NSSの局長に、「官邸のアイヒマン」こと、
あの北村滋が就くという❗️
孫崎享
『日米開戦へのスパイ 東條英機とゾルゲ事件』インタビュー 〜より
約2年前の、このIWJインタビュー⬆︎の
孫崎享先生の言葉を思い出さずにいられない…
「人を逮捕する特権を持つ者が、
このポストを過激に使えば、
一気に権力を拡大し、とんでもないことになる。
ドイツのゲシュタポのゲーリングや、ソ連のベリア、
イラクのフセインなどが、それである。
これと同じパターンなのが、
現在の安倍政権。
内閣副官房長官は、
警察、元・内調である。」
「改めて日米開戦において、
日本にとっての一番の敵はどかというと、当然、アメリカである。
…ということは、誰がアメリカとの関係を持っていたかが
最も重要であるはずである。」
「戦前から、岸伸介などは、
駐日大使のグルーとゴルフ仲間であったのだ。
グルーは、日米開戦にいたるまでの激動の10年の間、
深く日本に入り込んだ外交官である。
(※Ten Years in Japan 滞日10年の日記に基づく著書は
ベストセラーになった)
岸信介は、A級戦犯として巣鴨プリズンから出所したあと、
アメリカのエージェントになったというのが定説であるが、
戦前からアメリカと通じていたのである。」
「岸信介は、A級戦犯として巣鴨プリズンから出所したあと、
アメリカのエージェントになったというのが定説であるが、
戦前からアメリカと通じていたのである。」
ーーーー
外交・安保政策のトップに“官邸のアイヒマン”就任の危うさ
日刊ゲンダイ 2019/09/02
剣呑な人事だ。「官邸のアイヒマン」が国の外交・安保政策のトップに立つという。
今月の内閣改造に合わせて、国家安全保障局(NSS)の
谷内正太郎局長(75)が退任。
政府は後任に「官邸のアイヒマン」こと北村滋内閣情報官(62)を
起用する方針だと複数のメディアが伝えた。
「NSSは第2次安倍政権が2014年に発足させ、
事務次官も務めた外務省OBの谷内氏が
初代局長に就任して長期政権を支えてきたが、
高齢を理由に交代することになった。
後任と目される北村氏は警察庁出身で、
第1次安倍政権では総理秘書官を務めた腹心です。
民主党政権時代から内閣情報官の任にあり、
内閣情報調査室のトップとして国内の機密情報を一手に取り扱っている。
総理に近いジャーナリストの“レイプ事件もみ消し疑惑”でも
暗躍したといわれています」(官邸関係者)
NSSは首相、官房長官、外相、防衛相らで構成する
国家安全保障会議(日本版NSC)の事務局で、
外交・安保政策の司令塔とされる。
局長の下には防衛省と外務省出身の2人の局次長がいるが、
外務省OBの指定席になるかと思われていたNSSのトップに
警察出身の北村氏が就くわけだ。
人事案が本当なら、露骨な“外務省はずし”にも見える。
外務省の頭越しに繰り広げる無定見な“官邸外交”に拍車がかかりそうだ。
「警察官僚が情報機関で重要な役割を果たすことはあっても、
外交・安保のトップに立つことは、世界的にも珍しい。
外交の世界には独特のプロトコルがあり、
各国の文化を熟知した上で進める必要があるからです。
警察官僚のメンタリティーで外交事案を扱うことに危うさを感じます」
(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)
あの北村滋が就くという❗️
孫崎享
『日米開戦へのスパイ 東條英機とゾルゲ事件』インタビュー 〜より
約2年前の、このIWJインタビュー⬆︎の
孫崎享先生の言葉を思い出さずにいられない…
「人を逮捕する特権を持つ者が、
このポストを過激に使えば、
一気に権力を拡大し、とんでもないことになる。
ドイツのゲシュタポのゲーリングや、ソ連のベリア、
イラクのフセインなどが、それである。
これと同じパターンなのが、
現在の安倍政権。
内閣副官房長官は、
警察、元・内調である。」
「改めて日米開戦において、
日本にとっての一番の敵はどかというと、当然、アメリカである。
…ということは、誰がアメリカとの関係を持っていたかが
最も重要であるはずである。」
「戦前から、岸伸介などは、
駐日大使のグルーとゴルフ仲間であったのだ。
グルーは、日米開戦にいたるまでの激動の10年の間、
深く日本に入り込んだ外交官である。
(※Ten Years in Japan 滞日10年の日記に基づく著書は
ベストセラーになった)
岸信介は、A級戦犯として巣鴨プリズンから出所したあと、
アメリカのエージェントになったというのが定説であるが、
戦前からアメリカと通じていたのである。」
「岸信介は、A級戦犯として巣鴨プリズンから出所したあと、
アメリカのエージェントになったというのが定説であるが、
戦前からアメリカと通じていたのである。」
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外交・安保政策のトップに“官邸のアイヒマン”就任の危うさ
日刊ゲンダイ 2019/09/02
剣呑な人事だ。「官邸のアイヒマン」が国の外交・安保政策のトップに立つという。
今月の内閣改造に合わせて、国家安全保障局(NSS)の
谷内正太郎局長(75)が退任。
政府は後任に「官邸のアイヒマン」こと北村滋内閣情報官(62)を
起用する方針だと複数のメディアが伝えた。
「NSSは第2次安倍政権が2014年に発足させ、
事務次官も務めた外務省OBの谷内氏が
初代局長に就任して長期政権を支えてきたが、
高齢を理由に交代することになった。
後任と目される北村氏は警察庁出身で、
第1次安倍政権では総理秘書官を務めた腹心です。
民主党政権時代から内閣情報官の任にあり、
内閣情報調査室のトップとして国内の機密情報を一手に取り扱っている。
総理に近いジャーナリストの“レイプ事件もみ消し疑惑”でも
暗躍したといわれています」(官邸関係者)
NSSは首相、官房長官、外相、防衛相らで構成する
国家安全保障会議(日本版NSC)の事務局で、
外交・安保政策の司令塔とされる。
局長の下には防衛省と外務省出身の2人の局次長がいるが、
外務省OBの指定席になるかと思われていたNSSのトップに
警察出身の北村氏が就くわけだ。
人事案が本当なら、露骨な“外務省はずし”にも見える。
外務省の頭越しに繰り広げる無定見な“官邸外交”に拍車がかかりそうだ。
「警察官僚が情報機関で重要な役割を果たすことはあっても、
外交・安保のトップに立つことは、世界的にも珍しい。
外交の世界には独特のプロトコルがあり、
各国の文化を熟知した上で進める必要があるからです。
警察官僚のメンタリティーで外交事案を扱うことに危うさを感じます」
(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)