瀬戸内海の島々(直島、豊島、犬島)に現代アートを。
その活動の総称が、ベネッセが展開する「ベネッセアートサイト直島」
2010年から始まったトリエンナーレ形式の『瀬戸内国際芸術祭』は、
ベネッセの名誉顧問・福武總一郎氏がプロデュースする。
総合ディレクターは、強引な美術館改革でお騒がせの北川フラム氏。
瀬戸内国際芸術祭を含め、瀬戸内の島々は何度か訪れたことがある。
北川フラム氏が行った新潟市美術館の運営上の問題で、
「カビ」と「蜘蛛」発生したことは話題になっていたが…
直島もなかなか相当なものだった。
直島のモンゴルのテントを宿泊施設として用いたパオが
つつじ荘に移設する前、ニキ・ド・サンファル作品があるベネッセパーク前の
芝生広場に設置されていた頃の夏場のこと。
衛生管理の不行届甚だしく、周辺はゴキブリだらけで、
パオ内は冷房も扇風機もなく風通しない。
寝具は湿っぽく不潔で、猛烈なダニ被害にあった記憶がある。
(完治まで小一ヶ月はかかった。全く酷い。
今思えば、文句のひとつも言うべきだった…💧)
また、芸術祭をサポートするボランティア「こえび隊」。
芸術に関心のある若者を中心に島暮らしに憧れて集まった人々だ。
しかし、「こえび隊」には報酬は一円も支払われないのに、
労働環境が酷く、奴隷のようにこき使われ
不満や苦情も多かったと漏れ聞いた。(現在は一部、有償ボラにしたらしい)
実際、山中の樹々が鬱蒼と茂る坂道の先の池に立つ、
森万里子作品「トムナフーリ」に行く手前の道端には、
炎天下に電話ボックスサイズの小屋があり、
こえび隊ボラは、ここで長靴の貸し出しをしていた。
『暴力脱獄』のクールなルークの御仕置き小屋も真っ青な
ここのこえび隊の労働環境を目撃して、非常に驚いたことがある。
直島の草間彌生のカボチャがシンボルとなり、
今や瀬戸内の離島は芸術の島々であるかのように宣伝し、
芸術愛好家の海外からの観光客も増えたようだ。
しかし、本来、穏やかで美しい瀬戸内の島々が辿ってきた歴史…
そこにいったい「何が捨てられてきたのか❓」
現代美術で化粧された島々の素顔を知るべきだろう。
三菱は、銅の製錬の際に出る亜硫酸ガスは、足尾銅山や別子銅山など各地で、
山の木々をすべて枯らし下流で水害を起こすなどの煙害を起こしており、
瀬戸内海の犬島、四阪島、契島などの離島に各社の精錬所を移した。
1990年代に豊島で産業廃棄物の不法投棄が問題となり、
1998年から三菱マテリアル直島製錬所敷地内に、
豊島廃棄物中間処理施設から産出される飛灰を処理し
金属などの資源として再生する産廃処理施設を総合的に整備する
「直島エコタウン事業」構想(エコアイランドなおしまプラン)が始まった。
2011年以降の三菱マテリアルといえば、震災復興事業への参入だ。
東日本大震災の震災がれき処理と再利用、
また、放射性物質に汚染された除染土を3年保管し、
30年以内に日本中(最終処理場?)にばら撒くことを計画している。
また、瀬戸内には、
ハンセン氏病が完治した後も回復者を隔離し続けた療養所が、3つある。
長島にある長島愛生園、邑久光明園、大島にある大島青松園。
◇
さて…
福武教育文化振興財団の
理事·監事·評議員名簿に居並ぶ面々…。
非常に興味深い。
岡山発の文教害獣たちが、中央に入り込み、
日本中を喰い荒らそうとしているかのようだ。
東大には、安田財閥の安田善次郎の寄付した安田講堂をはじめ、
ロックフェラー財団や、セブン&アイHD、
タケダ理研工業がが寄付した建物があるが、
東大創立130周年記念事業で、福武總一郎が寄付し、
安藤忠雄設計の「福武ホール」を作ろうという時点で
ツモっていた…💧

●福武總一郎 福武英明
ベネッセホールディングスの取締役の福武英明氏。
福武家の後継者である。
創業家の2代目で最高顧問の福武總一郎夫妻には子供がなく、
甥(妹の純子の息子)の英明を養子にした。
福武教育文化振興財団理事長を務めていた總一郎の実妹の
福武純子氏は2017年の2月に逝去。
純子の次男、松浦俊明氏が福武教育文化振興財団理事長に就任している。
●中野行雄
瑞宝小授賞。
元岡山県生活環境部長。元県備前県民局長。
福武教育文化振興財団 業務執行理事、常任理事。
「春の叙勲」岡山県関係は91人
各分野で活動、地域発展に貢献
https://www.sanyonews.jp/article/900440
一部抜粋)⬇︎

●菊池捷男
福武財団の名簿には名はないが、
加計学園顧問弁護士、菊池捷男が旭日小授賞…?
菊池捷男(本名・捷夫)弁護士は、基本職務規定5条、6条に違反し、
岡山弁護士会から懲戒処分を受けている。(2013年)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12454002254.html
菊池弁護士は、
「岡山両備汚染住宅団地販売事件」の被告側の
「両備HD」の代理人弁護士を務めている。
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12510240189.html
菊池氏の次女は、歳の離れた加計学園の渡邊良人事務局長と結婚し、
菊池氏は、愛媛県に「ふと、嘘をついた」渡邊氏の義父となった。
●森田潔
元岡山大学学長。
1974年 - 岡山大学医学部医学科 卒業
1977年 - アメリカ・アルバートアインシュタイン大学モンテフィオーレ病院研究員
1980年 - 香川県立中央病院麻酔科
1993年 - 岡山大学医学部麻酔・蘇生学講座 助教授
2002年 - 同 教授
2005年 - 同 大学理事(病院担当)、岡山大学病院 病院長(兼任)
2011年 - 同 学長(第13代)
2017年 - 同 学長退任、同大学名誉教授
森田潔岡山大学学長は、
医学部の研究不正を告発した薬学部2教授
(森山芳則薬学部長、榎本秀一副薬学部長)に
「これ以上騒がないでくれ」と隠蔽を要請し、
その後、逆に正当な理由なく、不正を告発した2教授を解雇した。
この事件は、のちに裁判になった。
研究不正を問う告発は公益性がある行為であるはずだが、
大学側は、研究不正を告発したことが、
大学の名誉を害する行為であり、
教員としての適性を欠くことになると主張。
・炎上岡山大学~研究不正疑義申し立てた教授が解雇される
ヤフーニュース榎木英介2016/1/13(水) 8:01
https://news.yahoo.co.jp/byline/enokieisuke/20160113-00053369/
・岡山大の森山氏と榎本秀一・副薬学部長がNEWポストセブンに告発
レポート/伊藤博敏(ジャーナリスト)
https://blog.goo.ne.jp/jp280/e/6b31b27891b37f6c8f02c31dd99db717
2014年3月12日
日本の医薬業界が、製薬大手「ノバルティスファーマ」の薬に関わる
データ改竄事件で揺れている。
同社は、血圧を下げる降圧剤「バルサルタン(商品名・ディオバン)」を
販売する際、改竄したデータに基づき、
「血圧だけでなく脳卒中、狭心症にも効果がある」として販売した事件だ。
こうした事件が発生する背景には、
製薬会社が大学医学部の教授を“籠絡”すれば、
いとも簡単に現場の医師と患者を騙せ、
巨額の利益を得られるという構図がある。
今回、現役の国立大学教授が実名で、
あまりに生々しい「製薬会社と医学部」の癒着の現場を告発した──。
昨年12月10日、森山氏は岡山大学長宛てに「告発書」を提出した。
大学の規則「研究活動に係る不正行為への対応に関する規定第4条」
に基づく、公式の内部告発である。
内容は、大学執行部を含む医学部の5人の有力教授と准教授、
そしてその研究室スタッフの不正行為を暴くものだ。
・岡山地裁、「研究不正告発で解雇」無効の仮決定~岡山大学事件続報
ヤフーニュース榎木英介 2016/6/7(火) 17:00
岡山大の複数の博士論文について「データ改竄(かいざん)の疑いがある」
との内部告発を行い、解雇された岡山大薬学部の元学部長と元副学部長が
処分の無効を求めた仮処分申請で、
岡山地裁(池上尚子裁判長)は6日、「解雇は無効」として、
大学側に2人の給与の一部を支払うよう命じる決定をした。
・高裁は岡大の解雇権乱用は認めず
NHK NEWS WEB 岡山 NEWS WEB 2017年03月31日 19時41分
岡山大学薬学部の元教授2人が、
医学部の論文に不正があるとして告発したことなどを理由に
大学から解雇されたことについて、
広島高等裁判所岡山支部は解雇権の乱用だとして
大学側に給与の支払いを命じた地裁の仮処分の決定を取り消しました。
… これについて広島高等裁判所岡山支部は30日、
「不正と確定されていない論文を外部に公表し
岡大の権威や研究への信用性を大きく揺るがしたことなどを踏まえると
解雇の理由は認められる」として地裁の出した仮処分の決定を
取り消しました。
森山元教授は「最高裁判所に抗告するかは
弁護士と相談して決めたい」と話していました。
●許南浩(ほうなんほ)
岡山大学元理事・副学長。加計学園倉敷芸術科学大学副学長。
1947年生まれ。倉敷市出身。
1978年東京大学大学院医学系研究科博士課程終了。
富山医科薬科大学(現 富山大学)医学部教授などを経て
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授。
2009年から岡山大学副学長を併任。専門は細胞生物学。
2008年度 – 2013年度: 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授
2011年度 – 2012年度: 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授
・准教授の多重投稿で謝罪、岡山大
倫理に反すると副学長
四国新聞 http://www.shikoku-np.co.jp/national/medical_health/photo.aspx?id=20130805000229&no=1
2013/08/05 12:11
大学院医歯薬学総合研究科の男性准教授が
論文を多重投稿していた問題で、
記者会見する許南浩副学長(中央)ら岡山大関係者=5日午前、岡山市
岡山大は5日、
大学院医歯薬学総合研究科の40代の男性准教授が、
ほぼ同じ内容の論文を複数の専門誌などに
多重投稿していたと発表した。
許南浩副学長は記者会見で
「ご迷惑をお掛けし、心よりおわび申し上げます」と謝罪。
「研究者の倫理に反するもので、本当に残念」と話した。
岡山大によると、
准教授は2011年7月~12年5月、
米国や英国の専門誌と国内の学会誌の計4誌に、
肝臓手術に関する、ほぼ同じ内容の研究論文を投稿。
問題の論文には転載であることを示す記載はなかった。
13年3月ごろ、論文を掲載した海外専門誌が
内容の重複を発見し、准教授に直接指摘して発覚した。
・2014.4.25 パワハラで岡山大薬学部長が提訴 理事に1千万円請求
http://人財研修.com/post-1500-1500
岡山大の森山芳則薬学部長が25日、
強い叱責や懲戒処分をするとの脅しなどのパワハラで
精神的苦痛を受けたとして、
大学の許南浩理事に慰謝料1千万円の支払いを求め岡山地裁に提訴した。
森山氏は提訴後、記者会見し
「学内の論文不正を告発しようとしたことがパワハラのきっかけだ」
と説明した。
訴状によると、2012年1月、森山部長らは不正の疑いがある論文を発見。
同月、別の男性教授=今年1月に岡山大を提訴=が大学の監査室に告発した。
これに対し、許理事は2人を叱責したり、
「大学教員に対し嫌がらせをした」との身に覚えのない理由で
懲戒処分にすると脅したりしたとしている。(共同通信)
●越宗孝昌
山陽新聞取締役会長。加計学園理事。
安倍総理による国会答弁では加計学園の獣医学部新設計画を
「1月20日の国家戦略特区諮問会議で初めて知った」という内容が、
愛媛県文書に記述された内容(加計学園渡邊事務局長の発言)と食い違い、
虚偽答弁が疑われた。
加計学園事務局長は、自分が「ふと」ウソをついたと愛媛県に謝罪。
加計学園はコンプライアンスを問われ、
理事長・加計孝太郎は2度の異様な「記者会見」を行った。
記者会見を仕切った幹事社が地元紙「山陽新聞」。
「越宗孝昌山陽新聞会長が加計学園理事というのは利益相反。
辞めるべきですよ。」by前川喜平。
「越宗会長は加計学園の理事なのか?という取材に、
山陽新聞の答えは〈わかりかねる〉だった」by三宅勝久。
19年2/8新聞労連と不当労働行為事件を闘う山陽新聞労働組合が開いたフォーラム
「前川喜平さんと考えるメディアのあり方これでいいの?山陽新聞」
・山陽新聞「越宗孝昌」会長は、加計学園「越宗孝昌」理事と同一人物なのか
――だれもが口を閉ざすミステリー
MyNewsJapan三宅勝久http://www.mynewsjapan.com/reports/2400
・「山陽新聞」越宗会長は加計学園理事と判明、
「わかりかねる」は嘘だった!
「政財界に広い人脈」期待され2014年に理事就任
MyNewsJapan三宅勝久http://www.mynewsjapan.com/reports/2459