の感染症対策は精密医療で実態把握を」
日刊ゲンダイ公開日:2020/06/15
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/274468/4
日本の研究者たちと共に作り上げようとしている「精密コロナ医療」ーー
「精密医療」によるコロナ克服の筋道が見えてきた。
国は、検査を行わず、
「感染している人」と「感染していない人」を分けることをせず、
感染していない人まで「8割ステイホーム」自粛要請。
的外れで不潔なアベノマスクを配布、
持続化給付金も中抜きされて給付が送れている。
このままでは経済も壊れ、
人が溜まる病院、老人施設、郵便局、警察などでは感染が広がり、
日本中、至る所がダイアモンドプリンセス号化する状態の
危険な持久状態になる。
2020年 5月15日に発表された児玉先生らの
「新型コロナウィルス抗体検査機利用者協議会」は、
国が行なっている科学とは言えないレベルの抗体検査ではなく、
精密な抗体検査が可能な「化学発光自動化血液検査機」を用いる。
この抗体検査の機械は、
・1日に500件の検体が可能
・IgGとIgMが定量的に検査できる
・ノイズが少なく擬陽性が判定できる。
PCR検査と、
この機械による精密な抗体検査を併用し、
学校、病院、老人施設、会社など、
地域ごと、集団ごとに実施しする。
中国の化学発光試薬の世界最大のメーカーYHLO社がJSR社ビーズの
使用機器の開発を進めていたが、
今回の武漢での新型コロナウィルスの発生に伴い、
武漢に10日間で作られた火神山病院に医療関係者千名以上が参加し、
測定機器の開発。
児玉先生の東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトと、
全国の6つの大学・研究機関からなる
「新型コロナウィルス抗体検査機利用者協議会」は、
JSR株式会社とともに、ビーズ開発に関わった東大児玉を中心に、
日本への導入となった。
村上財団およびPWJの寄付により東大病院、
ついで様々な財源で、慶應病院、
民間共同研究で東大先端研、
村上財団PWJの寄付で、東京都医学総合研究所に設置。
さらに京都府医師会の要請により村上財団とPWJの寄付で京都府立医大に、
民間共同研究で阪大病院に民間資金で設置予定となっている。
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/news/release/20200515.html
東京、大阪、京都の大学間のネットワークは既に動き出しており、
今後はさらに北海道、九州と日本中に広げていく計画だ。
そして、例えば九州で、この「精密医療」を実施する場合は、
全国の大学が協力する体制を取る。
児玉先生が、最後は嗚咽しながらこう語った。
「若い人たちと民間の力が雪崩を打って変わってきています。
今回の日本の最大の失敗の原因は、
コロナがきた時に大学や研究機関や最前線で、
検査をつくる、病院を守る、インフラを守る、そういう話がなくて、
家で犬と遊んだり歌を聞いていれば良いみたいな
皆ステイホームに行ってしまったこと。
ステイホームという縛りを破って、
自分達でコロナを封じ込めていかねばならない。
今、変わってきています。
今が立ち上がるべき時だと思います。
そこに日本の未来がかかっています。」
また、仮説であるが、
日本、中国沿岸部、台湾、韓国など、東アジア沿岸部は、
「COVID-19に似たウイルス:SARS -X」の
免疫があるのかもしれないともいう。
【coronavirus】
重症急性呼吸器症候群 (SARS)
- 2002年11月に初症例が報告された、
SARSコロナウイルス (SARS-CoV) による感染症。
中東呼吸器症候群 (MERS)
- 2012年11月に初症例が報告された、
MERSコロナウイルス (MERS-CoV) による感染症。
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)
- 2019年12月に初症例が発見された、
2019新型コロナウイルス (SARS-CoV-2)
【IgGとIgM】
外来物質の抗原に結合する免疫系のタンパク質は、
免疫グロブリン(Immunoglobulin、略称Ig)
または抗体として知られています。
それらはバクテリア、ウイルス、寄生虫などの病原体と
戦うために作られています。
Igの主な機能は、外来病原体の破壊を促進することです。
IgGおよびIgMは2つのクラスの免疫グロブリンです。
IgGとIgMの違いは
IgGは疾患に対する後期段階の反応を表し、
一方IgMは特定の抗原への曝露の直後に産生される。
IgGは体全体に見られ、主に体液中に見られ、
一方IgMは血液およびリンパ液中に見いだされる。
IgGは特定の抗原に対する長期的な応答を確立し、
長期にわたる免疫を提供します。
しかしながら、IgMは短期間の反応を確立する。
IgM: IgMは、免疫応答の初期に放出された一次抗体を含む
五量体構造からなる免疫グロブリン(Ig)のクラスを指す。
IgG: IgGは、血中を循環する最も豊富な種類の抗体を含む
免疫グロブリン(Ig)の一種を指す。
児玉龍彦氏:ようやく見えてきたコロナの正体 20200606
全員検査でコロナ克服・検査と治療のシステム構築~前をむいて進むとき
【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200602
《児玉龍彦先生解説パネル》
























コロナと闘う戦略図~抗体検査で見えたこと 日本人には類似の「免疫」?
【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200516
《児玉龍彦先生解説パネル》




















致死ウイルスに向き合う~恐怖の出口にしないために
【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200508
注目の人 直撃インタビュー
児玉龍彦氏「21世紀の感染症対策は精密医療で実態把握を」
日刊ゲンダイ公開日:2020/06/15
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/274468/4